▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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ブログを更新する時間もないくらい、最近忙しく、ある作業をしていました。
それは追々書きますが、
疲労がピークだったせいもあり、うつらうつらにフシギな夢を見ました。

「富士塚を発見する」夢でした。

どうもこれは、以前も見たような夢です。
でも、夢の中でも「夢を見て出かけたら富士塚があった」という展開で、
夢の入れ子状態と言ったらいいでしょうか、ちょっと混乱するような夢でした。

夢の終わりで、これは早くメモに取らなきゃと焦っている自分がいました。
「場所はどこ?」「神社の名前は?」などと、目覚めかけながら。。。

起きてみたら、分析のしようがない。夢の中の記憶もこぼれていくし。
やっぱり夢は夢かな〜。
でも、フシギな夢で目覚めた余韻をしばし楽しんでいました。

そう言えば、このブログにも書きましたが、以前、勘だけで歩いていたら
実際、富士塚に出会ったことがあります。
後で結構有名だとわかった瀬崎富士のことではありません。
千葉県の町はずれの富士塚で、どの資料にも出ていなかったものです。
(郷土史にはあるかもしれませんが)



今朝目覚めた時、このショットを撮った時の高揚感が蘇ってきました。

その時私は、神社の脇の坂道を下っていました。
「富士塚ではないかもしれないけど、この地形には惹かれるものがある」
背の高い竹薮が覆い被さる暗い道を、転げるように走っていました。
前方の光だけ頼りに。





坂道を下りきって振り返ると、やはり小高い丘は富士塚のようでした。
神社はこの丘の上にあり、頂上の隅には富士講の石碑もありました。

先人の富士塚研究家に比べれば、このくらいはたいしたことではないでしょう。
本当に自分の足で、いくつも富士塚を見つけた方たちが知り合いに
いらっしゃいます。その御苦労は大変なものだったと思います。

私はいつも、風の吹くまま気のむくまま、で歩いているのですが、
夢の中のことがヒントになって、いつか本当に、富士塚にたどり着けたら
嬉しいなあと思ったりしています。
予知夢は過去、何度か見たことがあるので。。。

そうそう、今朝見た夢の中の富士塚は「東京都内」でした。
そして、「八幡」がヒントでした。さて、ホントにあったら面白いですね♪

ちなみに、この画像の富士塚のあったところも八幡神社でした。
また行ってみようかな。
また、風通しをよくしよう。







去年のメタル富士を、ビーチで建てること。
山の上で建てること。
そして宇宙船の中で建てること。

またひとつのストーリーが生まれそうです。
「ご近所富士山の『謎』富士塚御利益散策ガイド」が紹介されるそうです。

 

「週刊ブックレビュー」
放送  3月7日(土)8:30am〜9:24am
再放送 3月8日(日)11:45pm〜翌日0:39am

BSなので、また限られた方しか見られないかと思いますが、お時間がありましたらTVをつけてみて下さいね〜。
「しんぶん赤旗」の【ひと】に掲載されました♪



新聞読者の方から御連絡いただきました。感謝です!川口市の「木曽呂富士」にお詳しい方のようです。早速連絡させていただきますね〜!

あ、もう1件の連絡が。のちほど必ず!

雪の中、どなたも歩行に気をつけてくださいね。
めぐろ歴史資料館は、昨年9月にオープンした新しい施設です。
展示物の目玉は、この大日如来座像。
江戸時代のものですが、なんと、平成3年に発見されたのです。

目黒新富士の近くに遺構は以前に見つかっていましたが、平成になってその遺構に横穴が発見され、さらに奥にこの石像と祠にくり抜かれたものが見つかったので、当時大騒ぎになったそうです。めぐろ歴史資料館では、遺構を型取りしたレプリカの中を歩けますし、CGを使った解説も楽しめます。

で、この大日如来。



とにかく「いいお顔」です。表情がとても柔らかい。ありがたさが伝わってきました。

そして、時々金箔を扱う私の目には、近寄る前から金箔が飛び込んで来ました♪

素材が石ではあっても、金箔を貼るには漆を接着材として使いますから、剥離することはありません。額の「白毫相 びゃくごうそう」、手首の「腕釧 わんせん」、二の腕の「臂釧 ひせん」、それと冠の五星のところに箔がほどこされています。



仏様はやや前かがみなので、こちらも腰を落とし見上げるようにして拝みます。すると、より慈悲のまなざしが感じられ、とてもありがたい気持ちになります。

でも、発見された時は、



このように、土で固められた祠の手前に水平に置かれていたそうです。(横たわっているのもレプリカ) 発見された当時は、祠の半分から下が土に埋まっていたそうです。てことはその上には空洞が?

