▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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先日、あるところから取材を受けました。詳細は、のちのちに。



取材に訪れた4人とお話をした場所は、旧川越街道に面したカフェ。窓の外に見えるのが「下練馬富士」です。下練馬宿は、川越街道にある宿場のひとつとして人の往来が多かった場所。本当に、富士塚は宿場町に多いですね。



浅間神社の鳥居の扁額は「富士嶽神社」となっています。



皆で富士塚に登拝しながら、私は思いつくまま話させていただきました。ここの個性的な天狗像やら角行像やら猿像やら。。。
そして、全員が頂上に集まりお宮にお参りした後、なにげに話がスピリチュアルな内容にふれました。

「富士塚は人工の塚ではありますが、富士山の神様を祀っていますから聖地でもあるわけです」
「つまりただの模造富士でなく。。。磐座(いわくら)にしろ神籬(ひもろぎ)にしろ、神様に降臨してもらうにはカタチを通して。。。云々」
「霊感がどうのということでなく、きちんと手入れされた塚はとても清々しいことに気づきますよね。それはいい『気』が漂っているということだと思います。荒れた塚には神気というものがない。。。」
「ふむふむ」
皆さんがうなずきました。この富士塚はもう富士講が存在していないにも関わらず、氏子の方たちが熱心に綺麗にしています。緑鮮やかな植込みや、あたりの雰囲気から、訪れる人は気持ち良さを覚えます。(掃除をするところに神様が降りるというのは理解しやすいですね。お浄めにもなりますから)



「頂上での長話もなんですから下に降りましょう」
「ははは、そうですね」
と皆が立ち上がった時、ふいに風が吹き、草木がそよぎました。

先日、ある方から教えていただいた言葉が頭をよぎりました。

「喜んでいますよ」

神様は、しばしば風を使って人間にサインを送るのだそうです。
(みんなで登拝し神様のことを話していたから、喜んだのでしょうね♪)

ちなみに、下練馬富士の記事はコチラ



【こんな催し】があったようです。私の本も出ていたもよう。残念です!今日気づきました。
何かでこのマンガのことは知っていましたが、読んだことはなかったです。ラズウェル細木さんの「大江戸 美味草紙 〜食と遊びの歳事記〜」の中から。

先日お会いしたK先生、お送りくださり感謝です! 読みたかったんです。

コマの読み方は、右上から左下に流れます。(あたりまえか)









江戸時代はきっとこんなだったんでしょうね〜♪
特に、4枚目の子供が面白い!富士塚は、子供にとってやっぱり遊び場です。

思わず、自分の幼少体験を思い出しました。
私は万歩計は持っていませんが、この日はかなりの歩数になったはず。10万歩とかいくかな?
それよりも、歩きまわるといろいろな発見や出会いがあってムダなものはひとつもない。ふと足を止めた小さな店で、予期せぬすごい情報をいただいたり、面白い出会いに楽しくなったり。

この日のほんの一部をアップします。



さすが、学生街はこの値段!こんな店でお腹を満たしたいなと思ったりしますが、あちこち取材してすでに陽は西に傾きました。



2年前、雑誌「MISTY」のため「富士塚キット」を撮影してくださった編集プロダクションもあるこの通り。清潔感のある新しいペイヴメントです。



ここをひょいと入ると、宝泉寺があります。



静寂さと、ゆるやかな坂道に注ぎ落ちる西日が印象的でした。



こちらに眠るのは、高田藤四郎(日行青山)です。



7月に催される「高田富士祭」でも紹介されるこの行者。高田富士を造った人です。この像、笑い声が聞こえてきそうな表情ですね。



思うところあって、日行さんに御挨拶に参りました。この墓石の左右にあるのは、ボク石(溶岩)です。かなりの磁力に驚きました。先日富士山から届いた「ボク石探知機」(笑)を持っていたので、(墓地ではちょっと…と躊躇はしましたが)チェックしてみたのです。(富士山からというのはホントです。富士山という字名に住む知り合いの方からのプレゼントでした。役に立ってます!感謝です♪)

