▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
[817] [816] [815] [814] [813] [812] [811] [810] [809] [808] [807]
【ふたつの富士が合体した!?】

榎が丘にあった富士塚から移された石碑は3つです。
元の塚にもこれらしかなかったようですが、その3つとは。。。

「タテカワ元講」の碑

「御室仙元大菩薩」の碑

「里社仙元大菩薩」の碑

です。実際の富士山の方角に向かって、「タテカワ元講」の碑を中心に
左に「御室仙元大菩薩」、右に「里社仙元大菩薩」が並んでいます。

タテカワ講の紋は、「山」の下に「丸」があってその中に「川」を表わすタテの三本線。

ところが、

ちょっと離れたところに別の紋を発見!

「山富講」の刻まれた水盤

があったのです。これは、隣の稲荷神社の脇でした。
違う講のものがひとつの富士塚につけられることはよくありますが、
以前、榎が丘にあった富士塚には3つの石碑しかなかったのだから、
これは移築の際に別の富士塚から持って来られたと考えられるわけです。

で、「山富講」の造った富士塚を調べてみたら。。。

榎が丘から少し北にあった、かつての「恩田富士」通称「六角富士」に
この水盤があったことがわかりました。

さらに、ここに運ばれたものは、水盤だけでなく、

「小御嶽石尊大権現」

またその近くに置かれた石祠もおそらく六角富士からのものの可能性あり。

面白いですね〜♪

解散した複数の富士講の残した富士塚を、移築の際にまとめてしまうってコト、
あったんですね。

ちなみに、かつての恩田富士がなぜ六角富士と呼ばれていたかはナゾです。
いつか地元の方にお聞きしてみたいところであります。

コメント
無題
勝手に推理ですが、六角は陰陽師の風水に関係があるのではないでしょうか?
ふれあいの街・いきいき六角橋商店街公式サイトの六角箸の由来を見てそのように感じました。
歴史的に見ても風水が取り入れられている可能性があると考えられます。
【2009/01/24 09:30】 NAME[NONAME] WEBLINK[] EDIT[]
六角パワ〜!
六角富士のあった青葉区と少し離れていますが、神奈川区は最も富士講の盛んな地域だったようですね。

六角橋の六角が、風水からきているのはうなずけますね! また、六角富士のほうも六角形をしていたからそう呼ばれたそうですから、こちらも風水を取り入れたのかもしれません。実は、私も初めて六角富士の名を聞いた時に、それを想像しました。

六角形は、とてもパワーのある(気を集めやすい)形です。水晶が結晶作る六角形もそうですね。私も六角形のものを見るとつい買ってしまいます♪(小皿などでも)

パワーのある三角形がダブルになってできる六芒星が入っているからですね。これを教えてくれた、知り合いの気功師の先生によると、山の先端にも気が集まるとのこと。以前、この先生が、調査したいと一緒に富士塚に登ったことがあります。結果は予想通り、強い気が集まっていました。(ある程度大きくないとわかりませんが)

富士講が富士塚を造る時にそれを考えていたとは思いませんが、古い富士講では仏教や修験も入っていましたから、呪術や陰陽道との関わりもあったと考えられますね。

六角富士が風水を取り入れて六角に造られたとすれば、とても面白いと思っています。形が残っていたらよかったですね!
【2009/01/24 14:41】 NAME[芙蓉庵] WEBLINK[] EDIT[]


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
リンク
カテゴリー
最新CM
[03/20 芙蓉庵]
[03/08 masapi21]
[02/22 芙蓉庵]
[09/15 芙蓉庵]
[09/09 吉田 千秋]
[01/28 芙蓉庵]
[01/28 芙蓉庵]
[01/24 MASA]
[01/22 MASA]
[10/15 芙蓉庵]
[10/12 吉田 千秋]
[10/12 吉田 千秋]
[07/16 芙蓉庵]
[07/10 吉田 千秋]
[12/10 芙蓉庵]
[12/05 槇田きこり但人]
[06/22 nobuting]
[06/22 芙蓉庵]
[06/21 nobuting]
[03/14 芙蓉庵]
[03/11 武本Timothy]
[02/23 芙蓉庵]
[02/22 エバポリタン]
[09/06 芙蓉庵]
[09/04 ひさ]
最新TB
プロフィール
HN:
芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
女性
自己紹介:
▼▼▼【富士塚】とは▼▼▼
…………………………………
富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

★★★★★★★★★★★★★
お問い合わせ、ご連絡は↓

y♡k♡◆ris◆k◆.◆rtist★gm◆il.c♡m
(♡をoに◆をaに★を@に変えて
入力して下さい)

★★★★★★★★★★★★★

掲載の写真・イラスト・文章等の
無断使用・転載は御遠慮下さい

★★★★★★★★★★★★★
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
mountains