▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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「ご近所富士山の『謎』富士塚御利益散策ガイド」が紹介されるそうです。

 

「週刊ブックレビュー」
放送  3月7日(土)8:30am〜9:24am
再放送 3月8日(日)11:45pm〜翌日0:39am

BSなので、また限られた方しか見られないかと思いますが、お時間がありましたらTVをつけてみて下さいね〜。
「しんぶん赤旗」の【ひと】に掲載されました♪



新聞読者の方から御連絡いただきました。感謝です!川口市の「木曽呂富士」にお詳しい方のようです。早速連絡させていただきますね〜!

あ、もう1件の連絡が。のちほど必ず!

雪の中、どなたも歩行に気をつけてくださいね。
めぐろ歴史資料館は、昨年9月にオープンした新しい施設です。
展示物の目玉は、この大日如来座像。
江戸時代のものですが、なんと、平成3年に発見されたのです。

目黒新富士の近くに遺構は以前に見つかっていましたが、平成になってその遺構に横穴が発見され、さらに奥にこの石像と祠にくり抜かれたものが見つかったので、当時大騒ぎになったそうです。めぐろ歴史資料館では、遺構を型取りしたレプリカの中を歩けますし、CGを使った解説も楽しめます。

で、この大日如来。



とにかく「いいお顔」です。表情がとても柔らかい。ありがたさが伝わってきました。

そして、時々金箔を扱う私の目には、近寄る前から金箔が飛び込んで来ました♪

素材が石ではあっても、金箔を貼るには漆を接着材として使いますから、剥離することはありません。額の「白毫相 びゃくごうそう」、手首の「腕釧 わんせん」、二の腕の「臂釧 ひせん」、それと冠の五星のところに箔がほどこされています。



仏様はやや前かがみなので、こちらも腰を落とし見上げるようにして拝みます。すると、より慈悲のまなざしが感じられ、とてもありがたい気持ちになります。

でも、発見された時は、



このように、土で固められた祠の手前に水平に置かれていたそうです。(横たわっているのもレプリカ) 発見された当時は、祠の半分から下が土に埋まっていたそうです。てことはその上には空洞が?

この洞窟はすなわち富士塚にとっての胎内。場所は富士塚からちょっと離れているのですけどね〜。
先日、色々な方たちと知り合いになれました♪ その中で、富士吉田の御師宅を紹介する活動をされていて、富士山にも富士山信仰にも詳しく、お話も楽しい素敵なK様からかわいいポストカードが届きました。嬉しかったので、アップします。



富士吉田では雪が降っているとのこと、現地ではこんな姿の富士山も拝めるかと、三好和義さんの「時の魁(富士吉田)」をバックにして撮ってみました。切手も富士山でした。ありがとうございました。そうそう、私の本も読んでくださったとのことで感謝いたします。

お会いしたのは、めぐろ歴史資料館のめぐろ・れきし講座にて。2部構成でとても濃い充実した内容でしたので、寝不足のアタマもすっきり(これは珍しい♪)。1部はまたゆっくり書きますが、2部はこちら。



神奈川県にある富士講、横須賀丸伊講社の先達の講義。45回も登山なさっている5代目です。これは、御三幅(ごさんぷく)の解説をされているところ。この前で手刀を斬った時、それが鮮やかだったので、受講者全員くぎ付けになりました。



御三幅は、富士講にとっての神様。富士山に登る時にはこの「御身抜(おみぬき)箱」に入れ、山頂で開いて息を吸わせるとのことです。



お焚き上げ(角行像の御開帳の時)の貴重なビデオも拝見しました。貴重すぎる画像はひかえますが、こうして富士山の形に焚いた火で吉凶を占ったりする場面、迫力ありますね。

そのほか、頭の宝冠(ほうかん)は7尺2寸の長さですが、「命づな」であるというご説明。2本つなぐと、ほぼ1反の長さになるので、何かあったらこれを解き、人をおぶったりひっぱったりするのに使えます。また、杖は、雨具としても使う菰(こも)と組み合わせて、担架にもなる。鈴は、他の講の方からも聞いていた「くまよけ」の呼び名が。実際富士山の麓では熊が出ていたのでしょうし、濃霧の中を行く時に使われる。などなど、たっぷりと興味深いお話が続きました。気さくで魅力的なお人で、とても楽しかったです。

それにしても、先達という方たちは存在感が大きい。オーラが違う。このオーラ分析(?)はいつかやってみたいと思ってます〜♪
土曜日に1膳、日曜日に1膳、ありがたくいただきました。
どちらも「富士山つながり」でした。


「三浦富士」を守る、横須賀丸伊講の斎藤先達からの長寿箸。
下の印は「丸伊講社」ですね。


NPO「富士山クラブ」が主催した「富士山の日フォーラム」に
参加した際にいただいた、港区立エコプラザからのエコ割箸。
あきる野の「みなと区民の森」で間伐材から生まれたヒノキ箸です。

くわしくはまた。。。

ところで、2月23日は「富士山の日」ですよ。
" NPO PLANT A TREE PLANT LOVE "というNPOがあります。
人と人、人と自然のコミュニケーションをキーワードに、環境、教育、文化にわたって様々な活動をしています。





そして、環境問題を考える上で、富士山を大切に思う気持ちにスポットをあてることは、この国にいると自然なことですね。このNPOでは『おらが富士プロジェクト』を立ち上げて、全国にある○○富士を再認識したり、富士山の様々な情報を載せています。



