▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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東武線の踏み切りを渡って、



JR板橋駅を目指し、谷端川児童遊園を歩きました。
川をかぶせた長い遊歩道。下見の時、地元の方から教えていただいた散歩道です。



JR板橋から埼京線に乗ってひと駅、JR十条で降りました。商店街は縦横に繋がってますが、ここ、十条中央商店街を歩きます。





なだらかな上り坂を行くと、都内で2つしかない大衆演芸場のひとつ、篠原演芸場があります。まばゆい!
観劇したことないけど、この劇団美鳳とは、興行先の新潟でよく出会います(笑)。
この日が初日。開演を待っていたおばちゃんたちに「観ていきなよ♪ 若い人にも観てほしいよ〜」と言われ、一瞬ぐらつきました。



もちろん目当ては「十条のお富士さん」。



あれ〜! 講の人たち、新しい法被???そういや以前、皆さんでカタログを覗き込んでいました。
紋が鮮やかで、まるで天使の羽根みたい♪



護摩木に書いたのは○○○○○○○○○○。
「だめだよ〜。護摩木だけじゃなくて線香もちゃんと買わないと。え?古いお札も忘れたの?だめだよ、持ってこないと〜(笑)」
プチ変装していたけど、昨年お世話になった方たちに見破られそうになったので、へらへら退散。(ホントは丁寧に御挨拶したかったけど、ツアー中でしたので。講元さんたち、すみませ〜ん)

【去年のお山開きはこちらにくわしく】



縁日はとにかくすごく、200軒はあります。これはガールズたちに人気の射的。
(十条から東十条に向かって歩いて)お富士さんにお参りし、ふたたび十条に戻ると、人ごみは異様にふくれあがってました。



喉が乾いて、2軒ハシゴしました。ビールは格別。青森名物?アピオス美味です♪ アピオスは、むかごによく似た小さいイモでした。

【こんな情報がありました】
なんとマメ科なんですって!アメリカインディアンと御縁がありまする♪



商店街のはずれに見つけたこんなマンションです。
新築してもこうやって神輿蔵が設けられています。脱帽!!!


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


あちこち、少しずつハデな感じ。



東武線下板橋駅から歩くと、ポスターが目につきます。去年はなかった朝顔市。



七夕近し。あ、今夜です。



あ、宮司さん。

今年は子供たちがこんなにたくさん。やっぱり富士塚には子供が似合います。

昨年の様子は
【登拝編】
【お猿のつぶやき】
【ウラのヒミツ】



朝顔で華やかなお山です。これから毎年つづくのでしょうか?それもいいですね。



浅間大神の碑は、きれいな山型です。



ベイビーモンキーにも御賽銭が添えられていました(衣裳の中)。



JR板橋に向かいます。ひと昔ならどこにでもあった集合商店。
名前がいいですね〜♪
中はちょっと寂しい雰囲気でしたけど、なくなっては困る地域のお店です。


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


千住には、千住宮元富士以外にもいくつかの富士塚がありますが、ランチタイムになったので、旧日光街道を歩きました。





新しいペイヴメント(この単語、なんと竹富島で外国人と会話中に出た言葉でした。笑)で活気があります。

千住は御存知宿場町。江戸幕府が各地への交通網として整備した五街道がありますが、江戸日本橋を出てそれぞれ最初の宿場である、品川宿(東海道)/内藤新宿(甲州道)/板橋宿(中山道)/千住宿(日光道・奥州道)は、とても重要だったので江戸四宿と呼ばれました。

ところどころにとても古い建物が残っています。

下見の時から、富士山のカタチが気になっていたここ。



覗いてみたら、ぐっときました♪











食事も器も雰囲気も◎! オススメ♪


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

NHK「金曜山梨」の映像が届きました。ディレクターS様ありがとうございました!



番組(6/26)は「いにしえの信仰の道」「天と地の境を行く」「身近に富士」の3部構成で、
1部:富士山の信仰は、麓から登ってこそ、その証にふれることができますね。
2部:火山の成り立ちは地球環境を考える上でも重要だと思いました。「幻の滝」もスゴい!

