▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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富士塚が気になると、しばしばかかる病が富士塚病(笑)。

街歩きをしていて、目に入るものがつい富士山に見えてしまう症状です。一瞬の視覚的なことですから、たいていひとりで「ふふっ」と笑うだけですが、少しでも円錐や角錐の物体を見ると反応してしまう自分が可笑しい。客観的に可笑しいわけです。

すでにその病にかかっている方がいますよね♪

私もそうです。昨日は、ビルの先端にある西日を浴びた、



これが目の端に入り、笑ってしまいました。

そして、富士塚センサーというものもあります(笑)。

これは、もっといろんな要素がからんできますが、富士塚に近づく時に働いているものです。富士塚病を発症すると間もなくスイッチが入ります。富士塚と周波数が合うというか、富士塚の御縁に呼ばれる感じですかね〜。

この時は、富士塚ではなく富士山でしたが。

ビルを眺めていたら、うっかり道に迷ってしまいました。でも、不思議と不安もなく、流れにまかせようという気になりました。気づくと静かな一角に、小さな店が一軒。



そこで私を待っていたのがこちら。この素晴らしい絵画(!?)。



いえ、これは、古い帯を使って仕立てられたコートです。



裏地と同じ真紅の着物の古布で創られたドレスもある、アンサンブルです。
ため息がでました♪



平気な顔をしていますが、この服に手を通した時、鳥肌が立ちました。

空襲で焼け残った一画にある、大正時代の民家を改造してつくられたお店/アトリエは、隅々までセンスよく、服のすべてが新しい命を得て、輝いていました。

実はこの作者を、私は数年来探していました。以前あるところで服を見て、ホレこんだのですが、連絡先がわからなかったのでした。お店は某所にあったそうですが、何の情報もありませんでした。そして、ほんの数カ月前にここに移転して来たとのこと。これは御縁以外の何ものでもないと思いました。

古布を使っての制作ですから、もちろんすべて一点もの。しかし、この方の創作の姿勢が素晴らしい。

「もうこの世にはいない、これを創った人の(刺繍であれば)このひと針、(織りであれば)この絵を、当時どんな気持ちで手がけたのか、気持ちをこめて読むんです。すると、再生された服はひとつも宣伝しなくても、これに吸い寄せられるようにお客さまが訪れます。必ずいらっしゃるんです」

私が富士塚を目にしてよく感じることに
「塚を造った昔の人と、今ある塚を見て感動している自分は、コミュニケーションをしている」
がありますが、この方のお話を聞いていて、とても似た感覚だということがわかりました。

その後、お話は盛り上がり、素敵な時間を過ごせました。
この富士山の柄の服は、画像の百万倍もすばらしいものでした。私には手が出ない額ですが、この方に出会えたのはすごい御縁でした。また近い内にぜひ!

やはり呼ばれたのだと思いました。

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た。民衆のパワーですね♪♪
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から頂上まで登れるようにな
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▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
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美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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