▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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狩野元信の作と言われている「富士参詣曼荼羅図」は、有名な逸品です。
教科書にも出ていたかもしれない。



帰国し間もない頃。富士塚が気になったことから曼荼羅図の実物を見たいと思い、1998年春、これを所蔵する静岡県富士宮市の富士山本宮浅間大社へ向かいました。

「あのう、『富士参詣曼荼羅図』についてお伺いしたいのですが」
「公開はしていないですね。それに現在はここにはありません」
「といいますと?」
「富士山に関する展覧会のために、名古屋に貸し出しております」

よく意味がわからなかったけれど、ひとつピンときたことがありました。

帰宅後、私は母に連絡しました。
「今、○○ちゃん(歳の離れた私の従兄弟)は名古屋にいるんでしょ?もしかしたら、富士山の展覧会に関わっているかもしれないよ」

間もなくして、その従兄弟から母宛てに、フライヤーと東京展の招待券が届きました。
「今度こんな展覧会をやります。富士山好きな叔母さんに観ていただきたくて」
「知っていたわよ〜♪」
母の言葉に従兄弟はびっくりしたそうです。
「なんで知っているんですかー? まだ公表していないのに」
「ふふふ♪」

 表

 裏

偶然知ったとはいえ、面白い展開でした。
これが、送られて来たフライヤー。まだ巡回先の東京展のフライヤーが仕上がっていなかったので、名古屋展のものです。「富士参詣曼荼羅図」を背後に「富士御神火文黒黄羅紗陣羽織」が中央に配された、目を引くデザインです。

私は、秀吉所用とされる「富士御神火文黒黄羅紗陣羽織」が大好き。このハデさ。この御神火のシェイプ。かなわないセンスです。そして、NY時代、本で見て興奮した「木花開耶姫像」がやって来る!ワクワク♪

また、同封されていた展示リストを見て、その多さに驚きました。あんなものやこんなものが一堂に!!!

東京展の開催場所は、当時池袋東武デパートにあった、東武美術館でした。何度か通いましたが、いつも大盛況の大入りでありました。会期は1998年12月5日〜1999年1月17日。

もちろん、富士塚の展示はなかったものの、富士講の遺物は数多く、図録にも富士塚に言及された解説がありました。

「木花開耶姫像」は、富士吉田の歴史民俗博物館ではまじかに見られますが、この時はかなり遠くに展示されており、コノハナさまのお顔を見るべく双眼鏡持参の人もいました。

それを思うと、先日放映された「美の壺」富士山特集でここまで寄れたのは快挙でした。このアングルではまず紹介されませんから。

ところで、その従兄弟の母親つまり私の伯母が、先日逝去しました。入院先の病室で、私が出るので楽しみにしていたという美の壺の放映に間に合ったとのこと、有り難いと思いました。

伯母さん、生前はお世話になりました。血縁という御縁に感謝いたします。身軽になった今、富士山の上空をひらりと飛んでいるのでしょうね。見晴らしはいかがですか?

合掌

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プロフィール
HN:
芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
女性
自己紹介:
▼▼▼【富士塚】とは▼▼▼
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富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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