▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲


みっつめの登山道から下りて来たらこんなものがありました。

誰かが草につけた、めでたい水引き。



下界におりてからもう一枚。次にここを訪れる時には、近くの「花畑大鷲神社」にあるという、富士登山の絵馬も見てみたいと思います。

ちなみに「花畑大鷲神社」はハナハタオオトリジンジャ(わしと書いてトリ)と読むようですが、この日、あとで行った鷲神社は、ワシジンジャでした。


小天狗の碑を見上げながら、塚のまわりを少し歩いたところで「大天狗」の石碑が目に入りました。



削られているけれど「大」の一部が読みとれます。これはみっつめの道のそばにありました。位置は時計盤で10時の方角。





富士塚の裏をぐるっと回りました。小さいボク石を丁寧に貼り合わせて滑らかな斜面を作っています。

特に目立った石碑もないなあと見渡して左まわりに歩いたところ、小天狗の文字が。



急斜面の途中に埋まっているのでよく見えなかったけれど、切り取られた碑であるのはわかります。右上には「○嶽山」の部分?

この石碑の位置は、お宮の位置からでもわかるように、裏側の右寄り。時計盤で言うと……6時を正面としたら、11時の位置。

そうか!時計で示せばいいのだ!

となると、正面からの道は6時からはじまって頂上に到達、別の道が始まり、カーブしながら2時の方向に下りる。
頂上の祠はこれです。
左奥の建物は草加市側。右には県境の毛長川のフェンス(水色)が見えます。



そして、頂上から別の石段(下山道というか登山道というか)が続きます。



      

                      下山して見上げたらこんな図↑
玉石でつくられた正面登山道から頂上へ。祠にお参りして振り返ると美しい光景が。





登って来た道。

鳥居をくぐると外柵に登る石段が正面にあります。(たぶん新しいでしょう)



その上に立つと、背筋ののびた(笑)富士塚と対峙します。



右側の御神燈には講紋と「富士講」の刻みがくっきり。





つつじに囲まれた講碑が立派です。「花又講社」とあるけれど、丸参講の紋が見えます。



塚の左側にはこれも立派な石碑。「花又村」と書いてあります。日輪、月輪もきれいです。





ではあらためて、登山道をしかとな。



まず、正面からの道。ゆるやかにカーブしながら頂きに続きます。
南千住で降りて、なぜつくばエクスプレスに乗り継いだのだったかな〜。竹の塚まで行けば、たくさんバスが出ていたのに。(行き当たりばったりだったのは覚えていますが)ま、とにかく、(ちょっと前まで畑だったろうと思わせる)六町駅から花畑団地行きのバス(本数は少ないです)に乗りこみました。バスルートは少々複雑だったけど、親切なドライバーが教えてくれて、「花畑四丁目」で下車しました。いい感じの商店街でした。

ふう〜。よかった。へんぴなところではなかった。団地ってやっぱり人の住む団地でした。「もしかしたら団地のように花畑が続くようなところではないかしら」と思ってたのです。。。(笑)。バス停からすぐに団地のエリアに入ります。



この「富士浅間神社」があやしい。川向こうはもう埼玉県草加市です。



古い団地の脇をずんずん歩く。行きついたところにこんもりした森があったけど、入り口を通り過ぎてしまいました。これは川を背にして塚の裏から見たところ。遠方にクリーム色の団地が見えます。



富士塚を確認したものの、隣接した駐車場にはばまれて近寄れない。神社らしきものがない。ない。ない。ない。と富士塚の頂上にある祠を目印に、塚のまわりを360度ぐるぐる回ってしまいました。が、元の位置に戻ったら……そこにあった。神社の鳥居とその先に新しめの外柵が。



浅間神社です。くわしくは↓



「野浅間」と言うのですね。確かに社殿や社務所や境内もなかった。

では、こんな美しい富士山に登りますよ♪


足立区の富士塚は一日ではまわれない!すでにいくつか行ってますが、ついに決心がつきました。未踏の「花又富士」!



でも、出かける前につかんだ地図はかなり古いものでした。もちろん「六町」なんて出てません。つくばエクスプレスの駅なんですから。

「今回はカンを外したか。。。」と頭をよぎったけれど、運には見捨てられてなかった!

つづく。


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士山が出来たことで、多くの
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っています。意外なところに
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…………………………………

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美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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