▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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富士吉田の火祭りは、8月26日でしたが、
その再現でもある火祭りは、関東の富士塚で催されます。

8月の2か所は、
8月21日@埼玉県狭山市の広瀬富士&8月28日@東京都文京区の駒込富士にて。

来たる9月1日にも、
東京と埼玉の2か所で、天に向かって炎が燃え上がります。

雀ノ森富士@川越市

中里富士@清瀬市

さて、どちらに行こうかな。。。まだ悩んでいます。





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その日は8月8日。末広がりで縁起がよいです! 富士山にうってつけ♪
丸の内朝大学の「富士山雑学登山クラス」第5回目は、フィールドワークでした。
千駄ヶ谷富士にやってまいりました。



千駄ヶ谷富士は、2種類の江戸切絵図にはこんな風に描かれていて、



江戸名所図会にも!
昔からこの絵と同じ場所に立ち続けている都内最古のお富士さんです。
画面ほぼ中央に富士塚があります。

色をつけて寄ってみると、



こんな感じ。橋を渡って山に入るのは江戸時代から同じ。里宮(浅間社)の位置も変わってない。
能楽殿(かぐら殿と書いてある)の位置も同じですね。
左隣のいなりは、甲賀稲荷とは違うようですが。(明治18年に合祀されたので)



ありがたいことに、その能楽殿にてレクチャーをさせていただきました。本当にありがたい!



隣に富士塚を見ながらなんて最高です! 身禄像がこちらを見守ってくれてます。



加藤氏とクラス委員のおふたりが手際よく準備を。ありがとうございました。



続々と受講生の方たちが集まってきました。
30分の座学を大幅に過ぎ(私の熱がこもってつい)、富士塚登拝へと移動しました。



登山道は大渋滞。
そう言えば、今年の開山式でも同じような光景↓でした。若い方が多いですね。



受講生の皆さんは、私から資料を渡されて「あれ見ろこれ見ろ」って
言われていたからゆっくりとですが。それに皆さんは後日本当に富士登山をしますから、
今回は、登山の無事を祈願しての登拝であります。



最後尾を見守っていたら、



Mさんが素晴らしいアロハを着ていたことに気づきました!
ず〜〜〜〜っと富士山柄のアロハを探していた私は、Mさんから情報をいただき、
後日ステキな一枚を購入しました(Mさんありがとう!)

そして全員が無事下山を終え、
(ここからがスゴイ!)鳩森八幡神社の本殿にて、



神職によるご祈祷を受けました。
ほぼ全員が初登山です。もちろん、全員で安全登山ができますようにです。
ひとりひとり玉串奉奠をし、お神酒もいただきました。



これで大丈夫ですね♪ 富士塚登拝もしたし、強い味方に守られてますから。



皆さんありがとうございました。いい朝をシェアさせていただきました。
きっと素晴らしい登山ができますよ♪
ちなみに8月26日は1合目から5合目へ。9月1日は5合目から頂上へ登る予定。
なんと両日共、火祭りの日ではありませんか! わーわーわー。
(26日は富士吉田の火祭り、1日は清瀬市中里富士の火祭り)

行ってらっしゃ〜い!
(↑朝大学で授業の後、仕事に向かう皆さんにかけるコトバでもあります)





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移民の経験のある人には、こみ上げるものがあるかもしれません。



Una vez mas mi corazon vuelve al Japon, buscando la pasion de un amor oriental, vuelve a buscar tierna amistad, dulce ilusion...a ver al Fujiyama, el simbolo de amor.....Se llama Fujiyama, la montana Nipon que todo el pueblo ama...Se llama Fujiyama, el simbolo de amor hecho montana!!

アントニオ古賀さんでなく、Trio Los Panchosとスリーグレイセス(?)です。

私も最近、この歌の良さがわかってきました。夜中に聴くと泣けちゃいます。
歌詞は、みナみかズみ(安井かずみの初期の名)さん。ご存知でしたかー?

