▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
[1146] [1145] [1144] [1143] [1142] [1141] [1140] [1139] [1138] [1137] [1136]
頂上を北側から仰ぐとこんなシルエットが見えます。



小祠と呼べる姿です。



頂上は、なんとも言えない穏やかな空気に包まれていました。



「浅間神社」と刻まれたこれは、大正6年5月5日、寄附によって建てられました。
本祭が5月5日と定められたのは、おそらくこの時からでしょう。



頂上に立つと意識が変わる。登山途中は「登る」という行為に集中し、山に対峙する自分がいるけど、いったん頂上に立つと、途端に意識は空間を滑り出す。

まわりをぐるりと見渡して、下界と自分、空と地面、今いる場所と遠方の富士山、宇宙と小さな塚、などなど、ポテンシャルな関係性をあれこれ思うのです。
これはひとつの富士塚トリック♪ 意識の変化。

私のリスペクトするアーティストの言葉に「アートとは、物事を違う角度から見るという行為」があり、私の座右の銘になっていますが、それをふまえればやはり、私にとって富士塚はアーティスティックな存在であります。

話が横道にそれました。とにかく、意識が変わるほどここは高い場所なのでした。
標高およそ160m。木々の間から富士山が見えます。(天候がもっとよければ)



何度深呼吸をしたでしょう。生まれ変わった気持ちになって下山を始めます。降り口は南側。



そうだった、そうだった。谷津のセンゲンノヤマは、少し高いところに、さらに盛り土をしてできているのだった。横浜の山田富士や西谷富士のように。でもそれって、やはりフシギな感覚です。(屋上に設置した「メタル富士」もある意味そうだけど)高いところの富士塚は、空に近いぶん、一層宇宙的(?)な感じがするのです。

富士塚をめぐる「宇宙感」は、折りをみて、たっぷりと考察してみよう。とにかく下山。



南斜面をたどり、西に下りる。するとそこには「金明水」「銀明水」がっ!!!



なんということでしょう〜!「金明水」「銀明水」を表わすものはいろんな富士塚にありますが、いずれも石碑か小さな水鉢。でもここはホントの湧水! 人の手が加えられたとはいえ、これ以上の再現はないでしょう。

つづく。。。

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
リンク
カテゴリー
最新CM
[03/20 芙蓉庵]
[03/08 masapi21]
[02/22 芙蓉庵]
[09/15 芙蓉庵]
[09/09 吉田 千秋]
[01/28 芙蓉庵]
[01/28 芙蓉庵]
[01/24 MASA]
[01/22 MASA]
[10/15 芙蓉庵]
[10/12 吉田 千秋]
[10/12 吉田 千秋]
[07/16 芙蓉庵]
[07/10 吉田 千秋]
[12/10 芙蓉庵]
[12/05 槇田きこり但人]
[06/22 nobuting]
[06/22 芙蓉庵]
[06/21 nobuting]
[03/14 芙蓉庵]
[03/11 武本Timothy]
[02/23 芙蓉庵]
[02/22 エバポリタン]
[09/06 芙蓉庵]
[09/04 ひさ]
最新TB
プロフィール
HN:
芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
女性
自己紹介:
▼▼▼【富士塚】とは▼▼▼
…………………………………
富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

★★★★★★★★★★★★★
お問い合わせ、ご連絡は↓

y♡k♡◆ris◆k◆.◆rtist★gm◆il.c♡m
(♡をoに◆をaに★を@に変えて
入力して下さい)

★★★★★★★★★★★★★

掲載の写真・イラスト・文章等の
無断使用・転載は御遠慮下さい

★★★★★★★★★★★★★
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
mountains