▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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この中の
【旅は道づれ】1
【旅は道づれ】2


に借景したものがあります(笑)。

私の金箔富士塚を、八重山の竹富島へ旅させたときです。
富士山の頂上にある「奥宮」をあらわしたくて
前方30mのところにある御嶽(うたき)の鳥居を
お借りしました。

★御嶽(うたき):沖縄にある拝所。

さすがに石ばかり見ていたら疲れます。
赤みでリフレッシュしたくなりました。

これは2年半前の個展でのショット。
富士塚オブジェがみっつ重なってるところです。
手前の「塩富士」と神鏡をのせた「紅白富士」、それに
ワイヤーだけの「線富士」などなど。。。

3Dのマップを制作中♪

あとで、ちゃんとそれぞれの画像を配置いたします。

どうかしら?

いろんな事情で神社の中には別の神社があります。

挨拶だけの参詣と感謝する参詣と祈願する参詣……
と、ちゃんと目的がありますね。

富士塚があるのは、たいていどこかの神社の
境内にある別の神社もしくは浅間神社の中に
祀られています。

でも、まずその土地の神様に挨拶はしたほうが
いいでしょうね。

てくてくてくてく。

地図には載っていない農地の脇道。
吸い込まれるようにうっかり迷いこんだりもします。
昔の道はたいてい弓なりにどんどん反っていくもんなんです。

「あっりゃ〜」

そんなときは360度ぐるっと見渡します。
太陽の傾きを確認してまた歩き出す。

てくてくてくてく。

しばらくするとまた、鎮守の森が見えてくる。
汗をふきながらおばあさんが森の中に吸い込まれていく。

木漏れ日を受け、静かな「山岳」が巨木の下で息をする。

(左写真)小さなオブジェ 1999作 

(右写真)近藤富士の一角 2004作

これはいったい何でしょう♪

…………………………………             
    ヒント      

 左 : 左右 約7センチ

 右 : 左右 約3メートル
…………………………………

答えはのちほど♪

内院(噴火口)は、死後の世界でもあり、仏の住む浄土でもあります。

江戸時代までは、富士山には仏教色の濃い信仰がありました。
富士山を支配するのは「大日如来」であり、山頂は阿弥陀の浄土でした。

また、浅間大神は仏教と交わり「浅間大菩薩」として祀られていました。
木花開耶姫命が富士の祭神とされるようになったのは江戸時代後期なのです。
(浅間大神=木花開耶姫命の意識は室町時代からですが、吉田口での定着は遅かった)

頂上の山小屋に泊まった夜、真っ暗な内院をのぞきこんだことがあります。
下から吹きあがる風を受け、今まで味わったことのない霊気を感じました。

確かにそこは「この世」ではありませんでした。
こわくはなかったけれど、向こうの世界に通じるトンネルが口をあけている
姿でした。 私が富士山に惹かれるのは、霊的でかつ宇宙的だからです。

富士山撮影で有名な大山行男さんは、火口を降りて空を見上げ、丸く切り取ら
れた空を撮ってます。本人も言うようにそれはまるで「神鏡」のようです。

                                                                                              

薄い空気の中で、星たちのサポートを受けながら頂上を目指したことでしょう。
先達は下山まで食事も取らず、腰につけた鈴の音で自らを鼓舞しました。

信仰登山の最終目的は、山頂に至り「浅間大菩薩」の聖なる地、内院(噴火口)を
拝することです。山頂に到達すると、内院に向かい、拝みをあげて「仏の御来迎」を
待ちました。

山頂までの長く厳しい道のりには、さまざまな神仏が配置されています。登拝者は、
身を潔めながら、天からの支えを励みにし、わらじを踏みしめました。

散歩はしてみるもんです。求めているとひょっこり出会うから。
最近立続けに2基に遭遇するとは……なんと運がいい!でもおニューのですが。
とりあえず、大正時代からの「先代」3富士と、近年姿をあらわしたモダン3富士
を分類してみました。ご参考までに♪


上段 【OLD FUJIS】3基 
    左:「当代島富士」 中:「猫実富士」 右:「堀江富士」    

下段 【NEW FUJIS】3基
    左:「舞浜富士」 中:「富士見富士」 右:「美浜富士」
        ↑         ↑        ↑ 
    プロメテウス火山   送電線のお膝元   団地のオアシス


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芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
女性
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富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

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美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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