▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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まあ、コンセプトの基本は去年と同じです。

が、今年は、ちょっと違う。横浜トリエンナーレ応援企画ですもん。

材料だっていいもんね!10月25日は、登拝にいらっしゃいませー。



去年と違ってメタル度アップです。in NAGATZDA!





材料も続々到着! 下山道になる透明トンネルは

30mの巻きで届きました。(ホントは自分で担いで♪)

何度も書くけど、赤いのはいくらじゃないっす。



いまくいけば、近くの「池辺(いこのべ)富士」にも

お連れしやす。

エンジンかけなきゃー。登拝日は10月25日だよ!

告知はのちほど♪

100年に一度しか咲かないという、龍舌蘭が咲く先達のお宅にお邪魔しました。龍舌蘭はビックリするほど背が高く、先端は、夜空に隠れて見えました。


直会(なおらい)にお邪魔させていただきました。昔の先達の仰天話とか、出て来て面白かった。「JN先達は裸足で登ったって言われてるけど、ホントかね〜♪」なんて言いながら。

お野菜の美味しいことといったらありません。おうどんも腰があってたまりません。煮物もテンプラも格別でした。御馳走様でした!


ちょっとトボケたOさんが、行衣の「朱印」を見せてくれながら、「はい。一印につき300円(撮影料)だよ」(笑)


Mさんがお伝え本の中を見せてくれました。


中里富士の頂上に掛かっていた掛軸、「おみぬき」には、こんな文字が書かれています。これは、お伝え本の1ページ目。作字が多いので、ふりがながふってあります。富士講にとっていちばん大事な題目です。


北口浅間神社や小御嶽神社や頂上の奥宮でいただいた「朱印」のページは、朱肉の油のいい香りが残っています。「たくさん捺してありますねー!」「いや〜あんまり捺すと読めなくなっちゃうんだけどね〜」(笑)


富士山の頂上は8つの峰があり、8神がいるのです。仏教だと8枚の蓮華の花弁に9仏(8仏+真ん中に1仏)。


コノハナさまのことが書いてある。真ん中あたりに、産んだ3人の神々。海彦、山彦とあと誰だっけ?


で、どんなことをお祈りするかっていうと、「家内安全とかね」


ああ、清々しいですね〜。

皆様、本当にありがとうございました。お世話になりました。
次は冬至の晩の「星祭り」ですね。ロマンチックだな〜♪皆さんお元気で!
M様、またご連絡いたします。
「そろそろ松明に点火だ。みんな山から下りて下りて。暗くなるよ」
空きっ腹にふるまい酒をいただいて、ふらっとしますが、講の方たちは大丈夫なんだろうか。


提灯の明りは消えました。登山道に沿ってジグザグに光が浮かびます。細い青竹に刺した108本の蝋燭の灯です。幻想的ですが、いつもはこんな姿の山ですよ。


講中が詞を唱え鈴を鳴らしながら、下りて来ました。さすがに頂上での表情とは違っている。


先達も地上に到着。


これからお焚き上げの儀式です。富士塚の前に設置された藁の山を回ります。


講の方が順番に、藁の山に向かい、4方向から祈祷を始めます。


そして、てっぺんに点火。


特別に大きな「大麻・おおぬさ」(神主がお祓い・お浄めにバサバサ振りかざすアレ)が


人の頭上を舞います。私は顔をなでられました(笑)。


大麻の白い幣にまとわりつく火の姿に見とれてしまう。火の形は生き物のようだ。
火は浄化をいたします。火から霊力をいただいている姿がそこにありました。


火力はすごく、熱さはハンパでねえ。「あぢぃよあぢぃよ。」子供たちも汗だくです。

「毎年来てるの?」「うん。毎年」「僕は初めて♪」
すると、ひとりが別の子に何か手渡した。金バケツとスコップでした。

この時点で私はまだピンときていませんでした。「?」の表情をした私に、バケツを受け取った子は「おばあちゃんに頼まれたんだ」とにっこり。

登山道にはぎっしり人が立ち、上からお焚き上げの様子を見ています。と、カランカランと金属の音がして何かが私の足元を通過し、落ちて行きました。拾い上げた人の手には、片手鍋。

「な・べ?」思わず声に出した私。でも、まわりは平然としています。そのワケはすぐにわかりました。


ああこれかー!まだ火が消えていないのに、炭になりかけた下のほうに向かって人が近寄ります。その数はだんだん増え、あれよあれよと松明に集まって来ます。消防士は落ち着きはらって見守ります。フシギな光景。


今まで気づかなかったけど、ほとんどの人の手元がこんなでした。この消し炭を持ち帰り、門口や畑に撒くといいとされているそうです。この地域の人にとっては大事なお守りです。バケツにあふれんばかりに盛った炭を下げている人も多い。そんなにたくさんどうするのかと聞いたら、近所にも配るのだと教えてくれました。なるほどね。

