▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
[555] [554] [553] [552] [551] [550] [549] [548] [547] [546] [545]

まずは、その背景から。

琉球と中国の関係は、実は琉球と日本の関係よりも歴史的に密接でした。中国は琉球をひとつの国と見なして関係を持っていたからですね。地理的に近いこともあって中国からの移民も多い。特に中国南東部の福建省とはつながりがあります。(世界中に散らばった華僑の中でも福建省出身者は多いのですが)

また、琉球人が福建省に移り住んでもいます。現地に琉球人のお墓もあるそうです。

福建省の首都、福州市は長崎と那覇と友好都市です。とりわけ那覇には福建省出身の人達が移り住んだ地区があるほど関係が深いです。14世紀に福州から「久米三十六姓」という特別な職人達が渡来し、久米村「くにんだ」と呼ばれる一帯に定着しました。それが福州園のある久米という地区です。

福州園が作られたのはそう昔ではありませんが、これは那覇と福州市の友好都市締結10周年の記念事業として福州市の町を再現したものです。この回遊式中国庭園は、四季を表現したパーツに分かれていて、小さいながら見どころ満載です。何度行っても飽きません。(私は那覇に行くたびここに寄ります)

中国庭園ですから、沖縄の様式は全くありません。でもガジュマルの木があったり、どこかしら琉球に通じる風土を感じさせます。なぜなら、福州市はガジュマル(榕樹)の木が植樹され、特徴的な景観をつくっていることから、「榕城」(ガジュマルのまち)とも呼ばれているのです。

そしてこの庭園は、故郷のミニチュアを通し、祖国への想いをはせる華僑の人々にとっての憩いの場でもあります。

富士塚のような築山は、福州市の中にある「烏山(うざん)」の再現です。

ここまで書いたらもうおわかりでしょう。この烏山には、富士塚に登ることによってバーチャルな富士山を味わう人々や、日本を想って現地の山々を富士山と呼ぶ海外の日系移民との共通の「想い」があったのです。

ある時このことに気づいて、私は言いようもない感慨にひたりました。人間てこんなに似かよった気持ちを持つんだなと。富士塚ではないけれど、私はこれを「久米富士」と呼んでいます。あ、正確には「福州富士」?ま、どっちでもいいですけど。

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


カレンダー
02 2017/03 04
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
リンク
カテゴリー
最新CM
[12/10 芙蓉庵]
[12/05 槇田きこり但人]
[06/22 nobuting]
[06/22 芙蓉庵]
[06/21 nobuting]
[03/14 芙蓉庵]
[03/11 武本Timothy]
[02/23 芙蓉庵]
[02/22 エバポリタン]
[09/06 芙蓉庵]
[09/04 ひさ]
[07/15 芙蓉庵]
[07/14 王若冲(オウ ジャクチュウ)]
[07/08 王若冲(オウ ジャクチュウ)]
[09/19 芙蓉庵]
[09/18 芙蓉庵]
[09/13 柴犬ラン]
[09/07 大林正樹]
[07/21 芙蓉庵]
[07/21 ひさ]
[06/11 芙蓉庵]
[06/09 MASA]
[05/04 富士北麓]
[05/03 芙蓉庵]
[05/03 富士北麓]
プロフィール
HN:
芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
女性
自己紹介:
▼▼▼【富士塚】とは▼▼▼
…………………………………
富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

★★★★★★★★★★★★★
お問い合わせ、ご連絡は↓

fuyo-ann★abox3.so-net.ne.jp
(★を@に変えて入力して下さい)

★★★★★★★★★★★★★

掲載の写真・イラスト・文章等の
無断使用・転載は御遠慮下さい

★★★★★★★★★★★★★
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
mountains