▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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都営新宿線の東大島駅に降り立ち、北を目指してずんずん歩きました。







亀戸の浅間神社は、高層マンションに囲まれたフシギなところ。なんだかここだけ神社が取り残された感じ? でもこの神社は、江戸時代にかなり活気ある富士山信仰、とりわけ富士詣とそのお祭りで有名だったところです。

そんな雰囲気はしないのにな〜と思いつつ、境内に入ると、ちょっとせわしげな様子。(時間がたってしまったけれど)私が訪れたのは節分当日でした。豆まき行事のため、神社の方たちや氏子衆、境内の地面修復をする建設会社の人達が出入りしていました。紅白の布に飾られたところが豆まきの舞台です。



社殿もなかなか渋い。天水桶には、くっきり富士講のマーク。丸不二講のものです。ペンキが固まって、猿の手はグーになっています。



社殿の脇に、もうひとつ鳥居があります。左右に対して低いのはナゼだろう?



ここが浅間神社の北端。鳥居は北側に面して建てられています。

鳥居すれすれに鉄柵がつけられていて、左端に北に降りる石段があります。降りたところがすぐ「亀戸富士」でありました。



今は北側に隣接している「亀戸浅間公園」の中に富士塚があります。



近隣の子供たちの遊び場でもあります。



公園と言えど、かつては浅間神社の敷地。幟も立つのです。



北側から神社方向に、右手に塚を見る。それにしても、大きな底辺を持つ富士塚です。なのになんでこんなに薄っぺら?



塚の麓に看板がありました。昔の姿もかなり薄い。塚の上に神社の社殿が鎮座していたからです。塚の位置はそのままで、社殿(江戸時代と大正時代に震災を受け、改築したもの)は現在の位置に移築されました。

それにしても、塚は元からこんな高さだったのでしょうか。



これは、神社からお借りし撮らせてもらった昔の写真。やはり低い富士塚です。

第二次世界大戦で、焼け野原となった江東区一帯。奇跡的に、浅間神社周辺だけ焼け残ったそうですが、「見渡すかぎりの焼け跡の果てに、遥か、富士山は望めた」といいます。

失望の光景の中、遠く望むは富士の山。その姿は、小さな希望の象徴だったに違いありません。

(そう言えば、昨日お会いした田端富士講の講元からも、戦争当時のお話をうかがいました)

つづく。。。

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美しい作品も好きだけど、コ
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とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
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