▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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「煙で『自祓い』をしてください」
参加者は、火のついた一本の線香を手渡されます。手水で浄めるのと同じことですね。線香を胸のまわりにかざし、しばし煙を身にまといます。



富士講では、線香は富士山を模して三角錐に立てられます。通常、土台になるのは拝み箪笥の中の火鉢の灰ですが、斎藤先達は独特の「塩加持」をされるので塩の上です。



遥か下界が見渡せます。私たちは富士山の頂上にいるのです。
この183mの山は、火山ではなく、また他の富士塚のように人工的に造られたものではないけれど、お焚き上げにより地元の富士山が火山の霊性を宿すことになる、と考えられます。



拝みはふたりの行者により、しだいにパワフルになります。ふと見ると、斎藤先達は数珠をいろいろと持ちかえていました。



全体を持って揺らしたり



主となる珠(たま)に霊(たま)をこめたり



奥宮のふたつの石祠側から見てみました。祠は富士山の方角ではなく南を向いています。先達によれば、麓のお寺の方角を向いているそうです。この富士山の管理をしているお寺(名前は忘れました)でしょうか。





では、先達の背後から覗いてみます。
お札のお浄め等ありましたが、主なものだけアップ。

お題目を火に読ませる

左右上には月と日です

火が文字に吸い付く!

燃え移ると

軽くまとめる

炎が立ちのぼる

石州紙のお題目は瞬時にして燃え上がり、上昇して消えて行きます。

つづく。。。

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美しい作品も好きだけど、コ
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とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
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