▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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この富士山の頂上は、こんな風に組み立てましたが、



五雲亭貞秀が描いた「富士山真景全図」のオリジナルは、このように、



頂上の詳細な部分が「起し絵」となって、平面の絵に接着されています。中心の、「内院」と呼ばれる火口には、食行身禄の残した歌「ふじのやま のぼりてみれば なにもなし よきもあしきも わがこころなり」が書かれています。

レプリカでは、その部分は畳んで撮影されているので、しかたなく私は、白い部分を切り取り、各嶽の部分を適宜にカットして内側に折り込んだのでした。

しかしながら、細部の名称を知ったからには、オリジナルのように再現して組み立てたいと思うのは、私だけではないでしょう。実物は「神奈川県立歴史博物館」の所蔵ながら非公開作品なので、なかなか目にすることはありませんが、いつか展示される際には(学芸員の方から連絡をいただけるとの由)、ブログにてお知らせいたします。

さて、もうひとつのトリックです。

本体と別に、約10×5cmの横長の



その部分をめくると下に出てくるのが、



これです。富士山麓にある洞窟、つまり胎内であります。
「土中胎内之図」とあり、胎内入口や、内部で腹ばいになって巡る人々が描かれています。

富士講に興味ある方は、もうピンときたことでしょう。この胎内の図、どこかで見たことがありますね?

つづく。。。

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美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
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