▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

できるかぎり、裏までまわってみます。塚をつくった人の気持ちがわかるから。夏は草木が繁っているため、かならずしも充分な観察はできないのですが、塚の違う表情が見えるので、それだけでも価値はあります。別のところででしたが、こんなアングルから頭をたれて富士塚をお参りしている人に出会ったことがあります。塚の裏に住んでいる年配の方でした。

ちいさい塚であっても、それなりの個性はあるもんです。特徴としましては、この塚が大正天皇の銀婚記念として建てられたという記述の、珍しい石碑なんかも見ることができますが、そんなことより特筆すべきはコレ。塚のわりに立派な「胎内」にはオドロキました。金明水にしてもそうですが、胎内も通常は大きめな塚の右側のふもとにくり抜いてつくられてます。胎内って洞窟のことですからね〜。でもこれは、こんもりと繁った熊笹の下に独立してありました。造園の延長っぽく感じたのはそのためです。中には大きな岩が置かれ、表面には赤い文字で「胎内」と刻まれていました。奥宮の招き猫と同様、お地蔵さんの人形は愛嬌あるイタズラでしょう。遠くに見えるのが奥宮です。

頂上の奥宮の足元、すぐ右側に「金明水」があります。水はたまってなかったけど、刻まれた赤い文字と泉が印象的でした。金明水が設えてあるのはたいてい大きな富士塚ですが、ここにあったのは珍しいかも。ちなみに銀明水はありませんでした。

ボク石でうず高く積まれた土台は、チビチビのカタツムリのパラダイスでした。勇敢な一匹がボク石をよじ登り、祠に向かって前進を始めました。招き猫はそれを知ってか知らぬか。。。

ちょっとムリがありますが、気分を出してっと。手前は小御嶽神社の祠です。ちなみにこの「上蒲田富士」は時として「篠崎富士」と呼ばれることがありますが、ここより少し西に行ったところに別の【篠崎富士】があるので、私はこちらを【上蒲田富士】で通したい。

まったく登りがいのない塚だなあ、でもなんかイイゾってつぶやきながら登りました。低いので、ちょっと庭の延長という感じでもある。でもこのジャマっぽい熊笹の塊の下には、塚に不釣り合いなものがあったのです。

というくらいに、草木に没して気づかれない。小さな富士塚です。高さ1.5m。裾野は地面になじんでよくわかりません。でもフシギな一角です。再築されてカタチが変わったと思いますが、個性的な塚でもあります。

学校帰りの遊び場になっても構わない。知らずにバチあたりのことをしそうになっても大丈夫。大人の悪戯とは質が違う。それに神様はちゃんと教えてくれる。まわりの大人を使ってね。げんにこの日、孫を連れた方がやって来て、茅の輪のくぐり方や富士塚の参拝の仕方を孫に教えていました。私も子供の頃に見た、低い目線からの畏敬の対象はずっと心に残っています。

昨日は新宿歌舞伎町の鬼王稲荷神社でもくぐりましたが、しばらく前からあちこちで設置されていますね。画像は江戸川区南篠崎の天祖神社。


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芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
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富士山に登りたくても登れな
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関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
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地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

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美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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