▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
[618] [617] [616] [615] [614] [613] [612] [611] [610] [609] [608]
******* ではツアー最後に。


お茶とお菓子でリラックスしたところで、せっかくなので本日のおさらいってことで。



富士塚ビギナーの方が多数いらしたので、極めてカンタンにですが富士塚についてのお話をさせていただきました。以下、その一部。



まず、富士塚バリエーションから。
今回登ったのはこの4タイプでした。

A
やはりこれが人気のようでしたね。登山が楽しい「流山富士」。
大きめの築山を作ってからボク石や石碑や植木を配したタイプです。

B
千葉県内陸部に多い、山のないタイプ。石碑がメインで、ちょっと
お墓のようですが。「馬橋富士」がそうでした。

C
「根本富士」は城跡を利用した富士塚。大きいので公園のよう。
古墳跡地にできた「駒込富士」なんかもこのタイプですね。

D
東京東部に多く、石を積み上げたシンプルなやつ。「松戸富士」。
石碑は立派にたくさんあるものの、登る愉しみは少ない。

※ 今回の4富士の分類はあくまでも近場で選んだバリエだけです。
  構造的にはもっとあります。それも後日アップいたします。



他、東京の庶民に親しまれている塚のスナップ2点。
現代に生きている塚の姿であります。(撮影はわたくし)



富士塚にあった石碑(講碑)に見られる各種講紋の一部。
江戸時代、八百八講あったとまで言われた多数の富士講ですから
富士登山で仲間を見失うこともあります。皆、白装束ですからね。
で、笠や講旗にこんな紋をつけて見分けるようにしたのです。



今回、馬橋富士にのみその残骸を確認できた「猿」の像。
なぜ猿が出てくるのかとか、ちょこっとお話しました。



コノハナ、コノハナと叫んでましたが、富士山の祭神の姿です。
いろいろ描かれていますが、これは私のお気に入り、北斎画。



こんな感じで、つたないレクチャーすんません。
(手にしているのは、富士講の開祖、長谷川角行の修行の図)
来月は、民俗学者の西海賢二氏の講座を受けてベンキョーしてきます。
あ、でも私はあくまでもビジュツ家としての活動なんで
あまり専門的にはならないと思いますけどね〜。

参加された方々、おつかれさまでした&ありがとう。
真南風のしかおるさん、興味深いお話を展開してくださった片野先生も
ありがとうございました!

またの機会に、別バージョンでの富士塚案内をいたしたいと思います。
予定しているのはミステリーツアー、東京や横浜の富士塚めぐり、etc.

ひぇ〜。富士塚ツアーのレポに1か月かかってしまいました。
でも番外編もなくもなく。。。(笑)


コメント
無題
おもしろいですねぇ、富士塚。私もはまってみたくなりました。毎年、駒込のお富士さんの山開きには行くのですが、今年から見る目が変わります。
【2008/02/14 10:21】 NAME[ご ] WEBLINK[] EDIT[]
富士塚のハシゴもオツですよ〜!
ごさん、こんにちは♪

富士塚は奥が深くて面白いですよ〜。はまってほしいです。
そうですか、駒込のお富士さんはお馴染みなんですね。
お山開きの日、もし時間があれば富士塚のハシゴもオススメです。
下谷坂本富士や十条富士もまわれます。駒込のお富士さんは
夜店も楽しいですね〜!
【2008/02/14 23:09】 NAME[芙蓉庵] WEBLINK[] EDIT[]


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
リンク
カテゴリー
最新CM
[03/20 芙蓉庵]
[03/08 masapi21]
[02/22 芙蓉庵]
[09/15 芙蓉庵]
[09/09 吉田 千秋]
[01/28 芙蓉庵]
[01/28 芙蓉庵]
[01/24 MASA]
[01/22 MASA]
[10/15 芙蓉庵]
[10/12 吉田 千秋]
[10/12 吉田 千秋]
[07/16 芙蓉庵]
[07/10 吉田 千秋]
[12/10 芙蓉庵]
[12/05 槇田きこり但人]
[06/22 nobuting]
[06/22 芙蓉庵]
[06/21 nobuting]
[03/14 芙蓉庵]
[03/11 武本Timothy]
[02/23 芙蓉庵]
[02/22 エバポリタン]
[09/06 芙蓉庵]
[09/04 ひさ]
最新TB
プロフィール
HN:
芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
女性
自己紹介:
▼▼▼【富士塚】とは▼▼▼
…………………………………
富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

★★★★★★★★★★★★★
お問い合わせ、ご連絡は↓

y♡k♡◆ris◆k◆.◆rtist★gm◆il.c♡m
(♡をoに◆をaに★を@に変えて
入力して下さい)

★★★★★★★★★★★★★

掲載の写真・イラスト・文章等の
無断使用・転載は御遠慮下さい

★★★★★★★★★★★★★
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
mountains