▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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「逢魔が時」が訪れると、人は静かな興奮を覚える。
それは、闇の一歩手前。「何か」が始まる予感。「あこうくろう」とも言うね。

ちょっとこわい? そうだよ。現世と過去が交じり合うときだもの。
でも、引き返すにはもう遅い。闇はそこまで忍び寄る。ヒタヒタヒタヒタ。。。

流れて行こう。山の上まで。



水富地区一帯、拡声器によって遠くまで拝みの声が語り響いた。
人々はそれを合図に、富士塚へと登拝を続ける。まるで天空に吸い込まれるかのように。

これはただの祭りじゃあない。過去から、もしくはあの世からやって来る何かとの出会い。
皆、そう心の中で呟いただろう。



声の主は、長老のYさんでした。齢89歳。
富士塚の頂上には、講員が10名。一心に拝みを読誦する。
まるで、呪文を唱えるかのように。



拝みの後、富士講は養蚕神社へ下りました。小さな松明に火が放たれ、ここでも拝みをします。

つづく。。。

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関東各地に造られた「人造富
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地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
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