▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
[991] [990] [989] [988] [987] [986] [985] [984] [983] [982] [981]
この富士山の頂上は、こんな風に組み立てましたが、



五雲亭貞秀が描いた「富士山真景全図」のオリジナルは、このように、



頂上の詳細な部分が「起し絵」となって、平面の絵に接着されています。中心の、「内院」と呼ばれる火口には、食行身禄の残した歌「ふじのやま のぼりてみれば なにもなし よきもあしきも わがこころなり」が書かれています。

レプリカでは、その部分は畳んで撮影されているので、しかたなく私は、白い部分を切り取り、各嶽の部分を適宜にカットして内側に折り込んだのでした。

しかしながら、細部の名称を知ったからには、オリジナルのように再現して組み立てたいと思うのは、私だけではないでしょう。実物は「神奈川県立歴史博物館」の所蔵ながら非公開作品なので、なかなか目にすることはありませんが、いつか展示される際には(学芸員の方から連絡をいただけるとの由)、ブログにてお知らせいたします。

さて、もうひとつのトリックです。

本体と別に、約10×5cmの横長の



その部分をめくると下に出てくるのが、



これです。富士山麓にある洞窟、つまり胎内であります。
「土中胎内之図」とあり、胎内入口や、内部で腹ばいになって巡る人々が描かれています。

富士講に興味ある方は、もうピンときたことでしょう。この胎内の図、どこかで見たことがありますね?

つづく。。。

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
リンク
カテゴリー
最新CM
[03/20 芙蓉庵]
[03/08 masapi21]
[02/22 芙蓉庵]
[09/15 芙蓉庵]
[09/09 吉田 千秋]
[01/28 芙蓉庵]
[01/28 芙蓉庵]
[01/24 MASA]
[01/22 MASA]
[10/15 芙蓉庵]
[10/12 吉田 千秋]
[10/12 吉田 千秋]
[07/16 芙蓉庵]
[07/10 吉田 千秋]
[12/10 芙蓉庵]
[12/05 槇田きこり但人]
[06/22 nobuting]
[06/22 芙蓉庵]
[06/21 nobuting]
[03/14 芙蓉庵]
[03/11 武本Timothy]
[02/23 芙蓉庵]
[02/22 エバポリタン]
[09/06 芙蓉庵]
[09/04 ひさ]
最新TB
プロフィール
HN:
芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
女性
自己紹介:
▼▼▼【富士塚】とは▼▼▼
…………………………………
富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

★★★★★★★★★★★★★
お問い合わせ、ご連絡は↓

y♡k♡◆ris◆k◆.◆rtist★gm◆il.c♡m
(♡をoに◆をaに★を@に変えて
入力して下さい)

★★★★★★★★★★★★★

掲載の写真・イラスト・文章等の
無断使用・転載は御遠慮下さい

★★★★★★★★★★★★★
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
mountains