▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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御師、菊谷坊の前の松明では、富士講の人たちが集まっていました。
この後、地面に座り込んでの拝みが始まりました。
(画像は鮮明でないのでパス)

富士吉田でお会いした「強力」さん。
まだ引退はしていなかったと思います。

しかしその細い足で!

はおっている法被の染め抜きは、
江戸川区の講で、私がいただいた法被の山玉講とは違いますが、
同じ御師に世話になり、講同士の行き来もありました。
(江戸東京博物館で確認済です)

私はお神酒をいただいてほろ酔いの頃(笑)。

自分で採取した溶岩(Lava ラーヴァ)を山のように持っています。
富士塚を造れるほどではありませんけど(笑)。

赤いタイプが好きです。マグマの記憶が残っていそうだから。
特に好きな塊をアクリルボックスに入れて飾っています。

ちなみに、溶岩は苔むすことがあってもカビることはありません。
右下に写っているデザートローズ(砂漠の薔薇)という石
のほうが、あっという間にカビカビになってしまいます。
乾いた国から湿り気のある国に来たせいでしょうか。。。

(大きさがわかるように卵を置きました)

★この大きな塊は、富士山からちゃっかり持って来たものでは
 ありません。富士火山帯の某所のもので、富士山のと似た
 岩質です。霊峰の溶岩は畏敬の念を持って特別に扱っております。

下のパッケージの中は。。。これ

溶岩です。削って形を整えたものではありません。

地中から噴き出して、どう冷え固まったか
こんなカタチで出会いました♪

「富士塚キット」に入れるのはやめて、
手元に残しました。ちょっとラブリーかな(笑)。

これもいちおう【卓上富士塚】ってことで(笑)。
パッケージ編です。

中に入っているものは。。。

この法被、富士吉田の方からいただいたものです。

何年か前、「山玉講」のことを知った直後に火祭りを
見に出かけ、この法被をはおった方に出会いました。

この講は解散したと聞いていたので、なぜこの法被が?
と思いながらお話を伺いました。

これを着ていた方は講員ではなかったですが、お友達
に御師(おし)の方がいらしたので、わざわざ御師宅の
菊谷坊さんへ連れて行ってくれました。

★御師(おし)についてはまた書きますが、簡単な説明を。。。

 富士登山の為に富士吉田に来る富士講信者の、世話や
 指導をしたのが「御師」と呼ばれる人たちです。
 宿坊を営み、富士講を広める為に江戸に出て営業もして
 いたそうです。御師と信者は師弟関係にありました。

ある御師によって江戸時代の登山の様子の絵が残っている
んですが、シロウト絵ながら味のあるいい絵なんですよ〜。

ちなみに、この法被を着ていて最後に私にくださった方は
割と若い大工さんでした(お父様か家族の誰かが宮大工で、
北口浅間神社の大鳥居の袖柱を造られたとか……たぶん)。

はい。これは私の持ち物であります♪

しっかりした木綿の法被です。

下の「堀江富士」の石碑にも赤い文字で「山に玉」が
見えると思います。

数ある富士講の中のひとつ【山玉講】です。

講祖の清山玉行の名前からとった講名です。
清山玉行は天保7年には「六十六度大願成就」の碑を
建てた大先達でもあります。本名は田中屋清六。深川の出。
「三十三度」はよく見かけますから、これはすごいですね!

この講の分布は、江戸川をはさんで現在の東京都東南部から
千葉県西北部にわたる広範囲です。
ざっと深川〜葛西〜浦安〜船橋あたりと思っていたら、
深川、猿江、西町、浅草、神田、本所、本所横川町、
市川、船橋、堀江、猫実の名前が記録にあるそうです。

講紋の上に「舩橋」とあります。



富士塚には数人の子供たちが登って遊んでいました。

頂上は平らですが、狭いので子供ふたりでいっぱいです。
「おねえさん、登っていいよ〜」と
リーダー格の少年が気をきかせてくれました。

頂上を空け渡し、余裕で下山する少年に感謝し、
眺望をカメラに収めました。

ステージのカラオケ大会はまだのようです(笑)。。。

反対側にまわってみると。。。

こんな感じです♪ 縁日はまだ始まったばかり。

右上の端に七合五勺の祠が見えます。


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富士山の溶岩をのせ、一合目
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っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

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美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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