▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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講祖、食行身禄の像が。

なんかとっても穏やかなたたずまいでした。

頂上から下りて来て、お中道を曲がります。

お参りしている女性の前には……

今日は、祠の前には清清しい供物がありました。

盛り塩はやはり「富士山」に見えてしまいました。

一行は、塚の裏側(私は表だと思ってますが)へ回り込み、
お中道から一気に山頂を目指します。途中で急な一段がある!

ぞろぞろ……あ ぞろぞろ……

抑揚をつけた独特の「六根清浄……」の唄を聞きながら、
神官、地元役員(区長とか議員とか)に続いて
参列者たちがぞろぞろと登ります。

正面の登山口から時計まわりに山登り。素直に「楽しい!」

若い人がかなり多かったです。
ここの講(烏帽子岩講)は解散したため、白装束の人は
いませんでした。でも、神社の方に聞いてみたら、講員は
いなくはないようで。

なぜ6月3日に山開きの祭があるかというと、
かつて、代々木にいくつかの講が集まり、それから順に
山開きをやっていった、とのこと。くわしくはわかりませんが。


夕方5時、儀式が粛々と始まりました。

あれ〜。さっきまで登山の段取りを打ち合わせして
いたあの人とあの人は……神官たちだったのかー!
なんてね(笑)。

横笛の音色に聴き惚れながら、静かな時間を味わう。

やがて神官たちが、向かって左側奥にある「里宮」へ
登っていき、祝詞をとなえました。

そして、玉串を持って地元の役員たちひとりひとりが
里宮へとお供え始めます。

とにかく、次の日曜日は千駄ヶ谷富士の「開山祭」です。

6月3日に祭があるのは珍しいですが(通常は7/1)、
この富士は江戸時代からこの日らしい。

撮影しなおし、検証しなおし、そして祭ウォッチャーとして
もう一度見て来ま〜す!

「銀明水」のせいで、南斜面が登山道だった説はひとまず保留。

でも、途中から右へまわりこんだ道はお中道となり、東側から
頂上へと石段がつけられています。それがこれ。

研究者にはこちらが正面という人がいるようですが、はたして?

でも、この道もどうもうさんくさいのです。石段が新しすぎ。
私はやっぱり南側正面説でいこう〜!(笑)

まあ、しょせん人工の富士山だから、旧道でも新道でもあまり
意味はないんですけどね。ほとんどの富士塚はいろんな石碑を
寄せ集めているんだし、いちいちツッコミ入れなくてもいいんです。
それでも、推理したり検証したりするのは、過去の人たちがどんな
想いで登ったか……想像するので楽しいわけです。
現代には現代の登り方がありますから、それを理解しつつ登る。
でもできるだけ、自分のカンで地面から嗅ぎとってみるのが
富士塚に登る醍醐味かと思います。

だんだんマニアックになっていくな〜私。

(私が思う)旧正面の登山口から登って行くと、
道が不自然に曲がったり、熊笹にまぎれていたりします。
セメントの杭で誘導された石段はあるけれど、どうもクサい。
疑ってかかるのも楽しみのひとつです(笑)。

この画像は「砂走り」の上の「小滝」とされる斜面です。
見上げると山頂の奥宮がこちらを向いている。
鉄ワイヤーで登れなくしてありますが、ここがもしかしたら
道かも?と思ったところ。赤いラインが頂上のエッジです。

このエッジの上にはすぐ「銀明水」があります。

う〜ん。やっぱりここは滝か?

ちょっと東寄りではありますが、南側に古い登山口がありました。
富士塚と神楽殿の間の踏み石を進むと、奥にこんな一角があります。

この頃すでに夕暮れどき。ほとんど暗かったので、画面は悪いです。


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美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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