ちなみに、知人の日系チリ人と、郷土富士について話したことがあります。
「ああ、確かチリにも皆がフジサンて呼んでる山があったわ!」



後日、彼女が送ってくれた写真('70s撮影)には、家族と一緒の彼女(中央)と
チリ富士(オソルノ山)が写っていました。冠雪のオソルノは、まるで富士山。

火山なんですね。






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巨大錫杖があったのは、下総国分寺(跡地)です。
奈良時代、全国に建立された国分寺ですが、下総国分寺はその跡地しかありません。
国府台(こうのだい)という台地に建っています。
東京と千葉を分断する江戸川から見ると、かなりの高さがあります。



江戸名所図会にも、下総国分寺が描かれています。
画面の右下、赤い矢印をつけてみました。



(位置は違いますが)巨大錫杖は江戸時代からあったのですね。
杖の部分に「明暦」と刻まれてあったので納得。実際はこの倍くらいありますが。



そして、左下には、「二王門」つまり「仁王門」が描かれています。



私は子供の頃、思い切り仁王像に睨みつけられた記憶があります。
そのせいか今も何だかビビリます。だのになぜか信頼感を覚える仁王さん。



本堂を背にして仁王門を振り返ると、空が晴れていました。
向かって右側が西。富士山の方から西日が少しずつ空の色を変え始めます。
私はここでゆっくり夕暮れを迎えたかったのでした。

「浄土」。。。

私は思わずそうつぶやいていました。

仏が住まう西方浄土。。。
仏教が日本に入って来て以来、西という方角には特別な印象があったでしょう。
そして、関東人が西を向くと、富士山が目に入った。仏の住む富士山が。
そんな状況を鑑みると、この国府台の南端と東端に富士塚が造られたのも
不思議なこととは思えないのです。







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錫杖(しゃくじょう)が妙に好きです。
密教法具の錫杖は、修験者や僧侶が持ち、地面を突きながら歩きます。
突くたび、シャクシャク鳴るので錫杖とも言われています。

鳴るのは、杖の先端にある輪っかの中に通された6つの遊環(ゆかん)です。
輪っかの中央には塔がかたどられています。

「富士塚ゆる散歩」の烏天狗の手にも。

小さいイラストだったので、塔のディテールは省略しましたが。
あ、役行者も持っています。



魔除けの意味があるので、私もミニ錫杖を携帯してます。長さ7cm。





国分富士と東国分富士を訪れた日、こんな巨大な錫杖に出会いました。



場所はここ。山門がなんと鮮やかだろう。

つづく。。。






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机上の富士塚で、影富士を作りました。



実はこれ、富士急行「富士登山電車」のオリジナルグッズなのです。



「富士塚ゆる散歩」の中でも画像提供をしてくださった、富士山麓の住人、K様
から送られて来た、ステキなギフトです♪



雪をかぶった白富士は、砂糖がけ。
緑の夏富士は青海苔をまぶし、
溶岩溶け出すVolcanoは、七味唐辛子のせ。
氷に覆われた厳冬の富士は、ザラメを纏っています。

おいしくありがたくいただきました。
豊田本富士レポの途中でしたが、
新しい年が明けましたので、しばし中断。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年はいろいろ忙しく、特に新刊本の執筆に尽力していたので、
ブログが滞り気味でしたがようやく。。。手を離れつつあります。
本は、今月末に出ます♪(詳細はまた追って徐々に)

これからまたブログをちょこちょこ書いていきたいと思います。
だって、ネタは山ほどあるんだから。

とりあえず、新年の画像から。



元旦の大泉富士です。オトナたちがわらわらと登ってます。
こんなにオトナばかりなのは珍しい。



塚にある神社(鈴原神社とか)に供えられてあった餅。
木皿にあるのがよくわからないけど、どうやらそれも餅?