石のそばには、ムラサキオモトも生えています。でも、日はまだ高いのにここはもう日影。



というのは、この寺の背後にこんなビルがあるからです。これは早稲田大学の9号館。法商研究室棟です。



この9号館の西側面にまわるとこんなです。画面の右側が宝泉寺があります。



高田富士を語るたびに「この棟のため、高田富士はお引っ越ししました」と、早稲田大学の話にふれることになりますが、現在9号館のある位置に高田富士があったのです。



↑これは昭和37年頃の航空写真。



↑これも昭和の地図。上の写真より6年ほど前ですが。

高田富士は、水稲荷神社と共に現在の甘泉園の横に移されました。



水稲荷神社と高田富士、そして甘泉園は歩いてすぐ。静かな甘泉園の池は、何となくNYのセントラルパークの一角(ダコタハウス近く)を彷佛とさせていました。



この後、あと一か所、チェックしたいことがあって、早稲田から都電に乗りました。

池袋をまわって東上線で降り、徒歩のルートを確認して。。。それからJR板橋駅構内で、面白い出会いがありました。

なんと、前出の早稲田大学9号館で教鞭をとってらしたK先生。もちろん、高田富士のことはご存知なかったですが、



この方も散歩の達人でした。専門の建築のお話も楽しかったですが、こんなシブい居酒屋に詳しい。(十条のこのお店、有名だとのことなので写真に撮っておきました)夏に向かっていいでしょうね!

先生、またいつか!
富士塚ツアー東京地区の第1日目は、西新宿のアイランドウイング(クラブツーリズム)のレクチャーからスタートです。

学者がやらないようなオモロ講座を展開。ビジュアル満載で富士塚への興味もアップのはず♪ 美術家の自分にしかできないことだってたくさんあります。そういうことは、惜しみなく出していきたいと思っております。

さて当日、その足で出向くはまず「成子富士」。アイランドウイングの目の前です。



これは、私も生まれていない頃の貴重な写真です。成子富士と高田宮元講/十七夜講/四谷丸参講/光山講の方々の姿。宮元講の井田先達親子孫3代も同席しています(現・先達の幼少時期も!)。

当時の雑誌「岳人」のコピーを送ってくださった方があり、画像だけアップさせていただきました。



面白いのが、高さ13mあるこの都内最大の富士塚の頂上に、こ〜んなに大勢の人たちが登っている一枚です。みごとな眺め! だって現在は。。。



こんな姿になり、



頂上には、奥宮だけでなく、



巨大なコノハナ様の石像が立ち、頑張っても3,4人しか立てませんからね。



そうそう、頂上から少し下にはまたこんな岩があり。



またまた「烏帽子岩」でないかと思う私です。だってここも丸藤講による築造ですから。



こんなに大きい。

残念ながら、この富士塚は正月にしか登拝できません(上の写真は正月に撮影)が、大きいため神社の外側からでもよく見えます。しかし。。。



境内の西側には大きな重機が林立し、



北側の道は土を盛られて高さが変わった!?



富士塚の背面斜面も、ずいぶんと変貌をとげ、もはや半地下(?)の倉庫らしきものは姿を消したみたい。



西新宿8丁目は再開発地区。工事現場の警備員のおじさんとしばし立ち話をしました。



「40階のビルが建つんだよ〜。」「ん?神社は大丈夫じゃないかね」「でもずいぶん変わるね〜」
予想図を見ると、ビルの隣に成子天神社の本殿が描かれています。成子富士もギリギリですね。



開発地域はピンクの斜線。ビミョーです。

ちなみに、成子天神とアイランドウイングは、成子坂をはさんであっちとこっちです。当日はその後、進路を東に取ることとなります。新宿の日は濃いのです。


★富士塚ツアーのお知らせ★★★★★★★★★★★★



お問い合わせは【03-5323-6822】Ms. 東海林まで
くわしくは【こちら】
ブログを更新する時間もないくらい、最近忙しく、ある作業をしていました。
それは追々書きますが、
疲労がピークだったせいもあり、うつらうつらにフシギな夢を見ました。

「富士塚を発見する」夢でした。

どうもこれは、以前も見たような夢です。
でも、夢の中でも「夢を見て出かけたら富士塚があった」という展開で、
夢の入れ子状態と言ったらいいでしょうか、ちょっと混乱するような夢でした。

