▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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東日本大地震で被災された方、心からお見舞い申し上げます。
ニンゲンが天災に対してどれだけ非力なのか、思い知らされました。



火山の噴火も自然界の脅威のひとつです。
私は富士山が火を吹いていたという光景をよく想像しますが、
そのたびに、生きている地球のパワーを考えます。

昔の人が、自然に対する畏怖を、日常どれだけ感じていたか。

天変地異が神のしわざととらえていたことは、地球のメカニズムを
知らなかったこととは関係ない。
今よりずっと地球と対話ができていた証拠なのだと思います。

神社の常夜燈は壊れたけれど、猫実富士は無傷でした。
久しぶりに猫実富士に登拝したら、やっぱりこの方にもご挨拶しなくちゃ。
だって、この富士塚はかつて地元の人からテング山と呼ばれていたくらい、
天狗の存在が大きいのですから。

上から見るとこんな。

小御嶽の石祠がおろされた(落っこちた?)のは残念ですが、

彼の存在感は大きい。

衣の裾のなびき方がなかなかよろしい。団扇や翼も表現が細やかです。

今回注目したのは。。。

足の爪。長く伸びています。ニンゲンではないという印象につながりますね。
足元がここまで詳細なのは、鋳造ならではです。
烏天狗もいたならば、やっぱり爪が細かく表現されていたでしょうね〜。
ちょうど1週間前。
3が日のうちに近所の富士塚にお参りしよう、と猫実富士にやってきました。

丁寧に拝んでいます。

丁寧に拝んでいます。

そして、

登っています。

登っています。

登っています。

あ、そこは道じゃないよ〜。砂走りだよ〜。
まいっか。昔の子供は滑り台替わりにしてたらしいし。

子供も大人も登っています。何ということでしょう〜♪
子供同士はとにかく嬉しくってしょうがない。大人同士は興味津々で山肌探検。
もちろん家族連れも楽しそう。

こんな光景は、4年に1度の三社祭以外で見られることはありませんでした。
どうやら理由はコレでした。



今まであった「登らないでください」に代わり、責任とらないけど登っていいよと
神社の方針が変わったからです。

今まで、一応登山禁止のサインはあったものの大人は自己責任で登ることはできました。
でも、こうして晴れて登ることができるのは、心から嬉しいと思います。
とても強固な富士塚ですから、崩落の心配はないですし、登山道も安全です。
もちろん、登拝には足元お気をつけて。さ、どんどん登りましょう〜。

私も登拝は2年ぶりかな♪



豊受神社社殿への列は、向こう側の玉垣の向こうまでぐるっと続いています。
私も参拝するまで40分くらい待ちました。

そうそう、今年もうひとつの変化がありました。
今まで、神社に訪れた人は人の長さにびっくりしてすぐ列についたものですが、
今年はほぼ全員、ちゃんと手水舎でお浄めしていました。
外側の列は、お浄め待ちの方々です。時間はかかるけど、いいことね♪
なんか急に茶色い。そう感じました。葉っぱの色が変わったからかな〜。

いや、塚も茶色い。



近寄ってみると、茶色いものがあった。いや、いた。



猫でした。頂上の近くに座ってくつろいでいました。

背後で「こんにちは〜」と声がしました。
若い神官でした。
「あ、こんにちは」私は思わず「ほらあそこに猫が♪」
「あぁ(笑)」彼はちょっと見ただけで、本殿に足早に歩いて行ってしまいました。珍しいくないのかな。私はここで猫を見たのは初めてでした。

しばらくすると、塚のそばにいた小さな女の子が気づきました。
「猫がいる!」

私も近寄ってみました。



貫禄あるフシギな猫でした。柄のせいでまるで人の顔をしている。思慮深い表情に見えました。

今夜は満月です。富士塚で月と戯れる猫が見られるでしょうか。
いろんなことに追われて余裕のない時でも、いや、そんな時こそ、時間を作ってでも散歩に出るのがいいですね。人間て、ついつい自分に課してばかりでつらくなるもの。先に進むため、それから一瞬でも解放されることが必要です。



歩くペースはゆっくりと。行き詰まった気持ちが和らぎます。行き先はやはりこの富士塚、猫実富士。あ、今日は人が多い♪



思いきりオシャレをした(された)子供がいる。七五三だ!



豊受神社の本殿から、御祈祷の太鼓の音が聞こえてきたと思ったら、出て来た人たちも七五三のお参りでした。家族で楽しそう。そう言えば、自分が8歳になった時「これでもう七五三のお祝いもしてもらえることがないのだな〜。もう子供じゃないんだ!」なんて思った記憶があります(笑)。



巫女さんも玉串を抱え、富士塚の前を足早に社務所へと戻ります。お疲れ様でした。

ステキな情景を垣間見ることができて、私も和むことができました。解放済み♪



あっちでも解放された子供が、走り回ります〜。
私が住んでる地元で、お世話になっている年配ご夫婦がいます。会えば挨拶をし、たまに立ち話をする程度でしたが、先日、『ご近所富士山の「謎」』を一冊お渡しし、「こんなことをやっているんですよ♪」とお話しました。

すると、「早く言ってくれればよかったのに〜。私たちも富士山大好きだし、浦安にはたくさん富士塚あるしね。あすこの富士塚は昔からなじみですよ。それも書いてくれたの?」

「あすこの富士塚」とは「猫実富士」のこと。残念ながら、最近神社が登山禁止の看板を大きくしたので、ちょっと遠慮して取材を申し込みませんでした。(たいていは、登山禁止の看板があっても子供向けのものなので登ることはできるのですが)



