▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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楽しく登拝をしてまいりました♪

このところぐずついていた空が、朝から晴れ渡りとっても爽やか。
集合前、背中に太陽の温かさを感じながら、東を向いて建つ鉄砲洲稲荷神社社殿にて、全員の安全登山を祈願いたしました。



バレンタイン♥旧正月♥新月の【富士塚ツアー】にお越しくださいまして、誠にありがとうございました。数名のキッズからティーン、80歳代のベテランまで、バラエティーに富んだ構成でした。総勢20数名。(途中で出入りあり、変動があったので、正確な数は割愛します)

上の画像は、ひとつ目の「鉄砲洲富士」登拝の様子です。
急峻の岩山はやはりインパクトあったようで、皆さん、まわりのマンションに囲まれている姿を、面白がってくださいました。嬉しい〜♪

私が常々伝えたいと思っているのは、歴史的遺物を「たくさん訪れる達成感」ではなく、「現在の存在感、その面白さ」です。何度も移築を繰り返し、形が変わろうが、今に残って富士塚に登れることは、ある意味ミラクル。都市にあってビル群と「共存」するその姿から、人間のいろんな側面が見えてくるわけでして、そのへんをすぐわかってくださった参加者の皆さんに心から感謝いたします。

「いろんな側面」の『いろんな』については、【富士塚ナイト】でいじりましょう〜。



大山さんが「胎内めぐり」をして帰還したところ。生まれ変わって(?)晴れ晴れしておりました。



こちらは、みっつめの「音羽富士」頂上付近。
(モザイクがけのかわりに小さい画像にしましたがOK?)
私のお声がけがいたらず、麓にも大勢いらしたのに撮っちゃった。ごめんなさい!もっといろんなところで写真を撮ればよかったね〜。

ところで、(いつも書きますが)富士塚は行くたびに発見があります。

今回は、頂上の岩を指し「虎岩かも!」とご指摘くださったEさんに、皆でナットク〜! ありがとうございました。次回の登山図作りには是非虎岩も加えましょう。

また、富士登山のガイドされてるMさんが、塚の側面にシャクナゲが植えられているのを発見。富士山のお中道付近のシャクナゲ群生の再現か! さすがです♪
それを受け、私が中道杖の話をしましたが、杖の材料は「ソヨゴ」でした。訂正しおわびいたします!

それから、坂の勾配を利用して造られたタイプの音羽富士に立ち、Nさんも「鉄砲洲はオブジェで、音羽は庭ですね」。これもスルドイ! 建築家(環境デザイン)の視点。

などなど、いくらでも出ました。
もちろん大山さんの地形的考察もふんだんに盛り込み、歩きまわり、地域を観察、私も大変勉強になりました。

とにかく皆さん、ツアーにいちばん大切な好奇心をたっぷり持って参加してくださり、私の「ここも見て〜」「あっちも歩いて〜」「これはこんなトリックよ〜」的な話に、皆さんの好奇心がブレンドされ、新たな発見を生んだことはとても有り難かったです。

これぞツアーの醍醐味です♪(以前は石碑に神代文字を発見して、大盛り上がりしたこともありました)

そうそう、参加された方たちに宿題を出しましたね♪
「自分の住んでるところに近い富士塚をひとつ、見つけて来てね」

【富士塚ナイト】も楽しみです。


………………………………………………………………………………………
【追記】2/18
Mさんの情報で、やはりシャクナゲの中道杖があることがわかりました〜。
ありがとうございました!

「中道杖」とはこんな姿。



これは、今でも品川富士のお山開きをされている、榎本先達が子供の頃に
富士登山したときの写真。昭和初期です。
子供達が手にしているのは金剛杖ですが、大人達が持っている
細長い杖が中道杖です。しなりが効きそうですね。
(先達は右から二人目)
………………………………………………………………………………………

コメント
無題
富士塚初心者のあてくしも参加したかったのですが、、、、、
とりあえず、『ご近所富士山の「謎」』をゲットゥ!
したので、これで勉強しておきます。
【2010/02/15 22:25】 NAME[あずま] WEBLINK[] EDIT[]
またの機会にぜひ!
あずまさん

ツアーは暖かくなったらまた出かけたいと思っております。
お近くの神社ものぞいてみて下さいね。きっと見つかりますよ。
本のご購入、ありがとうございます。嬉しいです。
【2010/02/16 03:54】 NAME[芙蓉庵] WEBLINK[] EDIT[]
ありがとうございました
当日はありがとうございました。とても楽しかったです。

シャクナゲの件ですが、

地元の高齢の方が自慢げにシャクナゲ製の中道杖を見せびらかしていたことが確かにあります。もともとシャクナゲはくねくねとしているから杖として使用するのに耐えうるのを見つけるのも大変で、しかも今は国立公園だから上の方に生えているものは使えないのだ、と講釈をいただいたことがありました。
【2010/02/17 13:23】 NAME[松島] WEBLINK[] EDIT[]
シャクナゲ製の中道杖♪
松島さん

こちらこそツアーに御参加ありがとうございました。
おかげさまでとても濃い一日でした!

そうですか。やはりシャクナゲの杖があったんですね♪
富士吉田の外川家御師住宅にて、中道杖の説明を聞いたとき、
たくさんの花をつけた低木の写真を見せられた記憶がありました。
きっとシャクナゲだったのでしょうね。
情報をありがとうございました。
【2010/02/18 04:39】 NAME[芙蓉庵] WEBLINK[] EDIT[]


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富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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