▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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内院(噴火口)は、死後の世界でもあり、仏の住む浄土でもあります。

江戸時代までは、富士山には仏教色の濃い信仰がありました。
富士山を支配するのは「大日如来」であり、山頂は阿弥陀の浄土でした。

また、浅間大神は仏教と交わり「浅間大菩薩」として祀られていました。
木花開耶姫命が富士の祭神とされるようになったのは江戸時代後期なのです。
(浅間大神=木花開耶姫命の意識は室町時代からですが、吉田口での定着は遅かった)

頂上の山小屋に泊まった夜、真っ暗な内院をのぞきこんだことがあります。
下から吹きあがる風を受け、今まで味わったことのない霊気を感じました。

確かにそこは「この世」ではありませんでした。
こわくはなかったけれど、向こうの世界に通じるトンネルが口をあけている
姿でした。 私が富士山に惹かれるのは、霊的でかつ宇宙的だからです。

富士山撮影で有名な大山行男さんは、火口を降りて空を見上げ、丸く切り取ら
れた空を撮ってます。本人も言うようにそれはまるで「神鏡」のようです。

                                                                                              

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芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
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富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
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るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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