夢の終わりで、これは早くメモに取らなきゃと焦っている自分がいました。
「場所はどこ?」「神社の名前は?」などと、目覚めかけながら。。。

起きてみたら、分析のしようがない。夢の中の記憶もこぼれていくし。
やっぱり夢は夢かな〜。
でも、フシギな夢で目覚めた余韻をしばし楽しんでいました。

そう言えば、このブログにも書きましたが、以前、勘だけで歩いていたら
実際、富士塚に出会ったことがあります。
後で結構有名だとわかった瀬崎富士のことではありません。
千葉県の町はずれの富士塚で、どの資料にも出ていなかったものです。
(郷土史にはあるかもしれませんが)



今朝目覚めた時、このショットを撮った時の高揚感が蘇ってきました。

その時私は、神社の脇の坂道を下っていました。
「富士塚ではないかもしれないけど、この地形には惹かれるものがある」
背の高い竹薮が覆い被さる暗い道を、転げるように走っていました。
前方の光だけ頼りに。





坂道を下りきって振り返ると、やはり小高い丘は富士塚のようでした。
神社はこの丘の上にあり、頂上の隅には富士講の石碑もありました。

先人の富士塚研究家に比べれば、このくらいはたいしたことではないでしょう。
本当に自分の足で、いくつも富士塚を見つけた方たちが知り合いに
いらっしゃいます。その御苦労は大変なものだったと思います。

私はいつも、風の吹くまま気のむくまま、で歩いているのですが、
夢の中のことがヒントになって、いつか本当に、富士塚にたどり着けたら
嬉しいなあと思ったりしています。
予知夢は過去、何度か見たことがあるので。。。

そうそう、今朝見た夢の中の富士塚は「東京都内」でした。
そして、「八幡」がヒントでした。さて、ホントにあったら面白いですね♪

ちなみに、この画像の富士塚のあったところも八幡神社でした。
また行ってみようかな。
また、風通しをよくしよう。







去年のメタル富士を、ビーチで建てること。
山の上で建てること。
そして宇宙船の中で建てること。

またひとつのストーリーが生まれそうです。
カンアオイ(寒葵)ウマノスズクサ科



常緑の多年草。花は地面に埋もれるようにつくため、種子の散布範囲が狭くなるので、分布はなかなか広がらない。そのために地域ごとに変種が多い。ギフチョウ(岐阜蝶)の食草としても知られている。

貴重な植物だそうです。富士塚のボク石の間に発見したその人は、とても驚いていました。落ち葉をかき分けると、ピンクがかった小さな花の蕾があちらこちらに見えました。

う〜ん。やっぱり富士塚はすごい。いろんな命を育んでいます。この富士塚は、昭和30年代に移築されましたが、小さくてもすっかり山になっています。

貴重な命をそっとしておきたいので、場所は伏せておきましょう。
本日(バレンタインズデー)だけの、画像コレクションです。


根本富士の小御嶽上空に♥


中里富士の「火の花祭り」にて炎の中に♥(ご近所富士山のp231にあり)

あともうひとつ。。。


♥型の溶岩。

さっきTVで、背中に♥マークがある猫の姿を見たもんで、つい。(笑)
去年の1月、富士塚めぐりのイベントをしました。
正月頃でしたので、「新春 富士塚ツアー」と題し、思いきりメデタいプランで4つの富士塚をご案内しました。総勢22人で、富士塚が初めてだという人が9割。でも、ランチを取ったりお話をしたり、とても楽しんでいただけました。



これは、流山富士を下山するみなさん。撮影した友人がいいショットにおさめてくれました。急勾配の斜面なのがわかるでしょう。空をうまく入れて迫力の1枚。ツアー写真のいちばんのお気に入りです。

さて、今日は自分の誕生日なので、ふたつのことをしようと決めています。ひとつは、親に感謝すること。もうひとつはクリエイティブに過ごすこと。そのふたつが自分にとっての一番のセレブレーションだからです。今いろいろ忙しくて制作が追っつかないですが、ちょっとでも新作(立体作品)のプランを立てたいと思っています。

分厚いスケッチブックにプランを書き(描き)込む時は、最高の気分。今からわくわくします♪



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プロフィール
HN:
芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
女性
自己紹介:
▼▼▼【富士塚】とは▼▼▼
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富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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