▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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なかなかいいたたずまいのお寺です。文京区「海蔵寺」。

80歳を越えた女性と、ここから仲良くお墓参りをしました。

富士山の8合目から上は神域とされています。特に頂上は全く違う空気です。あ、薄いとかじゃなく(笑)。できればもう一度、読んでみて下さい。

068 内院
069 頂上のハナシ
070 山頂のほとけたち【八葉九尊】
071 山頂のほとけたち【三如来】
072 山頂のほとけたち【阿弥陀三尊】
073 山頂のほとけたち【三尊九尊】

なぜまたそんな話か、というと、昨日TVで屋久島の山岳信仰にふれていたのを見たからです。

印象的な語り。
「年に一度、山に入ってはならないという日がある。神様が山の木々の数を数える日だ。もしその日に山に入ってしまったら、その人は木の一本に数えられ、木にされてしまう。そして二度と山を下りることはできない」

アニミズムともいえる「山には神がいる」という考えに、神道や仏教が混ざって定着した日本独特の山岳信仰は、全国各地にありますが、屋久島の山もそうだったのかと驚きました。

限られた数名が、神域を分け入り、4時間かけて山頂を目指す様子が出ていました。

頂上の祠に、島でとれた塩や米をお供えし感謝をつげる。その後、下山した彼らを迎えたのは、集落の人々と僧侶でした。お経によって、神域に入った人達を人間界に戻すため、お坊さんが待っていたのです。

その地には、信仰よりももっと深い想いがあるようでした。深い自然を敬い、恵みをいただくことに感謝する、人々の謙虚な姿に心うたれました。

横浜市緑区長津田にて、「メタル富士」を作っちゃいます。

かつてそのあたりは富士講が盛んだったんです。横浜市は川崎市同様、東京と隣接しているため、神奈川県内でもっとも強く富士講の影響をうけました。東京の富士塚とは違い、このあたりは多摩丘陵をうまく生かした富士塚が多く造られましたが、今はあまり残っていません。しかし、土地は記憶しているはずです。富士塚の建てられた頃の富士山の縁起と御利益を♪

【富士講ゆかりの土地で未来富士塚プロジェクト】

こんなコンセプトで、ビルの屋上にてインスタレーション・アートをやります。せっかくなので昔とは違うマテリアルで、かつポータブルな作品を期間限定で設置いたします。

制作者は、有坂蓉子で出ています。

場所:長津田地区センター屋上(地図参照)
展示期間:10月13日(土)〜11月 2日(金)
登拝体験:10月13日(土)午前10時〜午後3時

設置期間は3週間。でも、面白いイベント「登拝体験」は10月13日のみ!
午後3時までですから、早めにいらして下さいね。

10月13日です。これこそ御利益ありますよ〜〜〜。私からのプレゼント♪♪♪

最後の目玉はコレ!下山したところに洞窟があってその中に立っていました。先代の天狗です。

五合目の平成天狗と違って、ちょっとエレガント。というか女性的。翼や足袋を履いた小さな足など、ディテールがきれいです。鼻もツンとしています。上から見ると白人ぽい。調べてもいつのものなのかわかりませんが、明らかに古い。2度の移転によってカケた部分が痛々しかった。

下の九十九折れは実はこんなに段差があるのですよ。画像がイマイチですが。

植え込みの数はかなり多くかつ使い方が上手い。中腹の「ゆず」の木なんかも手入れがよかった。

塚の崩落を避けるために大木の根の力を利用することはよくあります。ここもそうです。でもこの富士塚は、築山として鑑賞に足りるすばらしいバランス感覚だと思います。

頂上から、もうひとつの道へ降りてみます。登って来た道も「つづらおり」でしたが、こちらもすごい。造園師の技量にうなる箇所があちこちあるんです。この塚は♪

天狗像が大きいので近くのように見えますが、この間に10段ほどの石段があります。険しい。


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芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
女性
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富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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