▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
[1285] [1284] [1283] [1282] [1281] [1280] [1279] [1278] [1277] [1276] [1275]
巨大錫杖があったのは、下総国分寺(跡地)です。
奈良時代、全国に建立された国分寺ですが、下総国分寺はその跡地しかありません。
国府台(こうのだい)という台地に建っています。
東京と千葉を分断する江戸川から見ると、かなりの高さがあります。



江戸名所図会にも、下総国分寺が描かれています。
画面の右下、赤い矢印をつけてみました。



(位置は違いますが)巨大錫杖は江戸時代からあったのですね。
杖の部分に「明暦」と刻まれてあったので納得。実際はこの倍くらいありますが。



そして、左下には、「二王門」つまり「仁王門」が描かれています。



私は子供の頃、思い切り仁王像に睨みつけられた記憶があります。
そのせいか今も何だかビビリます。だのになぜか信頼感を覚える仁王さん。



本堂を背にして仁王門を振り返ると、空が晴れていました。
向かって右側が西。富士山の方から西日が少しずつ空の色を変え始めます。
私はここでゆっくり夕暮れを迎えたかったのでした。

「浄土」。。。

私は思わずそうつぶやいていました。

仏が住まう西方浄土。。。
仏教が日本に入って来て以来、西という方角には特別な印象があったでしょう。
そして、関東人が西を向くと、富士山が目に入った。仏の住む富士山が。
そんな状況を鑑みると、この国府台の南端と東端に富士塚が造られたのも
不思議なこととは思えないのです。







Facebook あり〼

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
リンク
カテゴリー
最新CM
[03/20 芙蓉庵]
[03/08 masapi21]
[02/22 芙蓉庵]
[09/15 芙蓉庵]
[09/09 吉田 千秋]
[01/28 芙蓉庵]
[01/28 芙蓉庵]
[01/24 MASA]
[01/22 MASA]
[10/15 芙蓉庵]
[10/12 吉田 千秋]
[10/12 吉田 千秋]
[07/16 芙蓉庵]
[07/10 吉田 千秋]
[12/10 芙蓉庵]
[12/05 槇田きこり但人]
[06/22 nobuting]
[06/22 芙蓉庵]
[06/21 nobuting]
[03/14 芙蓉庵]
[03/11 武本Timothy]
[02/23 芙蓉庵]
[02/22 エバポリタン]
[09/06 芙蓉庵]
[09/04 ひさ]
最新TB
プロフィール
HN:
芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
女性
自己紹介:
▼▼▼【富士塚】とは▼▼▼
…………………………………
富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

★★★★★★★★★★★★★
お問い合わせ、ご連絡は↓

y♡k♡◆ris◆k◆.◆rtist★gm◆il.c♡m
(♡をoに◆をaに★を@に変えて
入力して下さい)

★★★★★★★★★★★★★

掲載の写真・イラスト・文章等の
無断使用・転載は御遠慮下さい

★★★★★★★★★★★★★
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
mountains