▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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三峰山の山犬ですかー。

こないだは招き猫がいたし。

そういえば狐だらけのところもあった。そこでは神主が困ってた(笑)。

富士塚を修復したって書いてあるのに、頂上のお宮は榛名神社です。

富士講と榛名講を兼任している氏子が、塚も使い分けているんだろうか。

大願成就の碑は富士山と榛名山と同居してるし。

御嶽講の築山は3か所ばかり見た事ありますが、榛名講の築山って。。。

登山道はちゃんとついてました。







最近、やることが同時発生し、多忙と暑さで疲れています。根をつめるタイプなので、休憩を取らずに延々と作業をしちゃいます。でもそれじゃいかん!と、気分転換に本屋へ行きました。

平積みになっていた「五月女ケイ子のレッツ!!古事記」が目に入り、手にとりました。コノハナさまが出てるかなーと思って。ほとんどの人は、この人の描く「脱力イラスト」を目にしたことがあるでしょう。

おかしくておかしくて立ち読みしながら肩を震わせていました。
でも読んでいるうち、あ、そうだ!と即帰宅したのでした。


こんな写真を撮っていたのだった!


あめのうづめのみことの石像です。あやしいです。聖母のようでもありヘンです。五月女ケイ子のイラストマンガを見たので思い出したのでした。

 
あめのうづめは、富士塚には関係ないのですが、(流山富士にはあったけど)

この富士塚の傍らにありました。


そうだった、そうだった、保木間富士の記事の途中だった!
最近行った、あんな富士やこんな富士のことは、また後日。。。



下の写真のところ、江戸時代もこうでした。

富士吉田の御師の描いたものを私が立体オブジェに模写したものです。

でも、最近の烏帽子岩霊場の写真を見たら。。。

ずいぶん変わっていて軽いショックを受けました。
烏帽子岩霊場はこんなです。7合5勺。8合目元祖室の隣です。
烏帽子岩神社の石段に腰掛けているのが私で、烏帽子岩は左側。

烏帽子岩が写ってない?あれ?写真の外だ!

これが寄り写真。引くことはできなかった。

烏帽子岩神社の社殿内を撮影。

「烏帽子岩」は富士塚には重要なアイテムです。たいていは「えぼしいわ」とか「烏帽子岩」とかの文字の刻まれた碑がのっているのですが、文字がなくてもこれも烏帽子岩じゃないかと思うのがこれら。

 @音羽富士

 @高田富士

 @鉄砲洲富士

どうですかー? 全部、烏帽子のカタチの岩でしょ?可能性高いと思いますーよ。
こないだからどうも気になっていたのですが、先日、音羽富士へ3度目に行った際に「やっぱりな〜」と思いました。これらすべて7合5勺の位置にあり、同じ富士講「丸藤講」の作ったものだからです。(音羽富士は山護講が塚を築造しましたが、塚には丸藤講による石造物も多いのです)

文字を刻まずにカタチで表現とは。う〜ん。私好みです♪


他には千駄ヶ谷富士、行徳の押切富士にもこれに準ずるものがあり。。。
暑い日は。。。外に立っていられなくて


木陰ににげる。でも、この土の盛り上がりが富士塚ではなく、


向こうに見える、あれ。


そう、これ。この大きな山が荒幡富士。


浅間神社のまわりをまだうろうろ。焼け付く登山道を躊躇してると、親子連れがやって来た。「こんにちは〜」


社殿の影に入る。またですかー。


空が遠い。でも太陽は近い。


社殿の脇に今年できたばかりの鳥居がまぶしい。ここが登山口。あ、お先にどうぞ。


高い山だ。車がおもちゃのよう。


山頂には石祠がひとつ。太陽ギラギラ。このわずかの影ににげこめ。しゃがむのだ。え?どこ?


この影。


すっくと立つとこんな具合にすごい眺望。。。


 地元で「どろっぷじ」と呼ばれてます。そう、泥の富士山。人の手で土を運んで作ったからです。この村には富士講はなかったそうな(近くにはあったけどね)。昔、隣の土地(西武によってゴルフ場になってしまったとこ)に浅間様を祀ってた小山があって「元富士」と呼んでたけど、講ではなかった。御嶽講とかはあったそうですが。

 で、この荒幡村には4つの集落があったそうな。ひとつの集落にひとつの神社がそれぞれにあった。ところが、明治政府がひとつの村にひとつの神社にしろって言うんで、無理矢理合祀されることになった。最初は神社だけここ(松尾神社の場所)に集められたけど、だったら富士山も移すべと、元富士も引っ越してきたわけです。でもただの引っ越しではない。15年もかけて延べ1万人が動員されてこんなにでっかい富士山にしてしまった。やることがデカい。標高にすると120m近くあります。

斜面をよ〜く見ると、他の神社の石祠(三島、氷川、神明、松尾)がぶつぶつ乗っかっていますよ。

明和6年の築。手に持つものは鍬や穀物。なぜか刀は刃のほうを持ってる。千手観音かと思ったら、頭にとぐろ巻く蛇を乗せてるから……青面金剛でしょうか。優しいけど。でも違うよな。座っているし。裏には「待供養」とあります。


武州入間郡荒幡村……

では皆さん、富士山と御三幅(ござんぷく)に向かって、


アリガトウゴザイマス。


ささ、冷たいの持ってきて〜。


さあ皆さん、今年もよく集まってくださった。お疲れさまです。かんぱ〜い。


いつもいつも、回覧板も回さずとも必ず8月朔日(ついたち)の1時にはちゃあんと集まってくれて、富士山をお掃除してくれて、ご苦労様でございます。どうぞ喉を潤してください。

と、一族のMKさんが御挨拶。


ちょっくら直会の様子を富士山はどんな風に見ているのか、富士山目線になってみるために、登ってみましょう。なるほどなるほど。「皆さん今年もありがとう」と言っていそうですね。笑



御三幅はまた来年。ふろしきには、丸吉講M田と書かれてありました。御三幅をしまいながらMHさんは「自分は富士山には1回しか登ってないんだけどね、代々これを預かっているんですよ。一応先達(講元)の家って言われてね。私のおじいさんがすごかった。ほら、あそこに名前があるだろう?」 確かに石碑には、すごい回数の登山歴が刻まれていました。

皆様、いろいろ見させていただいて本当にありがとうございました。有り難いひとときをすごせました。私が子供の頃からよく登っていた富士山の、知らなかった一面を見ることができ、本当に嬉しいかぎりです。また遊びに来ますね〜。

石神井氷川神社の神主O様もありがとうございました!

いつか富士塚の上空にもUFOが出現すると思っていますけど(笑)、この日はdocomo号がお山開きのお祝いに駆け付けてくれました。。。なんてね。でも、富士塚にブリンプなんてとてもお似合いです♪



さて、


空の物体がお山の向こうに消えた頃、


八坂神社の境内に


集まっていた人たちが、


大泉富士の掃除に集結。

 
見事な植木の刈り込みや、




細かい草刈り、


塚の裏まで綺麗に整えて、


お山はみるみるうちにさっぱりしてきました。


「このへんに、笹竹を立ててっと。。。」


「今度はこうして横に渡して。。。」


「縄を結わいて。。。」


もうちょっとしたら


始めるね。


「御三幅」を日の下にてお披露目です。




講元のおうちに代々伝わるこれ。お馴染みのお姿です。

つづく。



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芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
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富士山に登りたくても登れな
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関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
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るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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