「ホントはすご〜く紹介したかった富士塚だったんですけどね」

「今度はぜったい書いて下さいよ〜。いい富士塚でしょ?」

「ええ。私は大好き!いつか形にしてみますね。神社に相談して」

「でも知ってる?私たちは『てんぐ山』って呼んでたんですよ」



「ああ、よくわかります。あの天狗は存在感ありますよね。昔あの天狗が怖かったって近所のおばさんが言ってました

(画像の右側には、小御嶽の祠があった形跡があります。石祠は下に下ろされ今は地面の上)

「子供が小さかった頃、しょっちゅうあの富士塚の『砂走り』を滑り降りてはジーパンのお尻に穴をあけて帰ってきたものです」

「へえ〜。そんなことがあったんですか〜♪」と、富士塚談義は大盛り上がりとなりました!



この日、氏子の方が新車の御祓いをしてもらったのでしょう。「切麻散米」の白い紙が、春風に舞っていました。



かなり大きな富士塚です。神社の外からも様子がわかります。
まだ初詣に人の訪れる猫実富士。

近寄って来たのは、牛ではなく。

ここでは初めて見る顔。

片目。骨折した左前足。大きなお腹。

富士塚を参拝する人々を見とどけて。

去って行った。。。同行の三毛猫にいとまごいもせずに。




孤高な黒猫の姿は好きだ。気の荒い奴になつかれるとなお嬉しい。
でも私は決して毛並みに触れないよ。それがルール。一期一会の。

今日の出会いに思わず幸運を感じ、引いた扇神籤は。。。

最近の猫実富士のつづきです。


烏帽子岩の石碑に、赤いペイントが文字の陰刻に入れられたおかげで
遠くからでも認識できるようになったわけですが、赤い文字入れは
他にも多々あります。赤だけでなく、白も!(あらららら)
おまけにテカッてます。


天地堺や六合目の文字も赤くなったし、亀岩にいたっては、白いペイントで
目が入っちゃった〜!


まあ、様変わりするのも富士塚にはよくあること。
こちらの大天狗は変わりません。青銅製のいい色合いです。
現在この天狗はひとりで立っていますが、どうやらこの左側
(天狗の右側)に、小御嶽神社の祠があったと思われます。


その祠はドコだ?
何か手がかりがあるに違いない。と思って塚の裏を歩くと。。。
こんな石の屋根が置かれていました。


あたり一面、黄色いイチョウの葉の間から、紫色の小花がいっぱい。
何の花でしょうか???傍らに見えるのは、三峰神社の犬。


中腹には不動石。富士山のお中道付近にある岩のことです。


ここの氏子には漁業関係者が多く、富士塚にも関わっています。
塚のそばには「当村六人網元中」の文字があったり、


参道脇の御神燈にもこんな文字が!「魚貝商組合」。




神社を出たら、もくもくとマイペースに歩く方がいました。
お年寄りとは思えないほど、足が早い。
ちょっと写真なんか撮ってると、すぐ離れてしまう。

富士塚の脇の道は、狭いながらも気持ちのいい小道。
ではまた。。。
本の見本が届きました!ありがとうございます。
なかなか濃い、とてもいい本ができました。心から感謝でございます。
嬉しく思うと同時に、発売目前にして身の引き締まる想いもいたします。
これからいろいろやることがありますが、まずその前に。。。

感謝の気持ちを真っ先に報告するところがあります。
現在自分が一番関わりのあるお富士山です。


氏神様にある立派な富士塚、ブログに何度も登場している「猫実富士」です。
素晴らしい塚なので、ぜひとも本の中で紹介したかったのですが、最近神社の登拝禁止令(笑)が厳しくなり、残念ながら掲載を断念いたしました。
ですが、この富士塚にはいつも励まされてきました。感謝の気持ちをこめて、報告と祈願に行って来ました。「このたびは富士山のお姿をお借りして……」。


豊受神社の本殿と浅間神社にお参りした後、塚の右側から富士山を仰ぎました。

すると。。。あれ〜?


烏帽子岩の右側、あんなだったっけ?もっと近寄ってみよう。


この小さな丸石でつくられた斜面は「砂走り」ではないか〜!!!
なぜ今まで気づかなかったのだろう。確かにこの斜面はよく見てたのに。
実はこの夏、市原市の「八幡宿富士」のお山開きに行った時、講の方から富士塚につけられた砂走りを見せられました。「砂走り」という標だけでなく、美しい斜面の表現が驚きでした。そんなこともあって、石碑や標がなくても山容から読み取ることが大事かつ楽しいと知ったのでした。(ちなみに八幡宿富士も数回訪れているのに、砂走りの斜面に気づかなかった!)

それにしても、猫実富士は私が一番多く訪れている富士塚です。100回は見ています。目をつぶっても絵がかけるくらいに熟知しているハズ。。。でも、思わぬ発見がまた嬉しい誤算。確かに、訪れるたび必ず新しい発見があるのが富士塚です。

つづく。。。
2008年になってまもなく(午前1時頃)、本殿にお詣りした地元の人たちが富士塚にも手を合わせていました。右の黒い塊が富士塚です。



割と若い人達も多いです。子供の頃から親しんでいるんですもんね。



鏡餅もお供えされて、暗い中にも講碑が浮かび上がっていました。
今年の祭は楽しみだ〜。



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士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

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美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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