▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
******* 迷子になりながら? 参加者の皆さんは、富士塚ビギナーばかりではありません。マニアの方や個別に探索したい方もいましたので、一旦山頂にて解散し自由時間を取りました。 私が連れ回した人達は、二重三重に入り組む登山道を歩くことになりました。私もちょっと迷って同じ道に出たりしましたが(笑)。。。 小御嶽神社(画像をコントラスト効かせてみたら、あらら、左上に「ハート」の空が!)を拝んだり、 富士塚には珍しい妙見(みょうげん)神社の前を通ったり、 皆でおかしがっているのは。。。 「実はこの陸橋の下が登山道の始まりなんです」 「ありゃ。これは『トマソン』に投稿せねば!」 橋の上に金山神社が鎮座しとります。 てなことで笑いながら歩いていたら、集合時間となりました。あれ?人数がひとり……足りない?多い? どうも狛犬も頭数に入れてたみたい。点呼を取ったら数が合いました。では、次へ向かって出発! 来た道と違うルートを取り、富士塚の南西斜面を臨みます。ああ、ここも建築が始まってました。流山富士でもそうでしたが、ちょっと見ないうちに富士塚の隣接地はこうして富士塚の形が見えにくくなっていきます。私が「富士塚が保存されても景観は保存が難しいから、なるべく早く見に行ってほしい」と言う理由がこれです。悲しい〜。 富士塚のあった根本城跡の裾には「岩山稲荷」もあります。 「これも富士塚?」と参加者の方たち。 ほら、小山を見ると富士塚に見えてきたでしょう?(笑)
******* パワーがあるんだって!
午後のツアーから気功整体のK先生が参加しました。 根本富士の頂上で、皆たっぷりの太陽を浴びて楽しんでいる頃でした。 「ほら、ボクの思っていたとおりだ!」 K先生が発明した「ひとりでオーリングテストができる『セルフォ』」を使って興奮気味に話しています。 とんがったカタチにパワーが宿るという話です。 ピラミッドパワーがいちばんわかりやすい例でしょう。小山や築山にはその頂上にパワーが集まるのだそうです。先生はそれこそ「ツボ」という考え方だと言います。通常のツボは凹んでいる場所だと思われてますが、実は飛び出ている形状こそエネルギーが集結される。ここでくわしくは説明できませんが、感覚的に私には理解できます。 オーリングは先生の仮説を裏づけていました。「ここにパワーがある」と。 そして「頂上と塚の東南側がスポットらしい」と言い残して、先生は小走りに調査に行っちゃいました。 私も日頃信じていること、庭の形成にも通じることですが、「昔の日本人は神々の下りてくる場所として」塚を作った。それに近いことでしょうか。。。
******* やまのいただき
実際の富士山に登ると、9合目から頂上までがかなりつらい。 登山者を迎えてくれる鳥居が目の前に見えるのに、体がついていかない。 はやる気持ちと裏腹に、空気の薄さや足の重さがもどかしい。 修行のひとときです。 でも、鳥居をくぐる瞬間は底知れぬ喜びがありますね。 私はいつもそんなことを思い出しながら富士塚に登ります。(それも楽しみ♪) 高さ15mのこの根本富士だって、9合目からが一瞬気持ちがひきしまる。 さあ、いよいよ! おお。先に到着した面々は、下界の風景に見入っておりました。 山頂はとても広いですよ〜。太陽が近い。 さすが、山頂の鳥居には新年の飾りつけがされておりました。 ここは奥宮らしきものはありません。が、今だ生きる清水講による「講碑」の多さに目をみはります。 時代もさまざま、カタチも豊富なバリエです。 去年撮ったコレ↓ 今回は見落としてました。。。
******* 森の中。しばしコトバを失いながら。。。
金山神社の本殿の前で皆さんに集まっていただきました。 登山のための号令ですが。。。 なぜコトバを失ったかは……よくわかりません。この山(あえて塚と呼ばずに)の深くてゆる〜い波長のせいかもしれません。ぽっかり空いた日溜まりの中で、澄んだ空気に包まれました。体の力が抜けていく感じもありました。でも快感でもありました。ああ、去年来た時もなんかそうだったなー。 「ここの登山道はフクザツです。ええっと、私たちが来たところは実は1合目ではなくて、ホントはあっちの……」とろくに説明もできずに「とにかく登り始めますか。まあ、行けばわかります」(笑) まるで迷い羊のような一行。神様は笑っていたかもね。
******* ここに来る日はいつも晴れ
馬橋を出発し、後半の富士塚めぐりに出ました。常磐線を駅ふたつ乗って松戸に到着。ここでふたつの富士塚に行きます。 まずは、根本城跡に作られた「根本富士」に登ります。 富士塚の3合目あたりの高さにある金山神社を詣でました。真夏の山もいいけれど、冬も日射しも有り難い。空は底抜けに蒼かった。