興奮気味にカメラのシャッターを押すファミリーたち。
撮ったり撮られたりの大家族でした。

頂上から南西の方角、木々の向こうに富士山が夕陽をあびています。
富士山を意識したら、フシギな写真が撮れました。
中央の、グリーンの光が眩しいです。



西側斜面から下山したら、雲切不動の石碑が
夕陽に光っていました。明治7年の古い碑です。



左下に刻まれた文字は、丸瀧講の名。
大泉富士は丸吉講ですが、
ここから近い白子富士を造ったのが丸瀧講。

かつて、講同士の交流は頻繁にありました。
大泉富士の山開きでも、講員が覚えていました。
「昔はね、白装束でよそから歩いて来たもんです」

2日の夕暮れ。大泉富士のすぐ西側の公園から見た光景です。



私はこのブルーを「宇宙色」と呼んでいます。
この発色で、この透明感。もはやただの空ではない。

地球という天体に、孤高にそびえる富士山は、
遥か遠くの宇宙空間からも認知されているでしょう。

そして成人の日、
浦安でも美しいシルエットが見えました。



場所は堀江ドック。旧江戸川を挟んで、西を向く。
この時期夕陽はどのへんに落ちるのだろうか。
(たぶん、富士山の左側だと思いますが)
ダイヤモンド富士に疎い私もさすがに気になります。

浦安では、富士山と夕陽の位置で、季節を感じたそうです。
富士山の左側に落ちる太陽が、しばらくすると右側に落ちる。
それを「富士戻り」と言って。
近所の梅がほころんでいました。
春はすぐそこまで来ています。

太陽の光がとてもあたたかいですね。
ミーアキャットのように、太陽に向かって
体をあたためてみたくなります。
でも、お腹を出すわけにいかないから、
手の平を太陽にあててみました。
すごいエネルギーが入ってきました。
おどろきです!!!

ところで、この富士塚かわいいでしょ?

ひとつ前の記事にあるように、千葉県市川市はかつて富士山信仰が大変活発で、今でもいくつも富士塚が残っています。

その中で(というかそれ以外にですが)、ちょっと変わった富士山が行徳にあります。知る人ぞ知る「行徳富士」です♪

これは、江戸川区の産廃業者による何十年も前に積まれた違法残土の山に、風に乗ってやって来た草木の種が根づいて生い茂り、まるでランドマークのように人々に知られたものです。

かつては疎まれていた山ですが、今はその緑の豊かさと形状のボリュームからして、地元では富士山として親しまれています。場所は東京湾に浮かぶ埋立地。京葉線の市川塩浜と二俣新町の間です。車窓から約十秒間にわたって見えます。

まずは、熱中時間やTOKYOカルカル等々でお世話になった、町ネタクリエイターの大山 顕さんが書いた、デイリーポータルの記事(2009年6月)をご覧あれ。
「チューボーと行徳富士」









京葉線と行徳富士の間にある高速道路は、湾岸道路です。

もちろん、これは信仰の対象の富士塚ではありません。でも、いつの間にか富士と呼ばれるようになった、地元の小山の存在が面白いわけです。その状況に注目することは、人間の可笑しさに着目するということであります。歴史(宗教)学者とクリエイター(アーティスト)との線引きがそこにあり、違う視線で追究することとなりますが、「人間を知る」意味では共通しているのかもしれません。

「いつか、一緒に行徳富士に登って合目石をつけちゃおうか♪」
なあんて、大山さんに提案してみました。
写メを受け取った時、鳥肌が立ちました。



富士登山をしていた母からの画像です。
御来光は、社の形をした雲の向こうから昇って来ています。下界には勾玉型の山中湖。そして、光に向かって滑り出す龍の形の雲。また、巻きながら生まれる新しい雲。紅色に染まって集まる雲。。。手前中央には、卵形の異空間も見えます。何かの姿かエネルギー体か。。。

見ているだけでパワーが伝わって来ました。龍雲はしばしば富士山にあらわれるでしょうが、これは龍に縁のある母にコンタクトして来たように思えてなりません。女性で初めて富士登山をした、高山たつも龍に御縁がありますし、富士山と龍の関係は深いものがあります(信仰の上でも)。

台風4号の影響で、途中から暴風雨の中、恐怖を味わったようです(まだメールでしかやりとりしていません)が、とにかく母は無事に下山いたしました。元気です。私と一緒に母の安全祈願をしてくださった方たち、心から御礼申し上げます。

母のおかげで私も元気をもらえました。ありがとう♪
きっとまた、新しい何かが始まることでしょう。


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HN:
芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
女性
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富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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