▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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頂上に着いたら、はからずもゼイゼイしてしまいました。想像以上の険しい山道で、顔から汗が噴き出していました。

寝不足でもありました。前夜、神仙道の本を読んでいたら面白くなって、夢で仙人に出会いました。それも女の仙人。吉野の金峯山に挑んだ女仙「都藍尼 とらんに」だったような(笑)。。。



まあここも、仙人が飛んでいてもおかしくないほどの眺望です。
遠くに、三浦半島の西海岸が見えます。左は東海岸も見えていました。

「今朝はここから富士山が見えたんですよ♪」と氏子の方。



頂上には、大きなテントがすっぽり。中に浅間神社の氏子衆が集っていました。



そして、丸伊講の斎藤先達も。嬉しいことに松尾先達にもお会いできました。あれあれ?夢に出てきた女仙って、彼女だったのかも?いやきっとそうに違いない!



斎藤先達はいつもテンション高くてめちゃめちゃ明るい。
「やぁ、よく来たね。ちょっと痩せたんじゃないの〜?」



次のお焚き上げにはまだ時間がある。氏子さんからの差し入れビールで、益々上機嫌の先達。背後に見えるのは、浅間神社の奥宮です。



ここにはふたつの石祠があります。津久井村と長沢村の富士山だからです。金属製の赤い鳥居と、富士山型の燭台が個性的。

「これは和蝋燭ですか? でもカタチがちょっと違うな〜」
「和蝋燭の時もあるけど、これはただの洋蝋燭だよ。」
「でも炎が大きくて強い。風でも消えないですね」
「蝋燭に、濡らした紙を巻いているんだ」

「赤い鳥居って、市原の八幡宿富士にもありますね。永嶋先達のとこの……」
「あ、聞いた? 永嶋さんは残念だったね」
「はい。昨年の火祭りのすぐ後に……。驚きましたよ」
昨年亡くなられた先達の話でちょっとしんみりしたりもします。

しばらく雑談しているうちに、汗はすっかり引いていました。前日の雨もウソのようにいい天気。南からの風が極上の御馳走です。贅沢を言えば、富士山を見たかったな〜。この後、氏子さんたちからお弁当と美味しい漬け物をいただいて、すっかり遠足気分になっていました。



朝6時に集合した氏子の方は睡魔に襲われて。私もちょっと寝ころびたい。



でも、そろそろ次のお焚き上げの時間ですよ。



新しい火がつきました。

つづく。。。

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芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
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▼▼▼【富士塚】とは▼▼▼
…………………………………
富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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