▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
[990] [989] [988] [987] [986] [985] [984] [983] [982] [981] [980]
五雲亭貞秀のことを詳しく書く前に、この作品「富士山真景全図」に迫ります。



これは、ペーパークラフトになるレプリカですが、

実物は、一辺が約1m。嘉永初期に描かれました。富士山を上空から描いたものです。大変正確で、計算によると600〜700mくらい上から見たとおりらしいです。この人は、これだけでなく、数々の作品でこの類いのものを残しているので、「空飛ぶ絵師」と呼ばれたりします。

「富士山を上空から描いたもの」と言ったら「あれ?宝暦11年(1761)に描いた、池 大雅(いけのたいが)★の『富士全図』があるじゃないか」と思われるかもしれませんが、貞秀の『富士山真景全図』は、立体に組み立てることを考えて描かれたものですから、計算ずくに描写されています。

★池 大雅(いけのたいが)の『富士全図』と、後年それを模写した富岡鉄斎の『富士山絶頂之図』に関しては後で。

五雲亭貞秀の『富士山真景全図』が、それらと全く違うのは、ただの富士登山道の姿を描いたものでなく、富士山信仰(のため)の作品になっているからです。例えばこのように、



白地の三角部分があります。そこには、書行藤佛(長谷川角行)と食行身禄のふたり、及び、富士行者の姿が描かれています。行者たちは、登山/中道/胎内/等、それぞれの場所によって変わる、着衣の説明つきです。また、富士吉田の火祭の大松明まである。

白い部分を切って左右を貼り合わせると。。。



大沢谷から鳴沢までができあがります。そこから反時計まわりに見ると、



「大宮口」(富士宮口)の登山道が克明に描かれ、



宝永山はこんな感じ。



さらに、「須山口」「スハシリ」「吉田口」の文字と共に、詳しい描写が。名所岩もあるし、ムロ(石室)の位置まで。

特に、吉田口は細かくて「馬カヘシ」「スヽ原(=鈴原神社)」「小ムロ仙元(=小室浅間)」とか、「コレヨリ女人キンセイ」も書いてあるし「コサ石仙元(=御座石浅間)」「經カタケ(=経ガ嶽)」「泉タキ」「エホシイワ」「カメイワ」もあります。

でも、まだまだこんなものではありません♪

つづく。。。

コメント


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


カレンダー
08 2017/09 10
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
リンク
カテゴリー
最新CM
[07/16 芙蓉庵]
[07/10 吉田 千秋]
[12/10 芙蓉庵]
[12/05 槇田きこり但人]
[06/22 nobuting]
[06/22 芙蓉庵]
[06/21 nobuting]
[03/14 芙蓉庵]
[03/11 武本Timothy]
[02/23 芙蓉庵]
[02/22 エバポリタン]
[09/06 芙蓉庵]
[09/04 ひさ]
[07/15 芙蓉庵]
[07/14 王若冲(オウ ジャクチュウ)]
[07/08 王若冲(オウ ジャクチュウ)]
[09/19 芙蓉庵]
[09/18 芙蓉庵]
[09/13 柴犬ラン]
[09/07 大林正樹]
[07/21 芙蓉庵]
[07/21 ひさ]
[06/11 芙蓉庵]
[06/09 MASA]
[05/04 富士北麓]
プロフィール
HN:
芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
女性
自己紹介:
▼▼▼【富士塚】とは▼▼▼
…………………………………
富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

★★★★★★★★★★★★★
お問い合わせ、ご連絡は↓

fuyo-ann★abox3.so-net.ne.jp
(★を@に変えて入力して下さい)

★★★★★★★★★★★★★

掲載の写真・イラスト・文章等の
無断使用・転載は御遠慮下さい

★★★★★★★★★★★★★
バーコード
ブログ内検索
アーカイブ
mountains