▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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「金明水」とか「烏帽子岩」とか出てきましたが、これらは実際富士山にありまして、登山すると見ることができます。「金明水」は富士講とは関係ないですが、「烏帽子岩」が大事なんです。

「烏帽子岩」と言うと、つい湘南沖のあれを思いうかべますが、富士山の「烏帽子岩」ももちろん烏帽子のカタチをしています。富士講にかかせないこの岩について書いてみます。

江戸時代、何代目かの講祖に、食行身禄(じきぎょうみろく)という人がいました。
身禄は、富士山の七合目五勺にある烏帽子岩のところで修行し、入定(にゅうじょう)しました。命をかけて修行したわけですから当時は大センセーションでした。富士講がその直後に爆発的に流行したのはこれがきっかけですね。

で、江戸では身禄の直弟子だった造園師の藤四郎が、身禄の追悼のために富士塚を築造したわけです。きっかけは身禄の手紙の中の「ふじの御山のうつしを……」というくだりに着目したのですがね。今の早稲田大学の構内に初めての富士塚が出来ました。

ただ土を盛って富士山とするのは意味がない。身禄の講祖としてのあかしと山の神格化をはかるため、「富士山の烏帽子岩=食行身禄を祀る霊場」というシンボルがのちの富士塚作りの基礎となったようです。

私のつくるオブジェにも、最初の頃は、せっせと三角の石とくっつけておりました。
採取するところは、内房のビーチ。いいカタチがたくさんあるのです♪

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富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
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るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
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美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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