駒込富士の鎮火祭の時は、いったん上空に舞って、その後ひらひらと落ちてきた炭しか記憶にありません。「笹の葉っぱ、そのままの形だねー!」と、地面に散らばった黒い笹を見て、私は友人と驚いたのでした。同じ鎮火祭でも違うもんですなー。


炭拾いを誰かに託した人たちは、山から見物しています。


私もお山に登って見てみました。わー、火はまだ勢いが止まりません。

でも、ほどなくして、黒い炭と化した麦藁富士に人々は突進して行くのでした。





ちょっと他をうろついていた間に、炭の山はきれいさっぱりなくなって、人もまばらになってました。お山もこんなにひっそりと。お地蔵さんも火のそばで熱かったでしょうね。

夢のようなひととき……いや、狐につままれた気がしました。
でも、夢でも狐のしわざでもなかった証拠に、この後、講の方たちとまた杯を上げることになったのです。

つづく。

N先達「どれ、ちょっと挨拶に行ってこよう」


N先達の後ろ姿。


「画伯!」と呼ぶと恥ずかしがってとてもキュートなM長老と、達筆な書を書くOさん。


Mさんが下げるこれはレイ(鈴)。「熊よけって言ってんだけどね」


経本仕立て(折り本)の「お伝え」。現在うちにあります。
同じ丸嘉講のお伝えを品川講社からいただいたので、ちょっと内容を比較してみようっと。


それにしても、こんなに人が乗れるなんて!そう。ここは高さ11mの富士塚の頂上であります。

9月1日は、清瀬市中里富士の火祭りでした。

こちらは、丸嘉講田無組中里講社の先達です。「『ゴゼンサマ』と一緒にね」ってポーズとられました。カッコいいです。講の皆様全員カッコよかったー。この日は大変お世話になりました。ありがとうございました!



首に下げた数珠もすごい。26日には富士吉田の火祭りに行ってらしたんですって。

つづく。。。
田子山富士のレポ真只中だったけど、また割り込み記事です。
もう、レポ書くひまなく忙しく、放置してるとまた次のことがたまっちゃう。

来月もまだまだ取材が残ってます。10富士も!
ま、とりあえず昨日のこと。

28日は、駒込富士のお山閉まい儀式「鎮火祭」でした。
富士吉田市の「火祭り」のミニチュアです。都内であと一ケ所ありますが、
23区内ではここだけでしょう。以前は29日もやっていました。

松明(たいまつ)と篝火(かがりび)が富士山の火山を表わします。





夕暮れ時にはちらほらと、浴衣姿の方が集まってきました。
お山開きの時にお世話になった講の方たちです。富士講の浴衣で勢揃い。
天祖神社からも、3人の神主さんがいらっしゃって祭壇と供物を
セッティング。松明の前で厳かな儀式がはじまりました。

さて点火。という時に突然の大雨!!! でも炎はこのとおり。
残念だったのは、全部の篝火に点火できなかったこと。
かつては、本郷通りや裏までずっと篝火を焚いていたんですって。

来週は清瀬市の火祭に出かけます。昨日のとは対照的にハデハデです!

実はこの富士山、登れないという。崩落しているからです。
でも、保存会の会長さんに聞いてみたら登山禁止ってわけじゃないそうだ。「登れるものなら登ってごらん。壊れてっから」というニュアンス。そうと聞けば、登ってやろうと思うワケです。

とりあえず、登山口を探す前にお参りを。あ、敷島神社の本殿はとなりに立派なものが建ってますが。


浅間神社。講は丸吉講ですね。


確かに、子供向けに「登っちゃダメ」のサインはありました。子供がいるので、オトナは目の前では登れない。タイミングを見てからということにして、裏へまわります。途中、塚の左側面にあったのが、松尾神社。きっとここらからも登山道はあるのだろう。


ちょっと進むと御胎内の碑がっ。かなりデカい。


回りこんだところ。わ〜。大きな人穴だ。入れないし入る気もないが。。。あれ?何か飛び込んだ!?!?!?
富士はこんなにデカいのだ。


つい聞いてしまった。「暑くないのぉー?」「帽子かぶってるもん」

「かぶってないじゃん」


とにかく寄ってみる。田子山富士。
忙しい時にかぎっていろんな人から頼まれ事されるものです。いつもは頑張る私ですが、今は心を鬼にして「富士塚に関すること以外はNO!」と言う。たまにはいいでしょ〜?(笑)

とはいえ、あまりにもいっぱいいっぱいだと体に悪いので、こうしてゆる〜くブログに入る。


7月末、田子山富士を訪れました。志木駅からちょっとバスにゆられて。歩こうとしたら地元の人に「この暑さじゃ死ぬよ」と言われたので。

「ふじどう」かと思ってたら「ふじみち」でした。

メゾンフジ。

喫茶ふじ。


わくわくし始めた頃、道標が目に入った。するとひょいとチャリに乗った親子連れ。

こっちでいいのね?

待ってました!大きな富士山。


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士山が出来たことで、多くの
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富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
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美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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