▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
焼そばの後は、山梨に戻って「胎内」へ。
でもその前に、先週の7月1日のお山開きショットをいくつか。



唯一この日にだけ登拝できる池袋富士。過去に何度もアップしているので、あまり多くは語りません。スナップを中心に。

茅の輪と総代

七夕近し。可愛い短冊

カラーコーディネイト

位置確認

お浄めします

童心健在



御胎内は塚の裏側。中に入ってすぐ左折すると下山道の真下を通り、木の根まで約3m続いている。オトナには入れませんけどね(笑)。さすが非公開ゾーンにあるこの胎内、中はとてもきれいでした。通常、富士塚の胎内は清掃の盲点で、おヘソのゴマのように気づくとゴミがたまるのです。

正面右側のコミタケ



コミタケを挟んで、(小)烏天狗 & 大天狗。棒立ちでなく体の重心の取り方がいい♪ 動きが出てポーズよし。天狗はホントにバリエ豊富。そのうち、私による「富士塚天狗番付」を発表しますから♪



木漏れ日が、正面登山口の母子猿にやさしくスポット。と思ったら「クリア待ち」。TVカメラも地元の方に譲ります。ススッと来られ、体を折り曲げて拝むトロピカル婆ちゃんは、拝み終わってもこの姿勢のまま退場されました。(腰の曲った方は、登山できても下山が困難。そんな方には後ろ向きに下りる方法が。でも、できれば登山は避けてね)



「昔はここでよく遊んだよ。ああ、コンクリじゃなくて土だった。もちろん毎年来てる。でもいいねぇ〜。ここで40年ぶりに友達と再会したことあるよ」
帽子がオシャレな役者さんでした。
富士塚の後ろ半分は立ち入り禁止となっているのですが、私が宮司さんにこの塚についていろいろ聞いていたら、「裏側に大きな洞窟があるのですよ♪」と見せてくださることになりました。

まず、右側の暗がりの中には


「泉瀧」、そして小御嶽神社の石碑と両脇に大天狗と小天狗。


そこから左まわりに行くとお中道に続き、途中から「下山道」を下りて来ると、


塚のちょうど真裏にこんな立派な「御胎内」が!(入り口の石碑は胎内とは無関係)
宮司さん曰く「子供の頃、よく中に入って遊んだんですよ。奥は深くて、左に曲ると3mくらいあるんです」そらスゴイ!


裏側が立ち入り禁止になっている理由はコレ。頂上からの下山道が後についているのですが、このように幅が短く急な石段です。以前人がよく落ちたのだそうです。
「安全に下りられるように、鉄柵をつけようかと考えたこともありますが、それもちょっと。。。」

「なるほど」

「氏子の皆さん無事下山を終えたようです。ホッとしましたよ〜♪登山口でお山をお守りするアタシとしましては、皆さんがお山を下りるまで見届けないと、という気持ちでいるんですよ。あ、あっちほうで直会(なおらい)が始まりましたね。宮司さんもマイクを持って忙しそうに仕切っています。お山はちょっと静かになりましたね。アタシの背中の紋のこと?火消しの【め組】でしょ。ほら、火消しの半纏着たお兄さんたちもたくさんいたでしょう?お山で富士講でない名前をたくさん見たって?野暮なこと言っちゃあいけません。昔からこのへんは富士講だろうが他の講だろうが、交流が多かったんです。何かを建てる時にはお互いに寄付をしたもんですよ。だからいろんな名前があっちこっちにありますって。富士講の石碑だけでもちょっと離れたところの名前があるでしょう?神田も巣鴨も落合も。あ、落合と言えば、【上落合富士】のお猿さんファミリーをご覧になりましたか?ええ、子供達がかわいかったでしょ?うちのはちょっと小さいけどね。え?まだ見てない?アタシの相方のほうを見てくださいよ」


「ほら、前掛けの下に乳飲み子がいるでしょう?」


「お山を訪れる人は年一回。でも、私たちはこうしていつもお山の入り口にいるんです。家族となら寂しくないですよ。さ、おたくもまた登ってらっしゃい。午前中は人が少ないですから」


「ここの登山道はどこかに似てないですか?はい。文京区護国寺にある【音羽富士】ですね。九十九折り?そうとも言えますけど、富士講の研究家の間では【電光型】って言うみたいです。つまり前面にギザギザの道ですね。富士塚の中には頂上の【浅間社】へ一直線に続く石段を築いたものも多いですが、ここのように登山を味わえるものもよかないですか〜。ほら、富士山だってそうでしょ?ジグザグジグザグで登っていったでしょ?うちの富士塚は明治の終わりの頃の築だけど、江戸時代に出来た下谷坂本富士や江古田富士も同じ形。これだと大勢でゆるゆる登れる。それって楽しいでしょう?」


「合目石や講碑もいいけれど、中腹よりちょっと上のこれ。残念ながら頭が欠けていますが、講祖のお姿と烏帽子岩の碑ですね。氷川神社の宮司さんはこちらを角行さんとおっしゃってたけど……どう見ても身禄さんですよね。左端、大きめの烏帽子岩がありますが見ましたか?」


「あれもう頂上ですか?せっかちな人ですね〜。頂上はわりと広めの平らで大人が数人乗ってもこぼれませんね。あ、あなたさっき頂上でここ近くにお住まいの人とお話になってましたね。富士塚をちょいちょい回ってらっしゃる若い方で、富士山の下のほうにある【新屋山神社の奥宮】のこと詳しい方でしたね。あなたはまだ行かれてないんですって?車でないと行くのが難しいって言われてましたね。笑」


「どうしたんですか?祠の前で立ち止まって。さっきお参りはしたんでしょう?」


「あ、お祭りにふさわしい姿のてんとう虫ですか。確かにかわいいですね♪」


「あれ、いつの間に直会もお開きになって、地元のご隠居おふたりだけになっていますね」


「あらら、ご婦人の方がお帰りになった?」


「そして誰もいなくなった。ええ、ちょっと寂しいけれど、ほら、急におてんとさまが射してきましたよ。それに、気持ちいい風が吹いてきて……まあ、しばらくゆっくりしていらっしゃい。あ、それよりさっき宮司さんの案内で見せていただけたウラの画像はどうしたの???」

東武線の下板橋駅からすぐのところにある、氷川神社境内の池袋富士です。
ここもお山開きの時にしか富士塚に登ることはできません。
それも7月1日のこの日だけ。私は初めての登拝でした。

朝11時から神事があったのですが、電車が大幅に遅れ、



駆けつけた時にはこんな光景でした。なんかドキドキ。



宮司が登拝を促します。



氏子の方たちが童心にかえって登拝しています。



お揃いの裃(?)をつけ、記念撮影の図。
ちなみにこの方たちは富士講ではありません。
ですが、この富士塚を守ろうと、地元、氷川神社の氏子の方たちがこうしてお山開きの儀式を続けているのだそうです。(このような活動を最近いくつか見ることができました)

近年この塚は荒れ放題で、土がむき出しになり、子供たちの遊び場と化していたそうですが、平成9年に大修復をし、こうして頑強なお山に再生したとのことです。



新しくなることは決して悪いことではありません。安全で足元がしっかりして誰でも安心して登れます。この腰の曲ったお方は、「私はもう登れないよ〜。上まで行ったら戻って来れなくなっちまう」なんて言いながら、このとおり。いいことです♪



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士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
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美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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