▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

【富士塚は動く】
これは現実です。ちゃんとした富士講があっても……実によく移動する。
でも、受難に負けない民衆の強さが塚を支え続けたのですね。

ボク石(溶岩)や玉石を動かすような塚の移築と違って、この富士は、
さほど困難ではなかったはずです。元々の丘陵を利用したし、近所の
氷川神社に居を借りたというわけでして。。。

ちなみに、ここを富士山として定着させるために、斜面に登山道を
つけたのは、かつての富士講講員(講は移築のころ解散)を、神社の
氏子として迎えたかった神社側の工夫だったのかもしれませんね。

まあ、厳密には富士塚と言えないです。烏帽子岩などないですからね、
浅間山と同様の扱いでしょう。でも「楽しく富士山を思う憩いの山」
ということで受け入れましょううううう。

離れてみて、こんな感じで目黒元富士を考えていていいかと思いました。


とはいえ、目黒元富士ができたのは文化9年(1812)だからけっこう古いです。
もうひとつの富士山ができるまでは、単にこれは「目黒富士」だったのですがねー。

まあ、代官山近くの土地を岩倉具視が別荘地にしなければ、目黒富士が
移築されることはなかったんですよ。その後、もとの山は、昭和14年には
完全に崩されてしまったようです。。。

気をとり直し、祠に目をやると、側面に「文化九年」が読めますね。
う〜ん。狛犬たちは何を思って引っ越しをしていたのかな。。。

各合目の碑は、氷川神社の境内を富士山の登山道と見立ててのこと。
が、現在の登山道ができたのは昭和52年ですから結構新しいです。
それにはワケがあります。

広重が描いた目黒元富士の場所は、実はここではなかったのです。
もっと南(代官山近くの上目黒1丁目)の「目切り坂」上にありました。
のちにできた新富士からは500mくらいしか離れていない距離です。

そこにあった時は12mほどの高さだったですが、明治11年に、
大橋2丁目(旧 上目黒8丁目)の氷川神社境内に移されました。

山頂には氷川神社(少年の向こう側)本殿、向かって左側は稲荷神社。
(その左手前は神輿倉庫だったと思います)

本殿の右側に富士浅間神社がございます。

二合目からひとつひとつ……丁寧に碑が立っています。
公園程度の小山ではありますが、
都会の中でちょっと気持ちいい、草木の匂い。
宗教的な重みもなく、ただひたすらに
江戸時代の遊山地としての爽やかさを感じました。

と、あっけなく頂上の予感。。。ビミョーな気分です。

富士の文字がどうあろうと、鳥居は鳥居。頭を下げ、神妙な面持ちで
鳥居をくぐり、一歩一歩、丸太でできた階段に足を乗せます。

と、いきなり二合目の目印が目に入ります。う〜ん。いいペース。

マンション階段を昇る途中で、右を向いたらいきなり頭上に

こんな鳥居が!!!

富士の「富」の画数がひとつ足りない。ご愛嬌でした。

まずは【目黒元富士】から参ります。
渋谷から東急新玉川腺でひとつめの池尻大橋駅で下車。
渋谷方向に3分ほど歩くと、左手に氷川神社の入り口手前に
交番があります。交番のすぐ脇にこんなサインが。

「目黒富士登山口」

う〜ん。登山口と言われても……ドコ?
と戸惑っているとマンションの階段らしき数段に足をかけたとたん!



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プロフィール
HN:
芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
女性
自己紹介:
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富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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