▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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「そろそろ戻りましょう。お焚き上げが始まる〜」
塩加持は、7時頃からだと告げられていたので、移動したのが6時50分すぎ。



参道の松明はずいぶん燃えている。ドキドキしながら筒屋へと急ぎました。
到着すると、すでに松明の前では塩加持の真最中!

「遅いよっ!何度も携帯に連絡したのに〜」
「ええー?7時からじゃなかったの?」
携帯を見れば、6時38分からいくつもの着信履歴が!
ショック!神楽殿にへばりついていて、全く気づかなかった。

休憩組が6時半頃来てみたら、塩に立てた線香もすでに形をくずし、
ご祈祷が進んでいたとのこと。
どうやら今年は、火のつきが早くて予定より早めに始めたようです。
わ〜ん。そんなこともあるのね!

ということで、下2枚は私が撮れなかった画像です。Rさんありがとう。



先達の足元にあるのが、木綿の白布に敷かれた「塩の土台」に建てられた
線香の富士山。もう灰になっています(泣)。



いくつかの違う講(派)の方たちが炎に向かい、合同でご祈祷です。
先達も3人。

自分で撮った画像につながります。ブレブレですが。。。









そして私も塩加持を受けました。

布でくるんだ塩(線香の火で熱くなった塩)を、背中の数カ所にあて、
その後、数珠を使って同じように力を込めて祈祷してくださいました。

パワフルでした。
塩の熱とご祈祷の声で、私は一瞬違う場所にいるかのように感じました。
その時「無音」だったのを覚えています。
エネルギーが入った瞬間でしょうか。



私の後もしばらく続きましたが、間もなく終了。
(膝を痛めて正座できない人は、膝にしてもらったそうです)



最後は松明に向かって、祈祷が続きました。

さて、加持に使った塩は持ち帰りできました。この塩を自宅の四方にまくと病気や害悪が来ないとされています。



参加者の方たちに小分けしても、まだたっぷりあります。
数日間、袋に入れっぱなしでだったので、粗塩は線香の灰を吸い、グレーに変色していましたが、当日を思い出し少し舐めてみました。
すると、有り難いことに元気注入の感覚が♪
水分を飛ばすために、しばし天日干し。盛り塩に使いたいと思います。

ところで、塩加持をやってらっしゃるのは、この方たちだけといいます。
いつ頃から始まったのか聞きそびれましたが、かつて富士講では、他にもいろんな加持祈祷がありました。
富士山頂上の金明水を加持水として使っていたことは有名(最近も市販してるとかないとか……)ですが、病気を治すために護符を配っていたこともあります。(詳しくはまた)

加持水は別としても、熱い塩や護符(に使われた墨)の効能は、決して非科学的ではありません。でも、かつては「怪し気なこと」として取り締まりの対象になった時代がありました。これもまたの機会に。

それより、松明の燃え残りつまり燠(おき)も、火除けのお守りになります。



うっかり取りそびれた私に、Kさんがたっぷり採取してくれてました♪
感謝です〜。

つづく。。。

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表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
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