▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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ところで、なぜ三浦富士のお山開きは7月8日なのでしょう?

先達にお聞きしたら、
たぶん「八」という数字にこだわっていたからだろうとのことでした。
「富士山頂上の『八峰』や、『八斗』『八合』『内八海』『外八海』の八もそう」

すると、すかさず
「それに7月1日は先達が不在じゃありませんか〜。富士山に行かれるから」
とツッコミが入る。
先達は、6月30日から富士吉田の行者パレードや、大塚丘(おおつかやま)、小御嶽神社でのお焚き上げで忙しい。



そう言えば、先達さんから今年の登山手形をいただきました。これは土産物の登山手形と違い、富士山のお山開きの時だけ頒布される、北口本宮謹製の貴重な品。毎年柄が変わりますが、今年は太々神楽。(昨年はコノハナ)。立派な手形です♪



さて、私は奥宮の石碑を撮影し、



頂上を振り返りながら、登って来た道とは別のルートで下山しました。長沢駅を目指してです。



でも、麓からも駅まではかなりの距離がある。先に下山した氏子の方たちに
「津久井浜駅まで車で送ってあげよう。浅間神社の参道は津久井まで続いているんだよ」
と言われましたが、時間の都合で断念。



汗だくになりながら一気に集落へ下り、畑の横をてくてく。前方に見えるのは海?



鳥居まで下りてきました。



近くにはこんな看板がありました。ハイキングコースらしく、イラストで表示されています。三浦富士は、頂上だけちょこっとイラストになっていますが、実はかなり大きい。(若宮神社の位置ももっと北です)



正確な山の形はわからないけれど、イメージしやすいように緑色で丸く着色してみました。

このマップによると、頂上に向かう道はYの字に3本ありますが、(西の武山側から入る道は別として)南からの道を「富士宮口」、北東からのほうを「吉田口」としています。さらに、イラストにはないけれど、須走口と半中道まであるのです。

三浦富士は、都心のような人工的な富士塚とは違うけれど、北関東にあるような浅間山とも全く違う。富士山の登山道を再現し、中道もあるとは……明らかにミニチュア富士として信仰された地元の富士山です。頂上を境に、長沢と津久井の村が三浦富士を二分しているのは、富士山が静岡と山梨に分かれているのに似ていますし。

ちなみに私はまだ先達の丸伊講しか知りませんが、三浦半島には浦賀や大津など十数もの富士講があったそうです。



本当に三浦半島のミニ富士は独自の魅力がありました。
ハイキングを兼ねて、オススメ度★★★★★!

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た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
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美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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