▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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開山祭の儀式で、神官に続きわれわれが辿った道は、
赤い人の並んだところです。南西の鳥居をくぐり、
池にかかる橋を渡り、登山道をすぐ左に折れ、里宮で
手を合わせ、奥に回ってお中道を行く。コミタケの
所から山頂によじ登り、奥宮で拝み、正面に向かって
下山開始、前面のお中道を進み、七合目の身禄尊像
に挨拶、裏へ廻り込んで南東に下りる。能楽殿脇を
歩いて正面に帰ってくる。。。こんなカンジ。
(下の図の方向と合致しますよ〜)

頂上の水色は「金明水」「銀明水」。水がありました。

航空写真を元に、テッテーテキに調べたくなりました。
こないだからこだわっていた富士塚の方角のコト。などなど。

JRの駅から300mほど南下したところにある森の三角地帯が
鳩森八幡です。
左上の拡大写真にうっすら丸く、富士塚が写ってますね♪
神社の入り口はふたつありますが、表入り口は下の鳥居です。
(落とし込み図参照)
★近くに「国立能楽堂」もありますが、鳩森八幡の境内にある
「能楽殿」は、旧「神楽殿」を名称変更したものです。

そして、
富士塚の正面は、西向きではなく、南西向きと判りました。

登拝を終えた人たちは、正面にまわりこんで
あらためて、塚の歴史などを確認したりします。

「ふむふむ、東京都の有形民族文化財に指定かあ」
「寛政元年築造……1789年にできたんだ」
「七合目の洞窟?ああ身禄さまのね」

緑が鮮やかで、とても気持ちいい塚です。
熊笹が多すぎて探していた岩が見つからないほど。。。
画面のまん中あたりに「身禄像」が見えます。
拝んだ人は右方向に下山します。

講祖、食行身禄の像が。

なんかとっても穏やかなたたずまいでした。

頂上から下りて来て、お中道を曲がります。

お参りしている女性の前には……

今日は、祠の前には清清しい供物がありました。

盛り塩はやはり「富士山」に見えてしまいました。

一行は、塚の裏側(私は表だと思ってますが)へ回り込み、
お中道から一気に山頂を目指します。途中で急な一段がある!

ぞろぞろ……あ ぞろぞろ……

抑揚をつけた独特の「六根清浄……」の唄を聞きながら、
神官、地元役員(区長とか議員とか)に続いて
参列者たちがぞろぞろと登ります。

正面の登山口から時計まわりに山登り。素直に「楽しい!」

若い人がかなり多かったです。
ここの講(烏帽子岩講)は解散したため、白装束の人は
いませんでした。でも、神社の方に聞いてみたら、講員は
いなくはないようで。

なぜ6月3日に山開きの祭があるかというと、
かつて、代々木にいくつかの講が集まり、それから順に
山開きをやっていった、とのこと。くわしくはわかりませんが。


夕方5時、儀式が粛々と始まりました。

あれ〜。さっきまで登山の段取りを打ち合わせして
いたあの人とあの人は……神官たちだったのかー!
なんてね(笑)。

横笛の音色に聴き惚れながら、静かな時間を味わう。

やがて神官たちが、向かって左側奥にある「里宮」へ
登っていき、祝詞をとなえました。

そして、玉串を持って地元の役員たちひとりひとりが
里宮へとお供え始めます。


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た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

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美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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