▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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ちょっと枠を広げて。。。メキシコ富士!?

去年の11月に噴火した、ポポカテペトル山です。
メキシコ・シティーから100キロしか離れていません。

まるで富士山ではありませんか?
富士山が噴火するとこんなでしょうね。フシギな気持ちに
なります。でも富士山も噴火の可能性がないとは言えません。
そうならないように……いのりましょう。

ちなみにポポカテペトルとはアステカの言葉で
SMOKING MOUNTAIN です。
そこに鎮火を願う信仰はあるでしょうか。うん、でもきっと。。。

北アフリカにもあったか。

標高5,895mのキリマンジャロに近い形状ですね。
(モロッコからは遠いけど、それを模しているかも???)
でもキリマンジャロも富士山も、共通点は「コニーデ型火山」。
コニーデ型火山とは円錐形の火山で、成層火山ともいいます。

ちょっとつぶれ気味ですが、私はキリマンジャロを
ケニア富士と呼びたいです(笑)。

ちなみにこれは陶器でできた山型のコスメ。
ひっくり返すと内側に紅が塗られています。
舞妓さんが使う「京紅」の要領で、水を含ませた筆で紅を
すくいます。京紅は紅花が原料ですが、モロッコの紅はなんだろ。。。

旅人が向き合うのは巨大なハマグリ?

それとも、祖国の霊山?

ふたつ下の記事に「水運」のことを書きました。

通説では、黒ボクは甲州朴(【朴】は石へんを打ちたいのですが)
という、甲州側からの溶岩を使っているそうなんですが
本当のところはわかりません。

江戸時代には、甲州からのボク石は、船で相模川を下り、
海路から江戸に運びました。

高田富士の場合は、神田川をさかのぼって牛込御門外の
揚げ場に揚げ、そこから荷車で運んだそうです。
揚げ場(あげば)は現在の飯田橋の対岸です。

ところで、学者が言うには、千葉県の浦安あたりはボク石が
手に入らなかったから富士塚には玉石が多いとのことですが、
私はそうとも思いません。現にふんだんにボク石を使って
いる塚もあるし、水路にはなんたって江戸川がありますもん。

江戸川の下流は富士講の盛んな土地です。
富士塚も多く残っている船橋が近い。浦安も近い。
ボク石が舟で運搬されたという説も読んだ記憶があります。

ボク石の少ない塚に関しては、費用が少なかったことと
江戸川区の塚によく見られる力石(力くらべのための)を
塚の下のほうに使ったことが理由かと思われます。
画像は、江戸川の支流にあたる「旧江戸川」です。

たぶんこの川もボク石を載せた船が下ったことでしょう。
この川の両側にはたっくさんの富士塚があるのです。
右岸は東京都江戸川区、左岸は千葉県浦安市。
手前は中洲というか、ちっちゃな島、妙見島です。

舞浜富士っていうのはジョークですからね〜♪
(デイズニーシーにあるプロメテウス火山です)

まずはカタく、石のことをちょっと書いておきます。

ボク(朴)石とも呼ばれ、簡単に言えば溶岩のことです。
火山岩の一種で、玄武岩質安山岩。地表に流出した溶岩が
変化ある形で固まったもの、とされてます。

富士塚には「お山の写し」としての使命があるので、
溶岩を使うのは当然ですが、江戸時代後期から江戸の地で
庭園にも多く使われるようになりました。
でも、京都や金沢では敬遠されたようです。
土留めなどには適するが、景石としては良石とはいえない
からでしょうか。

伊豆半島・富士山麓・浅間山・阿蘇山・桜島・那須地方など
の産があります。今は入手困難。

画像は富士山頂上の奥の宮で買ったお守りです。御霊岩!
溶岩としてはきめ細かい。ガラスの容器もイイ。

つづく。


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地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
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士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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