▲「富士塚」だけで日記が書けます♪▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲
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字名が富士山といううらやましい住所をお持ちのK様には、いつも大変お世話になっております。彼女の七つ道具のひとつに、マグネット指し棒があります。「これを持っていると富士塚でボク石(溶岩)を説明する時に便利なんですよ」と1本くださいました。大変重宝しております。本当に感謝です♪



ふと、自分の持っている溶岩の磁力を確かめてみたくなりました。黒い溶岩より赤いほうがよく吸いつくようでした。丸い磁石の直径が13mmですから、この溶岩がけっこう強い磁力だというのがおわかりでしょう。



富士塚のオブジェをつくり始めた頃、溶岩と小石を集めていました。溶岩は伊豆大島三原山で採取。これらはほんの一部で、大きなものはまだまだあります(笑)。ヘリコプターや船も使って運んだのでした。小石は房総の海岸に通っては拾っていました。石碑や石段の表現に。



大きさや形で分類してますが、このへんは烏帽子岩用ですね。いいカタチのものはほとんど使ってしまったので、これらは予備軍。先日、打ち合わせの際ふとこれらのことにふれたので、帰宅後、久しぶりにひっぱり出してみたのでした。

最近渇望していることといえば、手を動かす作業。今は小石は使いませんが、これらを見ていたら無性に石拾いをしたくなりました。



えいっと出かけたのが、東京湾に浮かぶ人工の渚。葛西臨海公園内、海浜公園の西なぎさです。ぽっかり浮かんだ島なのです。臨海公園から橋を渡って到着です。

でも海を見ていたらそれで充分満たされ、石拾いよりもこのシチュエーションを味わうことにしました。そしてしばらくビーチにて、考え事を組み立てたりノートに書いたりしていました。

ちなみに、ここから見る東京湾はあまり日本を感じません。なぜだろう。(私はずっと南米の海岸のことが気になっていました)



ふと西を見ると、男性がひとり、やはり考え事をしているようなたたずまいで、波打ち際をゆっくり歩いていました。あの人がもし宮沢賢治だったらこの海岸を何と名づけただろう、なんて想像して楽しくなりました♪



渚の西端はこんなです。富士山はやや左寄りの前方です。日没ならば見えるはず。でも、ここは5時には閉園されるので、もう帰らなきゃ。



名前はわかりませんが、パンパスグラスのような、背の低いススキ科の植物が群生していました。心地よい風にふかれ穂先はまるで羽毛のよう。ふわふわとなびいて、淡く金色に光っていました。そして、それにしがみつくのはテントウ虫。驚くほどたくさんいました。

この光景は飽きません。何時間でもいられそうでした。



宮沢賢治もお帰りの様子。捜し物はみつかったでしょうか。。。

私もいくつか見つかりました。自分との対話、そしてフォーカスすること。それは時として広い空間(自然)の中でなければできないこともあります。最近こういう時間が持てなかったけれど、これはとても大事なことでした。



橋を渡って公園に戻り、東側を歩きました。目の前には「舞浜富士」であるプロメテウス火山の姿。浦安です。海から見るのは初めてかもしれない。

舞浜富士は、築造の途中をよく見ていました。今よりずっと富士塚っぽかった(笑)。でも、アミューズメントパーク内の人工火山とはいえ、実はとてもパワフル。先日、本当にそこにパワー(気)が宿っていると知りました。



こんなラブリーなポピー畑を歩いたり、



野鳥観察の沼から夕陽を眺めたり、かなり歩きました。

自然にふれるのは都会の中でもできます。車がなくてもできます。自分が、自然に対してある種の意識を向けなければなりませんが。。。でも早く富士山に行きたい♪



沈みゆく太陽は、ビー玉でした。
私の「メタル富士」を下山する人みたいな。

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芙蓉庵 (Yoko Arisaka)
性別:
女性
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▼▼▼【富士塚】とは▼▼▼
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富士山に登りたくても登れな
い人たちの為に、江戸時代に
関東各地に造られた「人造富
士山」のこと▲です。富士山
を信仰する▲▲▲富士講によ
るもので▲▲▲▲▲したが、
地元に▲▲▲▲▲▲▲ミニチ
ュア▲▲▲▲▲▲▲▲▲の富
士山が出来たことで、多くの
人が登山でき、大流行しまし
た。民衆のパワーですね♪♪
富士山の溶岩をのせ、一合目
から頂上まで登れるようにな
っています。意外なところに
ひっそりたたずんでますよ。
…………………………………

▼▼▼【芙蓉庵】とは▼▼▼
…………………………………
美しい作品も好きだけど、コ
ンセプトありきで表現するこ
とに喜びを感じるビジュツ家。
表現形態はこだわりません。
現在、富士塚のコンセプトに
インスパイアされ、色々な媒
体で表現。著書の【ご近所富
士山の謎】【富士塚ゆる散歩】
も、私にとっては作品です。
なぜ富士塚か……それは、海
外生活での体験から。詳しく
は本のあとがきに記してあり
ます。

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