▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
近くの盆踊り会場から聞こえる「炭坑節」が合図となって、講の方たちは一瞬気が引き締まります。 時計を見れば、ちょうど9時。 先達を先頭に、講員が「掛け念仏」を唱えながら、下山を始めます。 掛け念仏は、バランスを考慮して、前半分・後半分を交互に唱えられるように並びます。 地上に下りました。麦藁でできた大松明のまわりを、右回りに3回まわります。 先達が大幣束(大麻 おおぬさ)を振りかざし、「四方固め」の形でお祓いをします。 正面→左側→裏側→右側→正面の5箇所です。 そして、火を招くためのいくつかの儀式が始まります。四方固めにて両手を使って「火の道を開く」所作や、 経本仕立てのお伝えをパラパラと開き、火に向かって「言霊を投じる」。鮮やかです! 待ちに待った「点火」。 そして、参加者に向けてお祓いが始まります。位置は四方固めにのっとって。 今年は火のまわりがとても早い。松明は巨大な生き物のように燃え上がり、人々に襲いかかるようでした。すごい迫力でした。強風が吹いたのと、松明がふんわりしていた(麦の量が少なかった)からです。自然を相手のことですから、火の表情は毎年違います。 この後、講中が再び掛け念仏を唱えながら登拝を始めると、群集はスコップとバケツを手に、松明の燃えカスに突進します。 昨年の様子はコチラです♪ そして、一瞬にして静寂が戻って来ます。 富士塚を仰げば、そこには森の中に吸い込まれそうな幻想的な光景が! 今年はまた、ひと味違った気持ちでお焚き上げに立ち会うことができました。ありがとうございました♪ 後片付けをし、先達のお宅へと向かいます。荷物は車で運びますが、私は講の方たちと歩きます。これが、とても気持ちのいい数分間なのです。 「この向こうに川があってね。。。」 「自分が生まれた家はそこでさ。。。」 お話を聞きながらのんびりと「夜道の散策」です。 先達のお宅で直会です。 床の間には、今まで使った大幣束が立て掛けてあって、その多さに驚きました。 心づくしの手料理に感謝しっぱなしでありました。本当に美味しい。 「では、また来年ね♪」 そんな言葉をかけられた私の心にも、火が灯ったのでした。うるうる。
ありがとうございました
中里富士でサインしていただき、お話をうかがったりして感謝しております。とっても周りが明るくなる方なんだなあと、感動ものでした。
火の花祭りは自分の年間行事のひとつになりました。次回は火山マニアのカミさんも連れて行きたいなと思っています。 それではまたどこかの富士塚で、・・・楽しみ!
火山パワー♪
こちらこそ、ありがとうございました。
本を読んでくださって本当に嬉しかったです! 私は3週間も経ってしまいましたが、Pochiさんはその日のうちに ブログにアップしてらっしゃいましたね〜♪ あらためて拝見させていただき、貴重な写真の数々に驚きました! そして、「噴火のはじまりだ」にはグッときましたよ♪ 来年は、ぜひ奥様と御一緒に、火山パワーを享受いたしましょう。 御縁に感謝です! |
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プロフィール
HN:
芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
女性
自己紹介:
▼▼▼【富士塚】とは▼▼▼
………………………………… 富士山に登りたくても登れな い人たちの為に、江戸時代に 関東各地に造られた「人造富 士山」のこと▲です。富士山 を信仰する▲▲▲富士講によ るもので▲▲▲▲▲したが、 地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富 士山が出来たことで、多くの 人が登山でき、大流行しまし た。民衆のパワーですね♪♪ 富士山の溶岩をのせ、一合目 から頂上まで登れるようにな っています。意外なところに ひっそりたたずんでますよ。 ………………………………… ▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼ ………………………………… 美しい作品も好きだけど、コ ンセプトありきで表現するこ とに喜びを感じるビジュツ家。 表現形態はこだわりません。 現在、富士塚のコンセプトに インスパイアされ、色々な媒 体で表現。著書の【ご近所富 士山の謎】【富士塚ゆる散歩】 も、私にとっては作品です。 なぜ富士塚か……それは、海 外生活での体験から。詳しく は本のあとがきに記してあり ます。 ★★★★★★★★★★★★★ お問い合わせ、ご連絡は↓ y♡k♡◆ris◆k◆.◆rtist★gm◆il.c♡m (♡をoに◆をaに★を@に変えて 入力して下さい) ★★★★★★★★★★★★★ 掲載の写真・イラスト・文章等の 無断使用・転載は御遠慮下さい ★★★★★★★★★★★★★
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