▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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知らないよりは知ってるほうが面白い、という程度のハナシ。
ではありますけど。。。
「造形的」な理由もあって、わたくしはこだわるほう。

ひとくくりに富士塚とよんでますけど、ちょと違うんですね〜。
私も作品マニュアルに使わせていただいた「4つのルール」。

これです。左側。

江戸時代、現在の早稲田大学の構内に富士塚第一号ができた、と
先に書きましたが、それができて以来、その4つのポイントが
その後の築造の定式となったわけです。

図の右側は、浅間神社がある山なので、左のと区別するために
「浅間山」と呼びたい、というのは富士塚学者、岩科小一郎氏が
残したお言葉。

山の上に浅間神社の社殿が乗っかっている。しかも富士講が
作ったものでないから富士塚じゃない、というのです。
鎌倉時代のスタイルらしいですよ。駒込富士とか多摩川のとか。

要約すると
浅間山 :「参拝する山」
富士塚 :「登拝する塚」
      ↑
      塚の頂上に、富士山から運んだ土をのせてあるので、
      それを踏むことで間接的に登山したことになる!!!

昔には私以上にバカげたこと考えていた人がいたんです。
葛飾北斎でした。

「琉球八景」というシリーズの中にこんなのがありました。
実は最近知りました。
が、涙が出るくらい納得しました。「アリエネエ〜」発想だけど、
どうしても沖縄の風景の中に富士山を入れたかったという衝動。
わかりますわかります。

那覇のバスターミナルあたりの風景なんですと。恐れ入りました。
原画はたしか浦添美術館にあると思います。次回行ったら見たい!!!

「トラベリング・フジ」
それは関東の富士塚を逆手にとったコンセプト。
富士山行けないからとミニチュアをつくっちまった富士塚に対し、
富士山見えない人に富士塚持ってご対面。という感じか。。。

ポラを持って各地に出没し、半年間記念撮影をしました。
沖縄は首里城から離島まで。かみんちゅたちが持つとやけに似合った。
約200枚の写真と無事帰還した金富士です。(ちょとハゲた)

富士は背の高いお山だから、かなり遠くまで見通せるでしょうが、
まさか沖縄は遠すぎるでしょう?

金箔貼った富士塚です。中身は和紙でも表面はかなり頑丈です!
汗がつこうが、地面に置こうがタフなのが金です。

富士塚に火を入れることはできないけれど、地中のマグマは意識していたい。

富士吉田の火祭りに行ってみると、やはり地元では火山だという畏怖をもって
富士山を仰いできたのだなあと思いますね。火祭りでの松明は凄まじいです。

そのイメージがとても強かったので、どうしても一度、火山バージョンの
作品をつりたかったのです。これは点滅式の電飾。まわりは和紙。行灯として
使ってます。なんてね。


一般的なこのはなさくやひめのイメージは中央。
右は西新宿の成子天神社境内【成子富士】の頂上に立っておられる石像。(大きい)
左は富士山上空で飛行機から激写されたコノハナサマ。(参考までに)

ディテールはいろいろありますが、だいたいこんなお姿の神様が
富士山を守っておられます。有り難いですね〜♪

木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)が見えますか?

ここは頂上です。富士塚の。。。

火口はスケルトンでなければならない(笑)。

かかるgを1/6にしましょう。でも落石注意ね!

裾野の広さなんか無視した「線富士」。。。THIN WHITE LINES

頭上の赤い石こそ溶岩です。これで富士山に生まれ変わった!?


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芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
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富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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