▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
この富士塚はフシギです。
正面からは「拝する」塚。背面からは「登る」塚。 頂上にたどり着くのも背面からなのです。よく見ないとわからない。 ちゃんとお中道もあります。 そして、登山口は背面だけで3本あったかな。とっても小さい塚なのに。 江戸川区の今井富士、足立区の大川富士のように、トリックがいっぱいです。 登ると思うと下りになったり、中道や他の道とつながったり。 頂上もちゃんと立てます。 画像ではわかりにくいので、後日イラストにしたしましょう。 その他のポイントは、富士山型の自然石。全く文字のないところが◎。 比較的新しい富士塚や、改築された富士塚は、セメントを駆使してこんなことも。 補強のために、ワイヤーの芯を入れてある場合もあるのです。 浦安三社祭りの舞台、3神社に、ひとつずつ富士塚があるのも地元の自慢。 だけど、南にあるふたつは、江戸川区の富士講と関わりがあり、 北のひとつ、つまり当代島富士だけ、江東区や行徳、船橋の富士講とつながっています。 伝わったルートがちょっと違うのです。 あ〜面白い富士塚は♪ だから面白い本書いています♪ それは富士山への感謝のシルシ。何かを得たら、何かを生まなきゃ♪ もうすぐ新しい年ですね。今年もお世話になりました。 どなた様もいい年になりますよう、お祈りしております。 さあ、初富士はどこで拝みましょうか♪
まわりの木々に覆われて、小さな富士塚はいつも影の中。
真夏に訪れるとこの一角はすばらしいオアシスと感じますが、 天気が悪い時は暗く感じます。でも、訪れた時は 日光がくっきりと、塚に降りそそいでいました。素晴らしく快適な空間です♪ とはいえ、この塚はなかなか写真を撮りづらい。 光が足りないことよりも、木々が塚を守るかのようにのびていて、 撮影スポットに苦労する。 でもそんな時は、ムリに撮るのはやめるべき。 それより、その塚らしさの一枚でも撮れればよしとします。 正面からの登山道は途中までしかない。 それは奥宮の石祠が中腹にあるからですが、 それで「なあんだ。頂上に登れないのか」と帰ってしまう人もいます。 なんともったいないこと。 この塚の魅力は左右、そして背面にあります。 (実は、トリッキーな登山道がたっくさんあり) 右側には、新旧の小御嶽。 後ろにまわると。。。 つづく。。。 『東京新聞ほっとWeb』 というサイトがあります。情報が盛りたくさん! その中の、『東京体験レポート』では、女優の秋田真琴さんがいろんなところをめぐってます。 今回のvol.22は東京の富士塚めぐり。 美しい人がレポートすると、やはりいい記事になりますね〜♪ 画像も綺麗だし、レポートも印象的。 ちょっとうれしかったのが、 こんなプレゼントがありました。まだ応募できますよ(笑)。
石段からそのまま真直ぐに進むと、
木でできた祠があります。奥宮でしょう。簡易な作りなので吹きっさらし。それもまたよし♪ その中にさらに石祠があり、コノハナ様が鎮座しております。 座して足の裏まであらわれて、手には巻物を持っている。う〜ん。 どうもコノハナではないようです(コノハナ様は立ち姿。それに手には桜の枝)が、 現在そのように祀られているなら、今この石像はコノハナとしてのお役目。 たとえミッションが変わってもいいんです。神様に変わりはありません。 地元の方たちが長年拝し続けているのですから、すっかりコノハナ様ですね。 ちなみに、首を一度落とされた形跡があるのは、かつて仏像だった? てことは、浅間大菩薩だったのかもしれません。 さて、奥宮の左には大変重要なものがあります。画像は粗いですが、 富士山型の自然石であります。青い石だから青富士ですね♪ おそらくこれがこの浅間神社の御神体。 みっつの峰がはっきりしている。斜面には宝永山の盛り上がり、 そして頂上にはわずかに火口もできてます。 この石の足元には、支えの石の他に小さなボク石がいくつも添えられていました。 薄暗くなっていましたが、この石は強い存在感を放って私を惹きつけました。 こんな富士山型の石は時折見ますが、これは大変素晴らしい! 富士山の上にもひとつ富士山でありました♪ さて、左側をさらに進むと、 もうひとつ祠があります。狐がいるのでお稲荷さんですね。 土台にボク石がたくさん使われていますが、こちらは富士山に関係ないような。 気がしました。 つづく。。。つもりでしたが、 またの機会に。
2年半もの長い旅でした!