その中で、「わたしと富士山」というコーナーにて、私もエッセイを書かせていただきました。→【「富士塚」という聖地から見えるもの】というタイトルです。



こんな富士塚の画像も紹介させていただきました♪

エッセイを書くことによって、自分の想いも確認できました。この機会をいただけて大変感謝しております。
本日発売でした。



p61の「新刊本に一本!」に掲載されました。



「一見どれも同じように見える富士塚の個性がわかって楽しい」とは、嬉しい書評です♪
本を読んでくださった方が、富士塚を訪れていらっしゃるようで、とても嬉しく思っております♪ 本の中で紹介している富士塚は36基のみですが、まだまだ紹介したい富士塚はたくさんあります。続編(?)か何かで、形にできたらなあと思います。

とにかく今はまだ寒風に身を縮ませる季節、暖かくなったら散策日和の日も多くなりますから、富士塚めぐりを楽しみに、春を待つのもいいですね。(予告:富士塚ツアーをやりますよ〜♪)

ところで、気まぐれに図書館の所蔵検索をしてみました。すると、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、栃木県、茨城県、など関東のほか、山梨県、長野県、新潟県、愛知県、三重県、また、大阪府、兵庫県にも多く、広島県、岡山県、そして高知県、福岡県、大分県にも置いていただいているのがわかりました。ざっと調べただけですので、他にもあったと思いますが、何だかとっても嬉しいです。富士塚のない土地でも、富士塚のことを初めて知られることもあるのですからね♪

こんなことを書いてしまったら、買わずにすんだと思われる方もいらっしゃるでしょうが(笑)、それはそれで気にしていません。興味を持っていただけることはありがたいと思うのです。

嬉しいのは、図書館では「散策/旅/地理」コーナーにあることです。(最近は書店でもそのあたりにも置かれるようになりましたが、多くは新書のコーナーにあります)

東京都23区にはほぼ全区に所蔵されていますが、特に多かった練馬区には6册ありました。分館が多いのがその理由ですが、富士塚を知る方が多いのも確かです。「○○富士のことをこう書いてあるけど、どれどれ、確かめに行ってみよう」なんて出かけられる方もいらっしゃるのでは、と思うと楽しくなります。

練馬区立図書館

それから、いつもいつも読書人間の熱気で圧倒される、浦安市立中央図書館にあったら嬉しいなあ、と思っていたら。。。ありました!それも、新刊コーナー。ということは、最近購入されたのだと思います。ありがたいです。でも、浦安の富士塚をひとつも紹介していなかったから、読んだ方はどう思ったかしら。ちょっと気になります。前の記事に書いたように、「次回は必ず書こう」と思った次第です。

浦安市立図書館

ちなみに、貸出中の文字が並んでいるのもありがたいです♪
私が住んでる地元で、お世話になっている年配ご夫婦がいます。会えば挨拶をし、たまに立ち話をする程度でしたが、先日、『ご近所富士山の「謎」』を一冊お渡しし、「こんなことをやっているんですよ♪」とお話しました。

すると、「早く言ってくれればよかったのに〜。私たちも富士山大好きだし、浦安にはたくさん富士塚あるしね。あすこの富士塚は昔からなじみですよ。それも書いてくれたの?」

「あすこの富士塚」とは「猫実富士」のこと。残念ながら、最近神社が登山禁止の看板を大きくしたので、ちょっと遠慮して取材を申し込みませんでした。(たいていは、登山禁止の看板があっても子供向けのものなので登ることはできるのですが)



「ホントはすご〜く紹介したかった富士塚だったんですけどね」

「今度はぜったい書いて下さいよ〜。いい富士塚でしょ?」

「ええ。私は大好き!いつか形にしてみますね。神社に相談して」

「でも知ってる?私たちは『てんぐ山』って呼んでたんですよ」



「ああ、よくわかります。あの天狗は存在感ありますよね。昔あの天狗が怖かったって近所のおばさんが言ってました

(画像の右側には、小御嶽の祠があった形跡があります。石祠は下に下ろされ今は地面の上)

「子供が小さかった頃、しょっちゅうあの富士塚の『砂走り』を滑り降りてはジーパンのお尻に穴をあけて帰ってきたものです」

「へえ〜。そんなことがあったんですか〜♪」と、富士塚談義は大盛り上がりとなりました!



この日、氏子の方が新車の御祓いをしてもらったのでしょう。「切麻散米」の白い紙が、春風に舞っていました。



かなり大きな富士塚です。神社の外からも様子がわかります。
カンアオイ(寒葵)ウマノスズクサ科



常緑の多年草。花は地面に埋もれるようにつくため、種子の散布範囲が狭くなるので、分布はなかなか広がらない。そのために地域ごとに変種が多い。ギフチョウ(岐阜蝶)の食草としても知られている。

貴重な植物だそうです。富士塚のボク石の間に発見したその人は、とても驚いていました。落ち葉をかき分けると、ピンクがかった小さな花の蕾があちらこちらに見えました。

う〜ん。やっぱり富士塚はすごい。いろんな命を育んでいます。この富士塚は、昭和30年代に移築されましたが、小さくてもすっかり山になっています。

貴重な命をそっとしておきたいので、場所は伏せておきましょう。


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士山が出来たことで、多くの
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富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
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美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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