▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
「富士浅間大神璽」と刻まれた祠の土台にあったのが、こんな文字。



「當(当)村 孝心同氣(気)」と読めます。
孝心同気。富士講の一種の「孝心講」の「同士」という意味です。

講祖、食行身禄の後継者に小谷三志という人がいましたが、この人の作った「不二道孝心講」というのがありました。この講は埼玉県鳩ヶ谷市を拠点として活動していたけど、なぜか千葉県の北西部に伝わったようなのです。まあ、埼玉県と千葉県は接しているし、流れがありましたからね。(千葉県に富士講が伝わった3つの流れのうちの埼玉経由なのでしょう)

とにかく規模は小さくても富士塚の多い千葉県。全富士塚の半数はありますからね〜。ちょこちょこ探すと面白いです♪

さて、ここは伊勢講による神社だろう(富士塚があるのはもちろん、合祀ね)と思っていたら、



本殿(何となく中国風)脇にある狛犬がいい味を出していて、近寄ってみると、



こんなとろけた姿の足元には、



ちゃんと伊勢講のしるしがありました。ちなみに境内の隅っこには、



「月読尊」「三峰神社」「加蘇山神社」の石碑、「水神」「別雷命」などなどの祠もごっちゃり。ひぇ〜!

人が訪れている富士塚か、そうでないかは何となくわかる。それは「荒れて」いるとか講が解散しているとかに関わらず「眠っているか目ェぱっちりかどうか」の感じ。富士塚を多数お参りしていると、新しい人が来てそれに応えて富士塚が最近目を覚ましたか、そんなのがわかるようになります。

ええっとこちらは(笑)。。。眠ってました。



石段を3つ登り、外柵に立つ。「外柵」なんて言い方、富士塚に対してちょっと冷たいけれど、何となく他人の服を借りた印象があるから(笑)。移築とも違い、何かの土台を再利用した感じがするのでした。



まして、ボク石が「組まれて」いるのではなくて、祠のまわりに無造作に積んであるだけ。深川八幡富士のようにつなぎのセメントでガチガチに固めるのも味気ないけど、八重山諸島の火番盛のようにただ積み上げたようなのは、富士塚ではありえない。



たぶん動かされる前はもっとたくさんのボク石があって、ちゃんと登拝できた規模だったでしょうが、移築後、庭師や石工がいなかったか。。。塚の裏には中途半端な残骸のボク石が。

富士山、どこから連れて来られたの? そう語らずにはいられません。



では、祠を検証〜。「富士浅間大神璽」とある。



左右はこんな。願主と年号がありました。

しかし、土台には土地柄の面白いものが。

つづく。


我孫子の湖北駅からちょうどいい距離。中峠と書いて、なかびょうと読みます。ここの伊勢山天照神社に行きました。なにやらすごく高い木々が正面に。



熊野で教えてもらったから、杉と檜の見分け方はもうわかる。これはひのき。



伊勢山とつくから伊勢講と関係あるんだなと思いながら、しずしず進みます。広くていい空間。



右奥に富士がいた。





耕運機の跡。畠の新緑。

小さな富士塚が待っている予感がした。


カレンダー
02 2017/03 04
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
リンク
カテゴリー
最新CM
[12/10 芙蓉庵]
[12/05 槇田きこり但人]
[06/22 nobuting]
[06/22 芙蓉庵]
[06/21 nobuting]
[03/14 芙蓉庵]
[03/11 武本Timothy]
[02/23 芙蓉庵]
[02/22 エバポリタン]
[09/06 芙蓉庵]
[09/04 ひさ]
[07/15 芙蓉庵]
[07/14 王若冲(オウ ジャクチュウ)]
[07/08 王若冲(オウ ジャクチュウ)]
[09/19 芙蓉庵]
[09/18 芙蓉庵]
[09/13 柴犬ラン]
[09/07 大林正樹]
[07/21 芙蓉庵]
[07/21 ひさ]
[06/11 芙蓉庵]
[06/09 MASA]
[05/04 富士北麓]
[05/03 芙蓉庵]
[05/03 富士北麓]
プロフィール
HN:
芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
女性
自己紹介:
▼▼▼【富士塚】とは▼▼▼
…………………………………
富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

★★★★★★★★★★★★★
お問い合わせ、ご連絡は↓

fuyo-ann★abox3.so-net.ne.jp
(★を@に変えて入力して下さい)

★★★★★★★★★★★★★

掲載の写真・イラスト・文章等の
無断使用・転載は御遠慮下さい

★★★★★★★★★★★★★
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
mountains