******* お待たせ♪ ランチタイムだよ♪
「流山富士」「馬橋富士」とまわって前半のツアーは終了。お腹もすく時間です。 馬橋富士のある王子神社から目と鼻の先にある「真南風 ma-pai」に移動しました。 真南風と書いて「まーぱい」と読みます。(沖縄に吹く風の種類に真南風「まはえ」と呼ばれるものがありますが、「まーぱい」は八重山での呼ばれ方です)肩書きはヒーリングスタジオとなっていますが、日常で疲れたこころとからだを、癒しながらリセットするための多目的空間です。2007年秋オープン後、各種ヒーリングクラスやヨガなどのワークショップを展開しています。また健康で気持ちよく生きるために、身の回りにあるたくさんのヒントや情報をシェアできるユニークなサロンでもあります。これからは、ワークショップの幅を広げて、文化的な側面でも集える場所になっていくようです。そのうち三線クラスやライブなどありかな? URLはhttp://mapai.blog119.fc2.com/ さて、ランチです。シンプルですが、せっかく新春の富士塚ツアーなので、わたくしのこだわりを盛り込んで、「富士山メニュー」といたしました。当初は、おにぎりを富士山に作るつもりでした(夏富士と冬富士)手間がかかるので省略。そのかわり、 「富士山はんぺん」が目玉です。 横から見るとこんもりしたはんぺん。タネあかしは、日本橋「神茂」の「手取り半ぺん」です。職人が、ひとつひとつ、魚のすり身を正方形の板に乗せ、中央を高く盛り四方を撫でつけて作りました。とてもまろやかで、普通のはんぺんとは別物です。生のまま何もつけなくてもいただけます。前日、日本橋本店で「富士山に見立てるので、できるだけこんもりとしたやつを下さい」と言って仕入れました(笑)。はい、神茂ではこんな姿で手に入りません。私特注の「キント雲の焼印」で化粧をして、富士山に変身したってわけです。傍らに菜の花の浅漬けを添えて。(漬け物はすべて京漬物の「近為」♪) 他には、自然卵の玉子焼きとか、魚市場で選んだ味噌漬けの鮭(私が焼きました)とか、おにぎりに使ってあるのは藻塩だとか。。。シンプルだけど味わいのある物をチョイスしました。 相当お腹がすいていたのか、皆さん一気にたいらげてくれました。気持ちい〜い♪ 床暖房が効いて、日射しもぽかぽか。熱いお茶で体もあたたまります。 充分あったまって下さい。後半ツアーはまた寒風の中へ飛び出しますからね。。。
******* 目の前ですよ♪
これなんです。これ。。。あ、やっぱりがっかりしましたかね〜(笑)。流山で立派な富士塚登山をし、富士山まで拝んだ後にこんなぺったんこな富士塚だなんて?(笑) いや、でも、これも塚なんですよ。その証拠に…… 頂上にこんな立派な碑があって…… これもあるでしょ?それに大事なものがここにあるんです。 「さて、この富士塚のどこかに『猿』がいますよ〜」と私が言うと……同じ境内の「庚申塔」の「見ざる・聞かざる・言わざる」を見た直後だったからでしょうか。ハハ、皆さんすぐに見つけちゃいました。 かつてはこんなふうに拝んでいたであろう猿の足だけ。でもこれは貴重です。猿像が富士塚にある割合がどのくらいかはわかりませんが、そうそうあるものでもなく、特にこんな小さい富士塚にあるとは驚きでした。ひとつひとつの富士塚は特徴があります。そしてこういう個性を発見するのが何より楽しみであります。 ちなみに5段で登れる富士塚でも、頂上はわりと広い。 押しくらまんじゅうすれば20人でも大丈夫(かな?)。 一応、この塚が古いのを確認してくださいね。石碑の裏には明治何年と彫ってありますかー? 三拾五年? まずまずですね。大正のものなんかも多いですからね。 では、下山しましょうか。 |
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プロフィール
HN:
芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
女性
自己紹介:
▼▼▼【富士塚】とは▼▼▼
………………………………… 富士山に登りたくても登れな い人たちの為に、江戸時代に 関東各地に造られた「人造富 士山」のこと▲です。富士山 を信仰する▲▲▲富士講によ るもので▲▲▲▲▲したが、 地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富 士山が出来たことで、多くの 人が登山でき、大流行しまし た。民衆のパワーですね♪♪ 富士山の溶岩をのせ、一合目 から頂上まで登れるようにな っています。意外なところに ひっそりたたずんでますよ。 ………………………………… ▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼ ………………………………… 美しい作品も好きだけど、コ ンセプトありきで表現するこ とに喜びを感じるビジュツ家。 表現形態はこだわりません。 現在、富士塚のコンセプトに インスパイアされ、色々な媒 体で表現。著書の【ご近所富 士山の謎】【富士塚ゆる散歩】 も、私にとっては作品です。 なぜ富士塚か……それは、海 外生活での体験から。詳しく は本のあとがきに記してあり ます。 ★★★★★★★★★★★★★ お問い合わせ、ご連絡は↓ y♡k♡◆ris◆k◆.◆rtist★gm◆il.c♡m (♡をoに◆をaに★を@に変えて 入力して下さい) ★★★★★★★★★★★★★ 掲載の写真・イラスト・文章等の 無断使用・転載は御遠慮下さい ★★★★★★★★★★★★★
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