▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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先達はわざわざ駅まで迎えに来てくださいましたが、七富士参りを自転車でまわるのではありません(笑)。先達の地元である熊野神社を拠点に、車で参ります。

まずは一気に北上し、ひとつめの参拝は「小机城址市民の森」の中にある小机富士でした。小机城の歴史は割愛しますが、かつて横浜市には多くの城があり、それぞれの地に富士塚が残っています。

鶴見川の南に位置する小机城址市民の森は、南西側がJR横浜線と第三京浜道路によって十字に分断されました。



横浜線と平行する北側の坂道で車を降り、登拝の準備をします。御身抜箱をしょい、手にはシャクナゲ製の「中道杖」。

「昔は下の方から登ったんだけどね。。。」
先達が富士講に入ってから約50年経ちます。風景は激変、もちろん慣習も。



第三京浜下のトンネルをくぐると、



急な石段がありました。
われわれが「たっかいね〜」とモタついているうちに、
先達はあっと言う間に先を行く。掛け念仏を唱えながら。
「あ、置いてかれるっ」



そのまま森に入りました。



こんな道標もあり、富士塚は近い。



地元の知人らしき方とすれ違ったりしながら少し行きます。
木々の濃さが増してきました。



富士山の神界に吸い込まれる行者のごとし。



こんな光景を目にすると、やはり思ってしまいます。
「富士塚はただのミニ富士ではない」

つづく。。。

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芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
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女性
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富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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