▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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朝から始まりました。千葉県市原市の富士塚、八幡富士。


遠慮しいしい写真を撮っていたら、


浅間講(このあたりでは富士講とは言わずこう呼びます)の方から「もっとこっちへ来て撮っていいんだよ」と言われました。


お山は目の前。美しく輝いています。


「ほら、先達から玉串奉奠が始まるよ。前から撮ってね」「は、はい!」


丸八講の方々の玉串奉納が終わりました。


と思ったらお神酒で乾杯。私も一杯いただきました。神様にお供えした「メザシ」もいただいて。


宮司さんが去られたら、今度はN先達による拝詞。


お山を仰ぐこの方の行衣には午玉(ごおう)の印。


午前中のまだ暗い森の中、八幡富士は次第に色味を増してきました。


はいはい、今年もとどこおりなくお山開きができましたね。


中央の方がN氏。丸八講という講の中の特に熱心な濱本(はもと)講社の先達です。今年、塚の入り口にN氏の名前で新しい講碑が建てられていました。(丸八講は、濱本町の人による講社と観音町による観音講社で構成されています)

この講はまだまだ活発に動いていますよ。
「例年どおり8月26日に富士吉田に行くつもりです」「お山じまいですね。どちら(御師)へ?」「筒屋です。外川家とは縁が切れたんだ」
後日調べたら、想像どおり、外川家が御師を廃業したからでした。なるほど。御師にも事情があるのです。


再び、先達の背中を見せていただきました。


直会はキャンプ用テントで。


その隣、神楽殿からはお囃子の気持ちいい音色が。


飯香岡八幡の社殿前には、まだ茅の輪が残っていました。


「神様にお供えしたやつだよ。ほれ、あんたもひとつ」と、富士塚の前でいただいたメザシ。最高に美味しかったです♪ さすが房総。

コメント
荒幡富士みたいに
ここも神道式の祭儀なんですね。昔からこのスタイルだったのかなぁ。お焚き上げをやるところとやらないところがあるんでしょうかね。
【2008/07/16 11:14】 NAME[コレコレ] WEBLINK[] EDIT[]
変わってきたでしょうね
コレコレさん

いろんなお山開きを見ていくつかわかってきました。今はどこでも神主が最初にお祓いをし祝詞をあげ、その後は講の人たちだけで行ないます(講が解散していればそれでおしまい)が、たぶん昔は神道は関与していなかったのではないかと思います。飯塚富士のように、同じ日に神社と講とが別々の祭礼をする(見たわけではないですが神社側はそうおっしゃるので)ところもあるみたいですが。お焚き上げは富士塚ではしないのではと思います。登山の直前に先達のおうちでやるみたいです。(でも、北秋津富士の藁焚きは何でしょうか?)

ちなみに十条富士の護摩木焚きは、別の要素が入っているようですよ。
【2008/07/17 01:01】 NAME[芙蓉庵] WEBLINK[] EDIT[]
お焚き上げの件
>お焚き上げは富士塚ではしないのではと思います。登山の直前に先達のおうちでやるみたいです。

なるほどね。そう考えると北秋津のは家の中でやっていたのを外でやっているだけなのかもしれません。でも清瀬の中里冨士でもやっているんだよなぁ、あれも違う系統なのかな。丸ふさんによると富士講のお焚き上げがどう始まったのかについてはよくわかっていないらしいし、まだまだ調査考察が必要でしょうね。(みんなで調べ、考えましょう!)
【2008/07/17 01:02】 NAME[コレコレ] WEBLINK[] EDIT[]
ナゾが多いですね
清瀬の中里富士のは、富士吉田の火祭りの模倣で松明(登山道のは別として)なんですよね?それとも他に、講の方による「お焚き上げ」の儀式もあるんでしょうか?
【2008/07/17 01:46】 NAME[芙蓉庵] WEBLINK[] EDIT[]


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美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
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表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
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