この洞窟はすなわち富士塚にとっての胎内。場所は富士塚からちょっと離れているのですけどね〜。
先日、色々な方たちと知り合いになれました♪ その中で、富士吉田の御師宅を紹介する活動をされていて、富士山にも富士山信仰にも詳しく、お話も楽しい素敵なK様からかわいいポストカードが届きました。嬉しかったので、アップします。



富士吉田では雪が降っているとのこと、現地ではこんな姿の富士山も拝めるかと、三好和義さんの「時の魁(富士吉田)」をバックにして撮ってみました。切手も富士山でした。ありがとうございました。そうそう、私の本も読んでくださったとのことで感謝いたします。

お会いしたのは、めぐろ歴史資料館のめぐろ・れきし講座にて。2部構成でとても濃い充実した内容でしたので、寝不足のアタマもすっきり(これは珍しい♪)。1部はまたゆっくり書きますが、2部はこちら。



神奈川県にある富士講、横須賀丸伊講社の先達の講義。45回も登山なさっている5代目です。これは、御三幅(ごさんぷく)の解説をされているところ。この前で手刀を斬った時、それが鮮やかだったので、受講者全員くぎ付けになりました。



御三幅は、富士講にとっての神様。富士山に登る時にはこの「御身抜(おみぬき)箱」に入れ、山頂で開いて息を吸わせるとのことです。



お焚き上げ(角行像の御開帳の時)の貴重なビデオも拝見しました。貴重すぎる画像はひかえますが、こうして富士山の形に焚いた火で吉凶を占ったりする場面、迫力ありますね。

そのほか、頭の宝冠(ほうかん)は7尺2寸の長さですが、「命づな」であるというご説明。2本つなぐと、ほぼ1反の長さになるので、何かあったらこれを解き、人をおぶったりひっぱったりするのに使えます。また、杖は、雨具としても使う菰(こも)と組み合わせて、担架にもなる。鈴は、他の講の方からも聞いていた「くまよけ」の呼び名が。実際富士山の麓では熊が出ていたのでしょうし、濃霧の中を行く時に使われる。などなど、たっぷりと興味深いお話が続きました。気さくで魅力的なお人で、とても楽しかったです。

それにしても、先達という方たちは存在感が大きい。オーラが違う。このオーラ分析(?)はいつかやってみたいと思ってます〜♪
土曜日に1膳、日曜日に1膳、ありがたくいただきました。
どちらも「富士山つながり」でした。


「三浦富士」を守る、横須賀丸伊講の斎藤先達からの長寿箸。
下の印は「丸伊講社」ですね。


NPO「富士山クラブ」が主催した「富士山の日フォーラム」に
参加した際にいただいた、港区立エコプラザからのエコ割箸。
あきる野の「みなと区民の森」で間伐材から生まれたヒノキ箸です。

くわしくはまた。。。

ところで、2月23日は「富士山の日」ですよ。
" NPO PLANT A TREE PLANT LOVE "というNPOがあります。
人と人、人と自然のコミュニケーションをキーワードに、環境、教育、文化にわたって様々な活動をしています。





そして、環境問題を考える上で、富士山を大切に思う気持ちにスポットをあてることは、この国にいると自然なことですね。このNPOでは『おらが富士プロジェクト』を立ち上げて、全国にある○○富士を再認識したり、富士山の様々な情報を載せています。



その中で、「わたしと富士山」というコーナーにて、私もエッセイを書かせていただきました。→【「富士塚」という聖地から見えるもの】というタイトルです。



こんな富士塚の画像も紹介させていただきました♪

エッセイを書くことによって、自分の想いも確認できました。この機会をいただけて大変感謝しております。
本日発売でした。



p61の「新刊本に一本!」に掲載されました。



「一見どれも同じように見える富士塚の個性がわかって楽しい」とは、嬉しい書評です♪
本を読んでくださった方が、富士塚を訪れていらっしゃるようで、とても嬉しく思っております♪ 本の中で紹介している富士塚は36基のみですが、まだまだ紹介したい富士塚はたくさんあります。続編(?)か何かで、形にできたらなあと思います。

とにかく今はまだ寒風に身を縮ませる季節、暖かくなったら散策日和の日も多くなりますから、富士塚めぐりを楽しみに、春を待つのもいいですね。(予告:富士塚ツアーをやりますよ〜♪)

ところで、気まぐれに図書館の所蔵検索をしてみました。すると、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、栃木県、茨城県、など関東のほか、山梨県、長野県、新潟県、愛知県、三重県、また、大阪府、兵庫県にも多く、広島県、岡山県、そして高知県、福岡県、大分県にも置いていただいているのがわかりました。ざっと調べただけですので、他にもあったと思いますが、何だかとっても嬉しいです。富士塚のない土地でも、富士塚のことを初めて知られることもあるのですからね♪

こんなことを書いてしまったら、買わずにすんだと思われる方もいらっしゃるでしょうが(笑)、それはそれで気にしていません。興味を持っていただけることはありがたいと思うのです。

嬉しいのは、図書館では「散策/旅/地理」コーナーにあることです。(最近は書店でもそのあたりにも置かれるようになりましたが、多くは新書のコーナーにあります)

東京都23区にはほぼ全区に所蔵されていますが、特に多かった練馬区には6册ありました。分館が多いのがその理由ですが、富士塚を知る方が多いのも確かです。「○○富士のことをこう書いてあるけど、どれどれ、確かめに行ってみよう」なんて出かけられる方もいらっしゃるのでは、と思うと楽しくなります。

練馬区立図書館

それから、いつもいつも読書人間の熱気で圧倒される、浦安市立中央図書館にあったら嬉しいなあ、と思っていたら。。。ありました!それも、新刊コーナー。ということは、最近購入されたのだと思います。ありがたいです。でも、浦安の富士塚をひとつも紹介していなかったから、読んだ方はどう思ったかしら。ちょっと気になります。前の記事に書いたように、「次回は必ず書こう」と思った次第です。

浦安市立図書館

ちなみに、貸出中の文字が並んでいるのもありがたいです♪


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プロフィール
HN:
芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
女性
自己紹介:
▼▼▼【富士塚】とは▼▼▼
…………………………………
富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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