知らなかった濃い情報が満載でした。

3つめに出ました私はこんな感じ↓



やっぱり「富士山に行かなくちゃ?」

もちろん行きたいです♪
楽しみにとっておきました♪ この日の登拝。



↑これは、春に訪れた際の富士塚ですが、



↑千住宮元富士は、7月1日にだけ登拝できます。





「本日に限り…」と記されています。



いつもは、鉄門の前に御賽銭箱が設置されていますが、この日は門が開き、御賽銭箱の脇から登拝可能です。



講碑の数はおびただしく、全部をアップすることはできませんが、



全ての合目石が設置され、五合目には小御嶽もきちんと祀られていました。



7合目5勺には、この烏帽子岩。



頂上には「頂上」と刻まれた碑もあり、奥宮は素晴らしく供物が並んでいました。



こちらの宮司さんは、とても素敵な女性です♪ 御子息でもある、もうひとりの宮司さんと一緒にこの神社と富士塚を守っていらっしゃいます。でも、いろいろお話をうかがううち、地元の富士講が存続しない現在、この飾りつけや塚のお掃除がとても大変だということがわかりました。こんなにたくさんの供物を頂上に運ぶのに、どれだけ大変だったかを考えると、こうして富士塚を訪れる者にとっては有り難いことであります。

そして、感謝の気持ちがひたひたと沸き上がってきました。
富士塚は歴史的に見ると、ひとつひとつ考察するべき点はありますが、こうして地元の方たちのご苦労を知ると、過去よりも現在の扱われ方がとても重要だと思えてなりません。保存するだけでも、どれだけ大変なことか。。。



下山道は、奥宮の背後から2本あります。これは左側を上から見たところ。右側の方からが下りやすいです。でも、富士塚の構造をあまり御存知ない方は、登って来た道を下りる方をオススメします。



右側から下りると、こんな光景です。「御胎内」がくっきり!



塚の右側ふもとにあります。石祠は、屋根と社が合っていません。これもよくあることです。

千住宮元富士は、大正12年に千住神社境内の入口近くに築造されましたが、その後地震で崩れたため、昭和11年にやや奥に移築されたそうです。

ちなみに、戦争で爆風を受け塚がゆるみました。
登山道は4本あるそうですが、私が確認できたのは3本でした。

この日、私にとっても初めての登拝でしたので、ツアー参加の方たちを放置してまで、調査に熱くなっちゃいました♪ ごめんなさ〜い!


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


千住大橋駅から日光街道を北上し、左折すると



昭和な香りが漂っていました。



銭湯、電器屋、こんなプレートさえも、ひとつひとつがどこか懐かしい。





千住神社はスゴくいい。



なぜかと言うと、こんな光景に出会えたりします。地域の方は、ご年配をとても大切しています。
これは、下見に訪れた少し前(今春)の画像ですが、車椅子のお年寄りの参拝のケアをし、その後長い間、お話相手をていました。

そしてこの日、7月1日のお山開きでも、お年寄りが大勢お参りにいらっしゃいました。こういう神社はいいなあ、となんだかじ〜んときてしまったのでした♪


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


千葉県市原市の八幡宿富士のお山開きは、



今年は、7月22日(水)の午前10時からですよ〜♪
先達から聞きましたので、確実です。

去年の様子は【こちら】へ。
今年はカラッと晴れませんが、歩いていると、蒸し暑くて汗が出ます。

駒込富士の宵宮(お山開き初日)に向かう前に休憩タイム。古い地図を使って、昔の東大赤門内側にあった富士塚(椿山という築山に富士山の神様を勧請)が、駒込の富士神社に移された話などをし、プチレクチャーを兼ねたお茶をしました。

こんな差し入れもありまして♪♪♪
(富士山めろんぱんに関しては、後日たっぷり)