私も参加していた巡回展、"Your Documents Please" は、伊丹→横浜→ハンガリー→ドイツ→スロバキア→メキシコとまわり、最終地のNYで現在開催中です。 EXHIBITION DATES…………………………………………………………………………………………………… April 4, 2008 - May 16, 2008 ------ Museum of Arts and Crafts - Itami, Itami-shi, Japan August 2, 2008 - August 17, 2008 ----- ZAIM, Yokohama, Japan August 11 - August 16 ----- Galerie Paris, Yokohama, 1 block from ZAIM, Japan (added to ZAIM space 1 week only) November 28, 2008 (reception 6pm) - December 30, 2008 ------ 2B Galeria, Budapest, Hungary January 9 - February 2, 2009 ------ Galerie Kurt im Hirsch, Berlin, Germany February 12 - March 8, 2009 ------ GALERIA Z - Bratislava, Slovakia April 17, 2009 - May 8, 2009 ------ Galeria Ajolote Arte Contemporaneo, Guadalajara, Mexico Nov. 3, 2010 - Nov. 21, 2010 ------ Alma in Manhattan - hosted by Fine Light, 601 W. 26th St. 8th fl., NY, U.S.A. お疲れさま、旅をしてきたアート・パスポートたち。 それらは、旅を重ねるうち、磨耗するのとひきかえに、作家のアイデンティティが自ずからにじみ出てきたにちがいない。 作品の出来より、旅したことが一番のコンセプト。それもアーティストみんなで。 お近くの皆様、どうぞチェルシーのギャラリーにおでかけ下さい。 今月21日までですよ♪ 下は、オープニングのスナップから。
さすが日光街道に近い土地柄、日光参拝の記念碑も乗っています。
富士塚には富士山信仰だけでないものもいろいろあります。 今も活動している富士講の方たちだって、同じメンバーで富士山以外にお出かけしてますから、昔も「信仰と娯楽」のセットは多かったのがわかりますね。 登山道は、正面からのものもあるようですが、 右奥から始まる道がくっきりしてます。 合目石が丁寧につけられていて、中腹に小御嶽神社があります。 道のつけ方ってホント面白い。 正面からの道と右奥へ続く道との分かれ目あたりに、枯れ枝が落ちていてわかりづらいけど。 ウラはこんな。 ボク石はふんだんに使われています。こんなにしっかりした造りだから、崩落の心配もない。堅牢な富士塚は、公開しても問題ないのになぁ〜と思っていたら、 柵の中を覗き込んでいる私が気になったのでしょう。別の少年クループがそばにやって来ました。 チャンスとばかり、すかさずたずねる私。 「ここって入れないけど、ホントは入って登ったことあるよねぇ〜?」 「はい。あでも、昔です」 マジメそうなひとりが、マジメに答えました。 子供の言う「昔」ってほんの少し前のハズ。登ったことを咎められないよう、幼い頃でしたから無邪気に登ってしまいましたので見逃してくださいって気持ちをこめたのがかわいい。 「だよね〜。登ったら楽しいよね〜。いいなあ。私も登りたかったな〜」 叱るような人物でないとわかったのか、少年はホッとした表情になりました。 しかし、今でも登る者はいるにはいる。 富士塚では、場所取りのバトルがくりひろげられていました。 白い猫とカラスが日だまりで。 勝者は猫。余裕の表情で自分の岩に立つ。 実はこんな光景、よく見かけるのですが、私はこの猫のたたずまいに惹かれました。 頬のこけた小顔。大きな耳。耳は光のせいで透けている。 思慮深そうな眼差しと態度。何だか仙人みたいで、フシギな印象でした。 富士塚は、玉垣の外側からでもよく見えます。 いい塚でした〜。 |
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プロフィール
HN:
芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
女性
自己紹介:
▼▼▼【富士塚】とは▼▼▼
………………………………… 富士山に登りたくても登れな い人たちの為に、江戸時代に 関東各地に造られた「人造富 士山」のこと▲です。富士山 を信仰する▲▲▲富士講によ るもので▲▲▲▲▲したが、 地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富 士山が出来たことで、多くの 人が登山でき、大流行しまし た。民衆のパワーですね♪♪ 富士山の溶岩をのせ、一合目 から頂上まで登れるようにな っています。意外なところに ひっそりたたずんでますよ。 ………………………………… ▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼ ………………………………… 美しい作品も好きだけど、コ ンセプトありきで表現するこ とに喜びを感じるビジュツ家。 表現形態はこだわりません。 現在、富士塚のコンセプトに インスパイアされ、色々な媒 体で表現。著書の【ご近所富 士山の謎】【富士塚ゆる散歩】 も、私にとっては作品です。 なぜ富士塚か……それは、海 外生活での体験から。詳しく は本のあとがきに記してあり ます。 ★★★★★★★★★★★★★ お問い合わせ、ご連絡は↓ y♡k♡◆ris◆k◆.◆rtist★gm◆il.c♡m (♡をoに◆をaに★を@に変えて 入力して下さい) ★★★★★★★★★★★★★ 掲載の写真・イラスト・文章等の 無断使用・転載は御遠慮下さい ★★★★★★★★★★★★★
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