▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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葛飾北斎が描いた冨嶽三十六景の一枚「登戸浦」。
内房の千葉湊から眺めた富士山を描いたものです。



富士山をまたぐ鳥居は、海岸沿いの「登渡神社」のもの。神社名は「とわたりじんじゃ」ですが、登戸(のぶと)という地名から、地元の人には「のぶとじんじゃ」で呼ばれています。



千葉市中央区は、埋め立てが進み、現在の海岸線は遥か沖にありますが、明治時代はまだこんなでした(白黒マップ参照)。高低差から、神社が崖の上にあるのがわかりますね。



もうひとつ、松井天山の描いた「千葉市街鳥瞰図」(昭和2年)にも、「登渡神社」が描かれています。



ということで、「登渡神社」に行く。







境内社として浅間神社はあるものの、富士塚は見当たらない。



やっと見つけた石碑2基。富士山の方角に向かって立っています。





ひとつは「浅間大神」、



もうひとつは、「登渡富士講」と刻まれていました。





でも、あると思っていた山水講の文字はなく、三峰に九曜紋(千葉氏の信仰は妙見大菩薩です)があしらわれていました。

富士塚を探しながら社殿裏の山を観察。よく見ると、社殿と裏山の境目に多数の石碑があり、「富士嶽大神」の文字が目に入りました!



富士塚に建っていたものに違いない!!



神社の方にたずねると、2年前の改修時まで裏山は開放していたとのこと。山の上から浅間神社の社を境内に降ろし、その際に、講碑をコンクリートで埋め固めたらしい。

許可をいただいて撮影しました。小御嶽神社や烏帽子岩もあります。





裏山にも入らせていただきました。石段を登りきると、遥拝を目的とするような頂きがありました。山頂に山水講の文字が刻まれた碑があるはずですが、急いでいたので撮り忘れました。残念!



「登戸富士」と呼べると思います。北斎がもう少し広範囲に描いていれば、この作品「登戸浦」にも富士塚が入っていたのです。

ちなみに、現在山水講はありませんが、「登渡神社富士登拝の会」が毎年富士登山をしています。現在の富士講(=登渡富士講)と言ってもいいでしょう。富士塚は彼らが受けついだわけですね。

★北口本宮冨士浅間神社のサイトには、千葉市の「登渡富士講」が「現在も活動している富士講」として載っています。









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芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
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▼▼▼【富士塚】とは▼▼▼
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富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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