駒込富士神社に移動しました。広い境内には縁日の屋台がひしめきあっています。
「わあ、にぎやかですね」
「暗くなったらこんなもんじゃありませんよ〜♪」



頂上に飾ってある、鮮やかな花万灯です。急な石段を昇ってすぐのところにあるので、じっくり見ることはできませんが、本体は富士山型になっています。宵宮の午前中に、富士講の方たちがこれを担いで、この界隈をねり歩くのです。お山開きが始まりますよという告知でもあります。

紙面の都合上、本にはたった2行でしか紹介できず残念でしたが、実はちゃんとした歴史があります。参考資料からの抜粋を。

…………………………………………………………………………………………………
 古来陰暦六月の朔日を山開と云って、此日から富士登山を始めることになって居るに倣って、此祭は行はるゝので有って、二百年前までは、芝櫻田本郷町の富士神社より、當日左右の随神を此富士神社に送ることになって居たのが、争あってこのことを中絶し、今其随神(ずいしん)は駒込富士神社に飾られた儘になって居る。之を同時に久しく行はれて居たものには富士講中からもって来る萬燈が有る。萬燈と云ふのはつまり花傘を飾った高い行燈のことで、鉄砲洲の富士講中二三十名が、揃の中形の打扮(いでたち)にチリンチリンと鈴振り鳴らして、エッサモッサと景気よく一つの大萬燈かついで来て、篝火を焚いた富士神社の境内を練り廻って、やがて之を社前に立て飾って帰るので有る。享保の頃から行なわれていたもので、今も引つゞいて盛に行はれて居る。

若月紫蘭(1879〜1962)が書いた「東京年中行事」より。
…………………………………………………………………………………………………
★中形:江戸で生まれた型染めの文様で、小紋よりわずかに大柄のものです。

昨年大変お世話になった富士講の方にお会いできました。N様、応援していただき、心より感謝しております♪

ご案内をしていると写真はなかなか撮れません。ちょっとズルして
昨年の様子はこちら。
今年が去年と違うのは、麦藁蛇の大きいのが復活したことです。(気合い入ってます!)



今、蛇の造りを研究中デス。(もしかしたら面白いものができるかも?)


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


「あぁ。。。売り切れちゃいました〜」

若い神官がすまなそうに言いました。
楽しみにしていたツアー参加者は残念がります。
初日なのに、昼過ぎに完売したのは、小野照崎神社の「へび土鈴」。
かわいくて人気なのです。

「あれ? でもその絵馬は? 去年見なかったですが、今年からですか?」



「私も今年からこちらに来ましたので詳しいことは。。。」

私の記憶が正しければ、この絵馬は見たことない。いやあったかな???
どっしりした大ぶりの手描き絵馬はなかなかいいです。へび土鈴の代わりに求めました。

ちなみに神官によれば、昔はここでも麦藁蛇を配っていたが、それがなくなりその代わりに「ミニ茅の輪」になったとのことです。

さて、年2日間しか登拝できない下谷坂本富士は、やはり風格あります。古いボク石も趣きあります。ひと月前の、うっそうとした雑草も綺麗に刈られ、登りやすくなっていました。

今年は「ゆっくり登ろう」という貼り紙がなく(おそらく午前中の雨のため剥がしたのでしょう)、とても見栄えがいい。頂上付近には、儀式で撒いたお祓いの紙が散っていました。



氏子さんからいただいた明治41年2月11日の小野照崎神社の図です。
この頃はまだ「紀元節」と言っていたのでしょうね。日章旗が掲げられています。

左奥の富士塚はかなり大きく描かれています。手前には橋が架かっているし、ちょっと庭園ぽい。里宮らしき祠も見えます♪


★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★


盛り塩は、然るべきスポットに置くととても効果的ですね。
私が盛ると、つい富士山型になってしまいます♪



器は何でもいいのですが、私はこのふたつ。
手前は、陶芸作家、須藤拓也さんの六角豆皿。(この方の作品はイイ。特に銀彩は好きです)
奥のは、熊野那智大社、那智御滝の盃。とても浄化力あります♪

塩は埃まみれになってしまうと、パワーダウンだそうです。
一週間に一度は取り替えましょう。

これはソルティですが、近い内、スイートな富士山をアップします♪


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HN:
芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
女性
自己紹介:
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富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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